わいせつぶつはんぷ‐ざい【×猥×褻物頒布罪】
読み方:わいせつぶつはんぷざい
わいせつ物頒布等の罪
(わいせつ物頒布罪 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/06 04:45 UTC 版)
わいせつ物頒布等の罪(わいせつぶつはんぷとうのつみ)は、日本の刑法175条で規定される犯罪である。
注釈
出典
- ^ 園田寿・臺宏士『エロスと「わいせつ」のあいだ 表現と規制の戦後攻防史』朝日新聞出版〈朝日新書〉、2016年、5頁。
- ^ “わいせつ動画「URL」投稿で逮捕、余罪数百件の疑い…リンク貼るだけでも犯罪?”. 弁護士ドットコム. 弁護士ドットコム (2017年9月19日). 2020年10月1日閲覧。
- ^ “画像投稿サイト運営の社長ら7人、わいせつ図画陳列で逮捕”. 読売新聞 (読売新聞社). (2007年5月23日). オリジナルの2007年5月25日時点におけるアーカイブ。 2007年5月25日閲覧。
- ^ 西田典之『刑法各論』、曽根威彦『刑法各論』、前田雅英『刑法各論講義』、堀内捷三『刑法各論』、中山研一『刑法各論』、内田文昭『刑法各論』など参照。
- ^ 園田寿・臺宏士、前掲書、250、253頁。
- ^ “海外から絶大な支持を受ける「日本のアダルト業界」。世界基準と大きく異なるモザイク国家・日本のアダルト規制とは。日本人初のカップルPornhuberが伝える”. 集英社オンライン. 集英社 (2023年4月22日). 2023年4月25日閲覧。
- ^ 園田寿・臺宏士、前掲書、168-173頁。
- ^ 志田陽子 (2020年7月17日). “ろくでなし子裁判・最高裁判決は何を裁いたのか ――刑事罰は真に必要なことに絞るべき”. Yahoo!ニュース. 2021年3月30日閲覧。
- ^ 小宮自由 (2016年5月19日). “わいせつ物頒布罪は廃止すべきである”. アゴラ. 2023年3月25日閲覧。
- ^ “「必要な議論を飛ばして表現規制で全ての問題を解決しようとしている」“青少年健全育成基本法”の議論が抱える、そもそもの問題点とは【山田太郎と考える「表現規制問題」第5回】”. ニコニコニュース. ドワンゴ (2017年6月8日). 2023年3月18日閲覧。
- ^ 参議院. “刑法第百七十五条の廃止に関する請願”. 2023年6月20日閲覧。
- ^ 西田典之 『刑法各論』 弘文堂(1999年)84頁
- ^ 林幹人 『刑法各論 第二版 』 東京大学出版会(1999年)91頁
- ^ 白田秀彰. “情報時代における言論・表現の自由(3.2.1 猥褻表現)”. 2009年9月21日閲覧。
- ^ a b 園田寿 (2015年10月9日). “性表現について不快感を示す人びとの存在 ー春画展に寄せてー”. Yahoo!ニュース. 2023年7月25日閲覧。
- ^ 平野龍一『刑法概説』、林幹人『刑法各論』など。
- ^ 平野龍一『刑法概説』など。
- ^ 長谷部恭男編『リーディングス現代の憲法』紙谷雅子執筆部分参照。しかし、わいせつ物が犯罪等を助長するという科学的根拠はないと言われている(1970年のアメリカ大統領委員会報告書など)。
- ^ “「わいせつ表現」規制と女性差別克服は関係ない? 憲法学者・志田陽子氏インタビュー”. wezzy (2016年12月27日). 2023年7月2日閲覧。
- ^ a b c d “局部の写真を送りつける「ちん凸」、有名インフルエンサーも被害に 法的には? - 弁護士ドットコムニュース”. 弁護士ドットコム (2023年9月29日). 2023年12月1日閲覧。
- ^ “平成30年(あ)第1381号 わいせつ電磁的記録記録媒体陳列,公然わいせつ被告事件 令和3年2月1日 第二小法廷決定”. 最高裁判所. 2022年11月9日閲覧。
- ^ “児童ポルノ売買、48人検挙 事件なくならない事情とは:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル (2021年3月3日). 2023年12月1日閲覧。
- ^ 「わいせつ動画投稿 中学校女性教諭を停職1年処分 秋田県教委」『NHK秋田News Web』2024-1-25
- ^ 「わいせつ動画投稿疑い 秋田、女性教諭を逮捕」『産経新聞』2023-11-15
- 1 わいせつ物頒布等の罪とは
- 2 わいせつ物頒布等の罪の概要
- 3 条文
- 4 わいせつの定義をめぐる議論
- 5 脚注
わいせつ物頒布罪と同じ種類の言葉
- わいせつ物頒布罪のページへのリンク