四帝国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 07:15 UTC 版)
「ソードアート・オンラインの登場人物」の記事における「四帝国」の解説
クルーガ・ノーランガルス六世 元ノーランガルス北帝国皇帝。傲慢な性格で、一般民の下級爵士や衛士を見下している。 異界戦争後に発足した人界統一会議に対し、公理教会を私物化する反逆者と断じる勅令を出し、他の三人の皇帝や近衛軍と共に「四帝国の大乱」と呼ばれた反乱を起こしたが、セントラル・カセドラル側に四皇帝を捕らえて勅令を撤回させるべく、整合騎士を含めた部隊を帝城に送り込まれ、彼はロニエやティーゼとの戦闘の末、彼女たちに討たれた。 四皇帝家は数百年前から永遠の命を得るという目的のために神聖術の研究を行っており、ダークテリトリーの人造生物である「ミニオン」の素材と「形代」と呼ばれる皇帝家の証(指輪や徽章など)を使い、粘土の仮初めの体で甦る方法で復活を果たした後、お化け屋敷と噂される皇帝家の別荘内に潜み、別荘を探索に来たロニエとティーゼを拘束、再び人界とダークテリトリーとの戦争を起こそうと、攫ってきた数人の山ゴブリンを素体に融合型ミニオンを創り出し、牢屋から脱出したロニエたちに重傷を負わすも、その場にキリトとアスナが現れたことで目論見が崩れ、ミニオンが壊されて自身も光素の輪の檻に閉じ込められ、最後は「また会おうぞ」と言い残して自害、その際身に着けていた赤い宝石が飛び去って行った。 ゼッポス ノーランガルス皇帝家の侍従長。クルーガに付き従う。 「四帝国の大乱」時は投降を拒み人界軍に討たれた。死亡後に仮初めの体で甦った一人。セントリアの街中で人界人のヤゼンを殺害した犯人。別荘を探りに来たロニエとティーゼを捕らえるが、脱出されて彼女たちと戦闘になり、体を切断されながらも最後まで足掻き、ロニエの足に毒の短剣を刺すも、ティーゼに止めを刺され、溶けて蒸発した。 ホーザイカ・イスタバリエス 元イスタバリエス東帝国皇帝。 「四帝国の大乱」時は整合騎士のネルギウスとエントキアにより討たれたが、死亡後に仮初めの体で甦り、キリトとロニエがオブシディアを訪れた時にイスカーンとシェータの娘のリーゼッタを誘拐、キリトを公開処刑するよう手紙を残すが、隠れていた居場所を突き止められ、リーゼッタを取り返された末、オブシディア城の最上階から落下死した。 アルダレス・ウェスダラス五世 元ウェスダラス西帝国皇帝。 既に老齢で、「四帝国の大乱」時は帝城をファナティオの記憶解放術で丸ごと破壊される。その後の調査によれば、四皇帝の中で彼だけ遺骸が見つからなかったという。また、西帝国の近衛騎士団に所属していた元騎士も、数人が今も行方をくらましているとのこと。
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