後代の新流派
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千家流以外で上記より時代が新しい流派。また、活動は確認できるが系譜未確認の流派。 大日本茶道学会(だいにっぽんちゃどうがっかい) 田中仙樵。 特定の流派の継承ではなく各流派の秘伝開放、理論的比較研究の必要性を説いて設立。点前の基本は裏千家流と石州流。 壺月遠州流(こげつえんしゅうりゅう) 紫野千家(むらさきのせんけ) 秋野月紫。尾張徳川の家老家に伝わった今沢流の系譜。自衛隊などで習流。 覚花一心流(こうかいっしんりゅう) 巓崢宗弘。商家において家伝として伝承。 中宮寺御流(ちゅうぐうじごりゅう) 奈良中宮寺歴代宮門跡に伝承されている。 茶道富士庵流 燁々流 内山一元 雲伝心道流(うんでんしんどうりゅう) 宗旦古流(一身田流とも) 円猷上人 真宗高田派本山専修寺にて伝わる 表千家都流 荒木道勲(村重)を遠祖とする九州菊池郡に家伝として伝わった流派。昭和5年に先代荒木宗仙が継承して現在の流派名に改名した。それ以前は表千家都派。 江戸千家新柳流
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後代の新流派(団体)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/03 00:11 UTC 版)
上記より時代が新しい流派(団体)。また、活動は確認できるが系譜未確認の流派。「家元制度」は、いわゆる素人弟子たちが家元から入門を許されたあと、その流儀に伝わる秘伝書や技能を学び習得していくのであるが、西山松之助著『家元ものがたり』に、「それは決して公開してはならない。そういう血判の誓約書を本来は弟子から家元に提出することになっている」とあるように、家元制度の観点からして独立、分派というものは存在し得ない。なお、相伝には一子相伝(志野流)と完全相伝(御家流)とがあり、完全相伝については、この限りではない。 風早流 風早実種が創設した御家流の一派。江戸時代前期の公卿風早実種を祖とする御家流の分流であるが、2017年時点は勢力が小さい。 古心流(柳原家) 泉山御流(家元・泉涌寺長老) 泉涌寺長老を御家元と仰ぐ香道の流派。 香道翠風流(こうどうすいふうりゅう) 福岡県の旧柳川藩に伝わる香道を、大正年間に流祖江頭環翠(かんすい)が再興し、翠風流を創流。 香雅流 香道御家流 霽月会 前・家元山本霞月の流れを汲む流派。山本霞月は途絶えかけていた御家流を復興するために志野流を離れた。 香道直心流 関東の流派。家元は松崎雨香。会長は浅草寺第24世貫首、清水谷恭順大僧正。「香木」だけでなく平安時代の「薫物」の文化も後世に伝えようと、志野流から独立。浅草寺大僧正とともに香道の存続に奔走し、カルチャーセンターに香道を持ち込む。 香道御家流桂雪会 1963年(昭和38年)発足。香道を自由に探求し、楽しみ、それを通じて日本文化への理解を深めようという趣旨で出来たグループである。 平安朝香道 2005年(平成17年)発足。
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