宅八郎を称すとは? わかりやすく解説

宅八郎を称す

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 21:20 UTC 版)

宅八郎」の記事における「宅八郎を称す」の解説

1989年起こった東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件容疑者宮崎勤逮捕によって"オタク"という概念注目が集まる中、日本独特のオタク文化というものの発生衝撃を受け、それまで記事書いていた『週刊SPA!上で1990年2月の全16ページ特集記事「『おたく』が世紀末日本を動かす!」にて「オタク評論家 宅八郎」として登場翌年雑誌だけでなく森高千里フィギュアマジックハンド紙袋を持つという姿で『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』や『とんねるずの生でダラダラいかせて!!などのようなテレビ番組はじめとする各種媒体出演しお茶の間に宅自身とそれが演じる"オタク"に対す強烈な印象与えた。ただし、この宅が扮装したオタク」の格好は宅自身嗜好基づいて選ばれ服装ではなく戯画的にオタク演出するために、あえてダサイ服に着替えていたものだった。宅は東レ研究員であったといい、服飾に関して繊維基礎的な知識から持ち合わせていて、ブランド物については蘊蓄を傾けることができるほど造詣深かった1990年秋には、『月刊プレイボーイ専属モデル撮影を同誌編集者宮崎幸男に妨害されたとして、謝罪要求したが、宮崎からは拒否された。そこで、宅はその顛末を『週刊SPA!』の連載取り上げ宮崎個人情報暴露したことから、『週刊プレイボーイ』のフリーライター小峯隆生からは、「おまえ、宮崎さんにひどいことをしたな」、「この業界食っていけないようしてやる」などと脅迫されたため、共演したテレビ番組の出演中に宅は小峯目の前で週刊プレイボーイ』を破り捨てた。さらに宅は「小峯隣人計画」と称して小峯自宅マンション隣室転居しベランダ広角レンズビデオカメラ設置して小峯夫妻私生活仔細に観察し観察結果を『噂の眞相』の連載コラム発表このため小峯が宅を民事訴訟し、裁判所仮処分申請求め騒ぎ発展した。 これ以降、宅は「処刑執行人」と称し、「復讐」という名目で、論争相手個人情報一般雑誌紙面公開するほか、論争相手対す嫌がらせを自らの連載の中で公表したり、「やっちゃえ! OK!」・「○○を殺す!」などと読者煽ったりするようになるまた、宅が「復讐」と称する嫌がらせ行為2017年法律ではストーカー行為認定されるほどのレベルにまでエスカレートすることも多く標的人物から、住居侵入強要威力業務妨害被害届出されたり、宅本人や『噂の真相編集部警察強制捜査が入ると噂されたりすることがあった[要出典]。 『噂の眞相』では、『断筆宣言』を発表して連載降りた筒井康隆に代わって田中康夫連載執筆依頼したところ、宅の連載一時休載することになったその後、宅がこの一件について田中攻撃したが、田中から連載上で反論されて激昂し田中の車や家の一部破壊したり、白紙ファクシミリ送り続けたりするなどの嫌がらせ繰り返し田中自宅前で騒ぐ宅を怖がった近隣住人から警察通報されるなどの騒ぎとなったその後安部譲二仲介もあって一度和解したものの、両者の間で板ばさみ状態になった編集長岡留安則胃潰瘍になった[要出典]。 1994年11月2日には、同年7月22日に宅の自家用車駐車場を出る際、隣の車をこすったにも関わらずそのまま走り去ったとして、道路交通法違反当て逃げ)の容疑警視庁代々木警察署逮捕されたが、宅本人上記週刊ポスト担当デスク事件による別件逮捕主張している。 これらの騒動当て逃げ容疑での逮捕重なり、『噂の眞相』の連載遂に打ち切られるが、扶桑社の『SPA!』に移籍し新たな連載仕事得た

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