小樽会場
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「北海道大博覧会 (1958年)」の記事における「小樽会場」の解説
港湾会場 海洋海運館 - テーマ館として文化経済の交流に重要な役割を果たす海運を解説。三菱造船の進水式のミニチュアパノラマ模型、南極観測隊のジオラマや雪上車実物、ディーゼルエンジン、北洋漁業操業区域地図、原子力船模型、世界の主要港の紹介、飯野海運のタンカー模型、造船技術紹介、圧搾空気によるエアカーテン式の空気防波堤模型、モデルシップを浮かばせた大水槽、魚と海藻の生態を表した海底旅行パノラマ、かもめプロペラのスクリュー展示、網に魚類の模型をいくつも載せた北洋漁業パノラマ、海上保安庁・海上自衛隊ブース、実物大のブリッジを展示。 貿易館 - 対岸貿易の促進と北海道の市場交易品を紹介。北海道貿易の推移パネル「躍進する北海道貿易」、道産民芸品や農産物展示、アジア・北米・ヨーロッパ各国の輸出入貨物状況や交易品の紹介などを展開。 産業観光館 - 朝里温泉や古代文字など小樽市の観光資源を紹介。直径9.9mの円盤半面を用いた50年後の夢を表した未来の小樽パノラマ、小樽市内の観光地各所を表したパノラマや観光土産店、小樽市と後志管内の町村や日本海沿岸都市の出展による大展示場、小樽建築士会設計の68.5平米の寒地向けモデルハウス、高さ5mのデコレーションケーキを始めとした菓子産業を表す菓子の国・パンの国ブース、食品・手芸品・家庭用品・物産品などを販売する即売場を展開。 中国館 - 国交正常化を臨むべく中国文化産業展協力会の協力を得て新中国の実態を紹介。人形・壺などの工芸品や写真パネル、即売所を設置。 遊戯施設 - 線路全長80mの豆汽車、飛行塔(ゴンドラ4機)、人工衛星(ゴンドラ12機)、ステレオスコープ、自動観光双眼鏡、ブランコなどを設置。 チルドレンセンター 記念スタンプ捺印所 動く特別館 - 埠頭会場付近に期間中アメリカ海軍巡洋艦トリードを始めオーストラリア海軍の艦艇2艇や、海上自衛隊の大湊地方隊6隻・甲型警備艦2隻・第2護衛隊群7隻や運輸省・水産大学の練習船などが停泊し自由見学や港外巡覧を実施。 祝津会場 水族館 - 3階建て1296平米に180種余りの魚類を展示。継続開館の要望が多かったため博覧会会期後も9月30日まで開館し、後に市立小樽水族館として活用。1階:ホール、中小水槽計12基・大水槽(2階吹き抜け)、淡水小水槽7基 2階:熱帯魚槽、小水槽14基・テーブル水槽24基、応接室 3階:休憩所・展望室 とっかり湾 - 水族館の前浜にて海獣や海亀を飼育展示。 無料休憩所 鰊番屋
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