図書規制法
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図書規制法(としょきせいほう)は、1984年(昭和59年)に自由民主党(自民党)が立案した日本の法律案の通称である。正式名称は「少年の健全な育成を阻害する図書類の販売の規制に関する法律(仮称)案要綱試案」で、法律案ではあるが、文献では「図書規制法」の名前で言及されるのが普通である。様々な要因が重なって自民党が法案提出を断念した。
注釈
出典
- ^ a b 橋本健午 『有害図書と青少年 大人のオモチャだった"青少年"』明石書店、2002年、320頁。ISBN 9784750316475。以下『有害』と略記。
- ^ 橋本『有害』p.319
- ^ a b 橋本『有害』p.318.
- ^ a b c d e “第101回国会 衆議院予算委員会 第3号 (昭和59年2月14日)”. 国会会議録検索システム. 国立国会図書館 (1984年2月14日). 2020年1月31日閲覧。
- ^ 長岡『マンガ』p.142.
- ^ 『朝日新聞』1984年3月14日(朝刊)
- ^ “第101回国会 衆議院予算委員会 第3号 (昭和59年2月14日)”. 国会会議録検索システム. 国立国会図書館 (1984年2月14日). 2020年1月31日閲覧。
- ^ a b “第101回国会 衆議院予算委員会 第9号 (昭和59年2月21日)”. 国会会議録検索システム. 国立国会図書館 (1984年2月21日). 2020年1月31日閲覧。
- ^ 長岡義幸 『マンガはなぜ規制されるのか 「有害」をめぐる半世紀の攻防』平凡社新書、2010年、143頁。ISBN 978-4-582-85556-2。
- ^ 長岡義幸 『発禁処分 「わいせつコミック」裁判・高裁編』道出版、2005年、34-35,39-40頁。ISBN 4-86086-024-1。
- ^ 長岡『マンガ』p.143.
- ^ 清水英夫「青少年条例改正の意味と問題点――"有害"図書規制を中心に」p.4(清水英夫・秋吉健次 編 『青少年条例 自由と規制の争点』三省堂、1992年。ISBN 4-385-31334-2。所収)
- ^ 長岡『マンガ』p.144.
- ^ a b c 竹内オサム 『戦後マンガ50年史』筑摩書房、1995年、165頁。ISBN 4-480-05201-1。
- ^ 長岡『マンガ』p.73-74.
- ^ 橋本『有害』pp.312-313.
- 1 図書規制法とは
- 2 図書規制法の概要
- 3 法案提出断念
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