恒例祭典
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 04:58 UTC 版)
祭事暦1月 1日 若水奉奠、新年祭 2日 二日祭 7日 昭和天皇武蔵野陵遥拝式 30日 孝明天皇後月輪東山陵遥拝式 2月 11日 建国記念祭 17日 祈年祭 23日 天皇御誕辰奉祝祭 4月 21 - 23日 春季例大祭 21日 清祓22日 当日祭23日 第二日祭・直会 29日 昭和祭 6月 29日 御創立記念日祭・献詠披講式 30日 大祓式 7月 13 - 16日 みたままつり 13日 前夜祭14日 第1夜祭15日 第2夜祭16日 第3夜祭 30日 明治天皇 伏見桃山陵 遙拝式 10月 17日 神宮神嘗祭遥拝式 17 - 20日 秋季例大祭 17日 清祓17日 臨時大祭18日 当日祭19日 第二日祭20日 第三日祭・直会 11月 3日 明治祭 23日 新嘗祭 12月 25日 大正天皇多摩陵遥拝式、煤拂祭 31日 除夜祭・大祓式 最重要の祭儀である例祭には4月21日から23日にかけての春季例大祭と10月17日から20日にかけての秋季例大祭があり、秋季例大祭には合祀祭が併せて斎行される(合祀祭と招魂祭(しょうこんさい)は別の祭儀である)。創祀時当初は1月3日、5月15日から18日、9月22日の年3度であったが、1879年(明治12年)の別格官幣社列格時に5月6日と11月6日に変更し、1912年(大正元年)12月には三度改められ、以後終戦迄は4月30日と10月23日が例祭日とされていた。 毎年4月に行われる大相撲春巡業の一環として靖国神社奉納相撲が行われる。 7月13日から16日にかけて斎行されるみたままつりは日本古来の祖先祭祀である盆行事に因んで1947年(昭和22年)から始められたもので、期間中は毎夜本殿において祭神を慰霊する祭儀を行ない、境内では大小3万を超える提灯や雪洞が掲げられる。 戦後70年の2015年(平成27年)から、9月中下旬の週末に「秋の夜長参拝 みらいとてらす-秋を彩る九段の光-」を実施している。境内を午後9時まで開放してライトアップし、参道にぼんぼりを灯すとともに遊就館にプロジェクションマッピングを行うほか、各種伝統芸能を奉献する。 その他、毎月1日、11日、21日には月次祭が斎行され、祭神各柱の命日毎に永代神楽祭を行なう。因みに、常日の拝殿には「白色」の幕が掛かるが、恒例祭の日には「紫色」の幕に掛け替えられる。その他、朝御饌祭、夕御饌祭が毎日行われている。 終戦の日の8月15日午前には放鳩式が行われる。また、戦没者の遺族らが参拝するほか、歴代内閣総理大臣では三木武夫、福田赳夫、鈴木善幸、中曽根康弘、小泉純一郎がこの日に参拝している。また閣僚、超党派議員連盟のみんなで靖国神社に参拝する国会議員の会等による参拝もなされ、境内では毎年戦没者追悼中央集会が開かれている。近年、神社周辺では右翼団体や左翼団体によるデモがなされることがあり、2013年(平成25年)には衝突が発生した。
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