図書規制法とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 図書規制法の意味・解説 

図書規制法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/02 18:23 UTC 版)

図書規制法(としょきせいほう)は、1984年昭和59年)に自由民主党(自民党)が立案した日本の法律案の通称である。正式名称は「少年の健全な育成を阻害する図書類の販売の規制に関する法律(仮称)案要綱試案」で、法律案ではあるが、文献では「図書規制法」の名前で言及されるのが普通である。様々な要因が重なって自民党が法案提出を断念した。


注釈

  1. ^ 長岡『マンガ』p.143では2月21日の答弁と書かれているが誤りで、実際には2月14日の衆議院予算委員会での発言である[7]

出典

  1. ^ a b 橋本健午 『有害図書と青少年 大人のオモチャだった"青少年"』明石書店、2002年、320頁。ISBN 9784750316475 以下『有害』と略記。
  2. ^ 橋本『有害』p.319
  3. ^ a b 橋本『有害』p.318.
  4. ^ a b c d e 第101回国会 衆議院予算委員会 第3号 (昭和59年2月14日)”. 国会会議録検索システム. 国立国会図書館 (1984年2月14日). 2020年1月31日閲覧。
  5. ^ 長岡『マンガ』p.142.
  6. ^ 『朝日新聞』1984年3月14日(朝刊)
  7. ^ 第101回国会 衆議院予算委員会 第3号 (昭和59年2月14日)”. 国会会議録検索システム. 国立国会図書館 (1984年2月14日). 2020年1月31日閲覧。
  8. ^ a b 第101回国会 衆議院予算委員会 第9号 (昭和59年2月21日)”. 国会会議録検索システム. 国立国会図書館 (1984年2月21日). 2020年1月31日閲覧。
  9. ^ 長岡義幸 『マンガはなぜ規制されるのか 「有害」をめぐる半世紀の攻防』平凡社新書、2010年、143頁。ISBN 978-4-582-85556-2 
  10. ^ 長岡義幸 『発禁処分 「わいせつコミック」裁判・高裁編』道出版、2005年、34-35,39-40頁。ISBN 4-86086-024-1 
  11. ^ 長岡『マンガ』p.143.
  12. ^ 清水英夫「青少年条例改正の意味と問題点――"有害"図書規制を中心に」p.4(清水英夫・秋吉健次 編 『青少年条例 自由と規制の争点』三省堂、1992年。ISBN 4-385-31334-2 所収)
  13. ^ 長岡『マンガ』p.144.
  14. ^ a b c 竹内オサム 『戦後マンガ50年史』筑摩書房、1995年、165頁。ISBN 4-480-05201-1 
  15. ^ 長岡『マンガ』p.73-74.
  16. ^ 橋本『有害』pp.312-313.


「図書規制法」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「図書規制法」の関連用語

図書規制法のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



図書規制法のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの図書規制法 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS