後付エルロンキット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/03 21:29 UTC 版)
「ムサシノ模型飛行機研究所」の記事における「後付エルロンキット」の解説
1992年12月20日、プレイリー・ハミングカブ・プレイバード号エルロン材料セット発売。軽曲技飛行仕様とある。標準の主翼に後付でエルロンを装備することで、エルロンを使用する曲技飛行を行うためのものと思われる。 さらにエルロンだけではなく、ラダーとエレベータの面積を増大する部品も入っており、低速で曲技を行う際の舵の効きを良くする必要があるから、という。 またエルロンとラダーを連動するためのミキシングを推奨している。もっとも単純にはサーボの信号を分岐させる二股コード(Yハーネス)を使用してラダーとエルロンサーボを同時に動作させる。または送信機側でのミキシングを行う。 これは極低速時の操縦性はエルロンだけでは不十分なためラダーも操舵することが必要だが、独立して操舵するのは難しいと判断したため。 この後付キットは、通常の模型店ルートで販売されず、直販のみとされていた。 エルロン材料セットの発売後に、書籍「軽曲技飛行のすすめ(研究)」とビデオ「“鳥シリーズ”の軽曲技飛行」が発売される予定だったようだが、発売されなかった。
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