べっかく‐かんぺいしゃ〔‐クワンペイシャ〕【別格官幣社】
別格官幣社
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/01 00:23 UTC 版)
後に、国家に功績を挙げた忠臣や、国家のために亡くなった武将・志士・兵士などを祭神として祀る神社のために別格官幣社が創設され、明治5年(1872年)に楠木正成を主祭神とする湊川神社が初の別格官幣社に列格している。別格官幣社は官幣小社と待遇は同じであるが、国幣小社よりも上位とされた規定はない。 なお、臣下であった菅原道真を主祭神とする天満宮は天神信仰によって祭神は雷神と同一視されたため、北野神社(現・北野天満宮)と太宰府神社(現・太宰府天満宮)の2社が例外的に別格官幣社ではなく待遇が上となる官幣中社に列した。
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