慣用表現・格言とは? わかりやすく解説

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慣用表現・格言

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 14:51 UTC 版)

ラテン語」の記事における「慣用表現・格言」の解説

古典ラテン語慣用表現は、現代西洋諸語においても使われることが少なくなく、そのうち一部日本語にも入っている。ラテン語起源の英語などの単語日本語でも使われる例は、もちろん数多くある。 ad hoc アド・ホク:暫定の、臨時の(アドホックad lib. アド・リブad libitum アド・リビトゥムの略):即興アドリブ) alius ibi (alibi) アリウス・イビ:「他の場所で」の意(アリバイa priori ア・プリオリ先天的に、(哲学先験的に(ただし古典ラテン語法ではない)(アプリオリaqua アクア corona コロナ王冠 cum ( c ¯ {\displaystyle {\overline {c}}} ) クム:ともに、英語の with de facto デ・ファクト事実上の(対義語de jure法律的には))、defact は誤りデファクト) exempli gratia (e.g.):たとえば et alii (et al.) エト・アリイ:その他の者達(論文著者名省略などでしばしば用いられるet cetera (etc.) エト・ケテラ:その他(エトセトラego エゴ:私、自我 facsimile ファクスィミレ:似せて作れファクシミリgloria グロリア栄光 id est (i.e.):すなわち in situ:本来の場所で in vitroガラス器(試験管)内で in vivo生体内Pacta sunt servanda パクタ・スント・セルウァンダ:合意は守らるべし (Pacta sunt servanda) persona non grata ペルソナ・ノン・グラータ外交好ましくない人物 Quod Erat Demonstrandum (Q.E.D.) クオド・エラト・デモンストランドゥム:証明終わり直訳は「証明されようとしていたもの」) sine ( s ¯ {\displaystyle {\overline {s}}} ) スィネ:~なしに、ともなわず、英語の without virus ウィルス:毒 missile ミッスィレ:投げられるもの(ミサイルRequiescat in Pace:「安らかに眠れ」。墓碑刻まれる文字Memento mori:死を記憶せよ(メメント・モリCarpe diemその日を摘めいまを生きるホラティウスAmor Vincit Omnia:愛はすべてを征服する愛の勝利ヴェルギリウスVeritas Vincit真実は勝つヤン・フス) Justitia Omnibus:すべてに正義を(アメリカ合衆国ワシントンD.C.標語Plus Ultraプルス・ウルトラ (モットー)さらなる前進スペイン標語Sic transit gloria mundi:「かくのごとく世界栄光立ち去りぬ」(着座した教皇蝋燭の灯を吹き消しこの言葉発する習わしがあった)。 Fiat justitia ruat caelum正義はなされよ、たとえ天が落ちるとも Quidquid latine dictum sit, altum videtur :「ラテン語言えば何でも立派に聞こえる」(ラテン語についての格言primus inter pares:「同輩中の首席」。大日本帝国憲法下内閣総理大臣位置づけスイス連邦大統領位置づけをあらわす語。もともとは中世ドイツにおける王と諸侯との対等位置づけ現した(ハインリヒ1世参照)。

※この「慣用表現・格言」の解説は、「ラテン語」の解説の一部です。
「慣用表現・格言」を含む「ラテン語」の記事については、「ラテン語」の概要を参照ください。

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