土日共通の概要
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「KEIBAワンダーランド」の記事における「土日共通の概要」の解説
京都競馬場と阪神競馬場で行われるレースを実況中継する。夏期開催の中京競馬場、小倉競馬場でのレースもKBSのスタッフを動員して実況中継する(それ以外の第3場開催で行われる場合は、それぞれ地元局(テレビ愛知、三重テレビ、2004年(平成16年)まではTVQ九州放送も)が独自に放送する)。なお関西テレビを除き、関西で競馬中継を放送する局はラジオを含めてすべて夏期(中京・小倉)開催では現地まで出張して中継する。 「KEIBA BEAT#制作局別のスケジュール」および「DREAM競馬#制作局のスケジュール」も参照 KBS京都の中継は、地上波テレビ放送の競馬中継としては1週間における放送時間が日本で最も長い(土曜日・3時間55分、日曜日・1部2部合わせて3時間10分)。この長時間中継を活用してレースの合間にインタビューコーナー、調教ビデオ・参考レースビデオなどを豊富に使った展望コーナーを充実させた放送を行っている。2008年(平成20年)最初の放送となった1月5日放送分からハイビジョン制作となり、地上デジタル放送ではハイビジョン放送となった。 副音声で自動音声によるオッズの読み上げが放送されていたが、馬単・三連複の導入に伴い終了した。そのため、スポーツ中継としては珍しいモノラル音声で放送されていた。ただしTVQ九州放送では、独自にステレオ音声にして送出している。 年間最後の放送ではその年の全GIレースを、最後の直線でハイライトして行くコーナーで締め括る。 2008年(平成20年)1月5日から地上デジタル放送ではハイビジョン放送。取材VTRなどは4:3SDのままなので地上デジタル放送では4:3SD映像の両サイドに「CLUB KEIBA」(JRAの2008年(平成20年)年間キャッチコピー)のロゴ入りサイドパネルを表示。尚、ハイビジョン制作移行後の土曜競馬中継のネット局はKBS京都とネット局間の伝送回線の関係でテレビせとうちの様にハイビジョン放送となっている局と全編4:3SDでの放送になっている局とに分かれる。併せて、出演者のネームテロップにも「CLUB KEIBA」のロゴが使われている。 2008年(平成20年)4月5日から番組タイトルを「KEIBAワンダーランド」と改めた(出演者は変更なし)。また新聞の番組表にはこれまで「競馬中継」と表記されていたが、この日より「競馬ワンダーランド」と表記している。オープニングタイトルは土日共通であるがテーマ曲はこれまでどおり土日別々の曲を使用しており、また土曜日は番組内の各種BGMを改題前からほとんど変更していないのに対し日曜日は全てのBGMを一新しており、またCM前アイキャッチ時のタイトルロゴやKBS京都のみではあるがオープニング・エンディングの制作クレジットも土曜日と日曜日で微妙に変えており改題前以上に土曜日と日曜日の中継で差別化を図っている。 三重テレビとテレビ愛知は中京競馬場での第3場=裏開催で行われる場合土曜競馬中継、日曜競馬リレー中継として放送していたが2010年(平成22年)1月の開催から「KEIBAワンダーランド」のタイトルを共有使用することになった。 2010年(平成22年)7月3日より、地上アナログ放送では16:9のレターボックス画面に変更された。これは、7月5日の放送から全番組がデジタル放送移行を前提とした完全レターボックスに移行するための処置(ダイジェストも同じ)。 月曜日の変則開催時、以下の場合JRA公式映像(地上デジタル放送では4:3SD映像であったが、2008年(平成20年)6月より全場ハイビジョン対応)、ラジオNIKKEIの実況音声が配給されている。 関西主場以外の特別競走・最終競走(例外:2008年(平成20年)の福島記念(この年は11月にも変則開催)と2009年(平成21年)エルムステークス(新潟開催)当日のメインレース(エルムステークス)と準メインレース(10R)) 2000年(平成12年)ごろ、全国全レース発売が実施されるようになってからのごく一時、首都圏県域3局(現・首都圏トライアングル)が共同制作する「中央競馬ワイド中継」と同じものを最終競走に限りネットした事があった。(レースの実況はラジオNIKKEI=当時ラジオたんぱのものであるが、ゲート入り、レース後の実況は首都圏県域3局のものがそのまま放送されていた)
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