導力飛行船とは? わかりやすく解説

導力飛行船

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 17:04 UTC 版)

英雄伝説 軌跡シリーズ」の記事における「導力飛行船」の解説

七耀暦1168年本編の時代のおよそ35年前)にアルバート・ラッセルとツァイス技術工房によって実用化された、空を飛ぶ乗り物ヘリウムなどの気体使って浮く現実世界飛行船とは異なり浮力導力によって発生させ、速度速い導力機関から生み出されエネルギー飛翔機関によって変換し反重力フィールド生み出すことで自ら浮力発生させ、垂直離着陸ホバリングが可能。作品世界中では、国内国外都市間を結ぶ公共交通として旅客飛行船広く普及しているほか、軍事用途でも用いられている。小型飛行艇含め船内多層構造になっており、導力機関用い都合上船内機関室を持つ。 作品中世界には翼による揚力用いた飛行機存在せず熱気球の類も登場しないため、一般的な乗り物としては空を飛ぶ唯一のものとして登場している。以下、作品中登場する主だった導力飛行船について記述する旅客飛行船 七耀暦1175年実用化された、公共交通機関としての飛行船飛行速度時速900セルジュ時速90km)ほど。 ツァイス中央工房(ZCF)製の船(全長30アージュ)として、リベール王国リンデ号、セシリア号、国際定期便のグレトナ号、旅客船ベースにした移動工房ライプニッツ号が登場している。 大型のものとしては、ラインフォルト社製のルシタニア号全長150アージュ)が登場している。 飛行艇 七耀暦1192年の《百日戦役に際してアルバート・ラッセルが開発した警備飛行艇をはじめ、小型の導力飛行船は「飛行艇」と呼ばれる基本的に軍用だが、エレボニア帝国貴族では私有している者も少なくない最高時速山猫号では2,300セルジュ時速230km)に達する。従来旅客飛行船比べて小型で、高速で、かつ小回りが利く。 飛行艇最初に開発したリベール王国ツァイス中央工房(ZCF)のほか、エレボニア帝国ラインフォルト社カルバ―ド共和国ヴェルヌ社製造している。結社《身喰らう蛇》も独自の飛行艇多数保有し結社飛行艇ステルス機能搭載する船名を持つ主な船としては、カプア兄弟山猫号が登場飛行艇よりやや大型で、かつ下記の船種に当てはまらないものとしては、猟兵団赤い星座》の強襲揚陸艦ベイオウルフ号、「暁」試験班が運用している病院船エインセル号が登場している。 高速巡洋艦 七耀暦1202年リベール王国完成させた軍用の導力飛行船。飛行艇比べると倍以上の全長があり、飛行艇運用のために必要な最低限船内設備しか持たないのに対し作戦会議室や格納庫などの多用設備有する最高速度は「空3rd時のアルセイユ最高時速3,600セルジュ時速360km)ほどで、作品中の全船種の中で最も速い武装として、対空砲のほか、船首部主砲格納している。 『閃』までに、リベール王国軍のアルセイユ全長42アージュ)と、その2番艦でエレボニア皇室保有するカレイジャス全長75アージュ)、3番艦で同じくエレボニア皇室保有するカレイジャスIIの3隻が登場している。 飛行戦艦 軍用の導力飛行船。非常に大型であることが特徴で、飛行艇機甲兵のような大型兵器船内多数格納して運用することができる。 ルシタニア号のような大型旅客飛行船比べてサイズ大きいため、エレボニア帝国ではパンタグリュエル運用するために空港設備拡張必要になった。 『閃』で、エレボニア帝国パンタグリュエル全長250アージュ)、ガルガンチュア級(全長250アージュ)、カルバ―ド共和国バテン=カイトス級(全長200アージュ)が登場している。 《紅の方舟》グロリアス 『空』と「閃IV」に登場結社《身喰らう蛇》運用する戦闘空母で、使用には《盟主》の許可を必要とする。 全長280アージュという作品中でも最大サイズ巨体を誇る船で、多数強化猟兵人形兵器を収容するだけでなく、12隻の飛行艇格納しゴルディアス戦略人形兵器の運用にも対応する兵装としては、主砲のほか、多数自動砲台備える。結社飛行艇と同様、ステルス機能搭載しているため、通常のレーダーでは捕捉できない導力機関には22基のエンジン搭載し、高度8,000アージュ飛行船内にある《聖堂》から《星辰の間》に接続することができる。 特殊作戦艇《メルカバ》the 3rd」、「碧」、「閃IV」に登場星杯騎士団極秘裏に運用する飛行艇で、守護騎士ドミニオン1人に1隻の専用艇があり、計12存在する操縦数名従騎士担当エプスタイン財団協力完成。七耀暦1178年には存在しているため、完成リベール王国警備飛行艇より早い古代遺物天の車》を用いているため、厳密には他の「導力飛行船」とは異なる。導力によって動くところは他の飛行船と共通だが、原動機として、導力機関ではなく霊子機関機関部に持つ。飛行船としては小回り効き《神機》アイオーンType-βと単機交戦したこともある。 一般的な飛行艇比べる船体大きく内部には休息設備工房設備を持つ。外装鏡面装甲覆われレーダーからのステルス機能だけでなく、光学迷彩機能有する

※この「導力飛行船」の解説は、「英雄伝説 軌跡シリーズ」の解説の一部です。
「導力飛行船」を含む「英雄伝説 軌跡シリーズ」の記事については、「英雄伝説 軌跡シリーズ」の概要を参照ください。

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