岡崎市長へとは? わかりやすく解説

岡崎市長へ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/09 09:23 UTC 版)

柴田紘一」の記事における「岡崎市長へ」の解説

2000年平成12年6月第42回衆議院議員総選挙において、岡崎市長の中根鎭夫連日杉浦正健個人演説会出席し応援演説行った。同市では3か月後の9月10日市長選控えており、このため関係者の間では「中根の6選出間違いなし」と見られていた。6月25日杉浦順当に当選果たし6月28日中根正式に立候補意向明らかにした。 「5期でやめると言ったはずではないか」と反発感じた柴田青山秋男県議中根直接面談した。「どなたか市長さんの推薦される方を出して下さい私達応援しますから」と説得にかかると、中根は「各種団体から多く出馬要請受けている以上、今さらやめるわけにはいかない」とはねつけた7月19日には連合愛知三河中地協議会政策協定を結び推薦受けたことを発表し勢い拍車をかける戦中から終戦直後まで岡崎市長を務めた菅野経三郎。そこから続く竹内京治太田光二内田喜久中根鎭夫。彼ら5人の市長はいずれ保守系県議会議員出身者であったそのような政治土壌の中で、柴田青山も自らの出馬を当然意識せずにはいられなかった。もう一人自民党県議内田康宏中根長く敵対関係にあったものの、1996年平成8年)から中根陣営選対本部長引き入れられており、転身を摘まれていた。 青山秋男は1975年昭和50年)の岡崎市議会議員選挙初当選政治キャリアの点で柴田より一日の長があったが、この場合といって物を言ったのは県議会議員の期数であった13年前の選挙柴田現職僅差打ち破ったことが、二人明暗を分けた。さらに、中根多選反対急先鋒に立つ岡崎商工会議所会頭大川博美と大川の妻がともに柴田岩津中学時代恩師であったことが、柴田出馬確たるものにした。岡崎商工会議所会頭、副会頭文化人らによって作られ候補者擁立のための団体新世紀岡崎市政をつくる会」は大川候補者選び一任7月26日開かれた2回目会合冒頭で、大川は、出馬への意欲見せていた柴田自民党市議の河澄亨の二人のうちか柴田選び推薦決定した。そして杉浦正健青山柴田全面支援表明した8月9日元高教諭川島健市民団体市民開かれたたたかい岡崎市政を、みんなでつくる会(略称:あったか岡崎市政の会)」の推薦受けて立候補する意向表明8月19日自民党岡崎市支部中根柴田、河澄のいずれも推薦しないことを決めた保守3分裂という異例事態になった市長選9月10日執行され6歳未満の子供の医療費無料化出産費用の20万円補助市民の声聴く教えてくれません課」の新設市長給与の3割カットなどを選挙公約掲げた柴田初当選した。この年から市長選市議選同日選挙となり、投票率前回の32.11%から67.22%にはね上がった。 ※当日有権者数:253,322最終投票率:67.22%(前回比:+35.11pts) 候補者年齢所属党派新旧得票数得票率推薦支持柴田紘一 59 無所属75,826票 45.51% 中根鎭夫 75 無所属57,047票 34.24% (推薦民主党公明党自由党社民党連合愛知 河澄亨 57 無所属20,265票 12.16% 川島健 64 無所属13,479票 8.09% (推薦日本共産党 2006年平成18年)、東海市会長全国市長会副会長就任2008年平成20年8月21日、「あったか岡崎市政の会」が擁立した農水省東海農政局職員が、共産党推薦得て市長選立候補する意向表明10月5日行われた市長選で同候補破り3選。 2012年平成24年6月1日任期満了に伴う市長選への不出馬表明同年10月4日任期満了により退任10月21日市長選執行後継として擁立した日本一愛知の会園山康男県議落選した2014年平成26年6月岡崎市名誉市民推挙される。2015年平成27年4月29日旭日中綬章受章

※この「岡崎市長へ」の解説は、「柴田紘一」の解説の一部です。
「岡崎市長へ」を含む「柴田紘一」の記事については、「柴田紘一」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「岡崎市長へ」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「岡崎市長へ」の関連用語

岡崎市長へのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



岡崎市長へのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの柴田紘一 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS