関西主場
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「ラジオ日本 土曜・日曜競馬実況中継」の記事における「関西主場」の解説
1990年代までは、土曜日・日曜日共に関西メインレースをKBS京都(『競馬中継.EXE』→『KEIBAワンダーランド』)から音声のみネット受けするのが基本で、例外として天皇賞・春と菊花賞に限り、ラジオ日本のアナウンサーが京都競馬場から実況していた。 詳細は「KEIBAワンダーランド#ネット局」を参照 2001年4月改編でKBS京都からの土曜メインレースのネットを取りやめ、ラジオ関西(AM KOBE、『パーフェクト競馬』→『GOGO競馬サタデー!』・MBS制作受託)との相互ネットに切り替えた。その後JRAの全レースが全国発売されるようになり、2003年9月より、関西主場の最終レースを毎日放送(現・MBSラジオ、『みんなの競馬』→『GOGO競馬サンデー!』)から受けるようになった。逆に、2007年まで唯一関東で土曜に行われていたGIのJCダート(現・チャンピオンズカップ)当日はMBSのスタッフが関東に出張してラジオ日本の技術協力で放送していた。 詳細は「GOGO競馬サタデー!#関東主場」および「全国発売競走#メインレースの東西相互発売→特別3レース全国発売→全レース全国発売へ」を参照 その後、2006年からは関西で行われる天皇賞・春と菊花賞以外のGIレースもKBS京都からのネットを取りやめ、優馬(当時は1馬)の関西(栗東トレセン)常駐トラックマンを解説者に据えて、MBSの技術協力で自社制作することになった。 2010年、JRAは東西の独立U局で提供してきた競馬放送をBS11による全国放送(『BSイレブン競馬中継』)に移行することになり、京都放送は日曜日の競馬中継を取りやめた。このため、2011年1月より日曜メインレースはラジオ大阪(『OBCドラマティック競馬』)から受けるように変更した。 「OBCドラマティック競馬#ネットワーク」および「うまDOKI#概要」も参照 ただし、OBCは関西GIレースの実況を文化放送(『中央競馬メインレース中継』)にネットするため、ラジオ日本競馬班のアナウンサーによる関西2場からの実況は継続されることになった。加えて従来MBSからネットされていた関西GI前日のメインレースと最終レースもMBSの技術協力で自社制作することになった。関西GIが行われる週はアナウンサー2人が派遣され、そのうちの1人が土曜日のメインレースと最終レース、日曜メインのGIと最終レース(まれにどちらか1名はGⅠのパドック解説も)を実況する形を基本とするが、2人が分担して実況するケースや、変則3日間開催で東日本主場の開催がない場合など稀にアナウンサー3人以上が派遣されることもある。また、関東でのGI開催日にMBSが東京・中山から実況をする場合は、土曜日開催のGIレースに限ってラジオ日本がMBS・CRKに技術協力を行う。日曜開催のGIはニッポン放送が技術協力する。 詳細は「日曜競馬ニッポン#メインレースのネット受け」および「GOGO競馬サンデー!#ネット局」を参照 なお、関西主場の最終レースの発走が遅れて放送時間内にゴールまで実況出来ないとMBS側が判断した場合、実況を受けられないことが稀にある。2018年のJBCレディスクラシック(京都12R)は自社制作の上放送枠を延長したため発走が遅れても放送出来たが、2019年12月28日の阪神12RはRFで16:30から競輪中継(オッズパーク杯ガールズグランプリ)があったため放送出来なかった。 また、日曜日にプロ野球のクライマックスシリーズがデーゲームで行われ、当該試合に阪神タイガースが絡む場合と、発走時間が16時30分以降に設定されている日本ダービー当日の関西主場最終レースについてはMBSから裏送りを受ける。
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