四川軍での台頭とは? わかりやすく解説

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四川軍での台頭

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/07 03:45 UTC 版)

孫震」の記事における「四川軍での台頭」の解説

翌年3月劉存厚が川軍将領支持失って陝西省寧羌(現在の漢中市寧強県)に逃れたが、孫震はこれに追随せず、四川に留まった。以後孫震は、川軍の有力指揮官1人である田頌尭の片腕となっている。その後四川内戦経て1925年民国14年12月に田が川西屯殖総司令本拠三台となると孫震副司令兼第21師長として綿陽駐屯した。翌年12月に田が国民政府転じて国民革命軍29軍長となると、孫は副軍長兼第1路司令に任ぜられた。孫震は、自軍訓練勤しんだだけでなく、教育事業経済振興農地開発文化奨励にも熱心であった。その文武両面の手腕は、川軍軍人中でも傑出したものであったとされる1932年民国21年)、孫震は田頌尭と対立の末に上海一時出奔したことがあった。しかし結局、田の要請により復帰し劉文輝対立する川軍指揮官との戦い続けた長征中の紅軍第4方面軍四川通過した際には、田と孫震はこれを迎撃したものの、大敗に終わる。次いで、川軍のリーダー目される劉湘の下で、田・孫率いる第29軍は他軍とともに紅軍包囲攻撃した。しかし1935年民国24年3月紅軍は第29軍の防衛線を突破してしまう。これにより、田は蒋介石から責任問われて第29軍長罷免され孫震後任軍長となった。さらに5月には、孫震第41軍軍長とされている。

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四川軍での台頭

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王陵基」の記事における「四川軍での台頭」の解説

絹織物商の家庭生まれる。1903年光緒29年7月四川武備学堂速成班で1年学習したその後日本留学し、東斌学堂成城学校学んでいる。1906年光緒32年)に帰国すると、四川新軍軍務に就きチベット赴任した1908年光緒34年秋に四川陸軍軍官速成学校創設されると、王陵基ラサから成都呼び戻され同校翻訳官に任ぜられる。当時四川省では鉄道保護運動発生等により革命派活動が盛んであったが、王は革命派からの勧誘があっても拒絶貫いた中華民国成立後も、王陵基引き続き四川軍で団長として起用された。1913年民国2年)、第二革命二次革命)が勃発すると、四川都督胡景伊の命により王は重慶蜂起した革命派熊克武撃破した1915年民国4年12月護国戦争勃発すると、四川督軍陳宧の下で四川軍第1師第4団団長に任命され護国軍と戦い、まもなく第3師第5旅旅長に昇進している。翌1916年民国5年5月に陳が護国軍側へ寝返り独立宣言すると、袁世凱支持派四川軍人周駿支持して陳を攻撃した。ところが6月に袁が死去してしまい、後ろ盾失った周・王はいずれ下野余儀なくされるその後、王は山東省煙台鎮守使に任ぜられる。さらに北京政府中央要職得よう活動したものの、成果無かった1921年民国10年2月王陵基重慶拠っていた四川第2軍軍長楊森頼り、同軍参謀長に任ぜられた。その後楊森補佐して他の四川指揮官と戦うも、翌年に楊が敗北して湖北省一時脱出したため、王はその下を離れて四川に留まった。1923年民国12年7月劉湘四川善後督弁に任ぜられると、王はその配下転じる翌年、第28混成旅旅長に昇進し1925年民国14年)には四川第3師長兼江巴衛司令となった

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