四市記念競走
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/02 10:20 UTC 版)
2006年度までは帯広市のほか岩見沢市・旭川市・北見市でも市営によるばんえい競馬が開催され、それぞれの都市名を冠した記念競走(帯広記念・岩見沢記念・北見記念・旭川記念)が行われてきた。これらを総称して「四市記念競走(よんしきねんきょうそう)」と呼ばれることもある。 このうち帯広記念・岩見沢記念・北見記念は3歳以上の馬によるBG1に格付けされ長年にわたり当地の看板レースとして施行されてきたが、旭川では(旧)旭川記念が4歳馬によるBG3の格付けで施行され、代わりに旭王冠賞(現・旭川記念)が上記3競走と同様の格付けで施行されていた。 2007年度よりばんえい競馬が帯広市による単独開催へ移行した際、帯広記念を除く3競走も帯広での開催に変更されたが、このときに岩見沢記念と北見記念がBG2へ格下げ。旭川記念は4歳馬による重賞競走を廃止のうえ旭王冠賞を「旭川記念」に改称して存続し、BG3に格下げされた。2020年度に旭川記念は開催時期が7月に変更され、BG2に格上げされた。 なお、道営競馬(現・ホッカイドウ競馬)でも競馬場所在地を冠した記念競走(帯広記念・旭川記念・岩見沢記念)が行われていたが、いずれも1985年までに廃止されている。また、門別競馬場には競馬場所在地を冠した記念競走が当初から存在していない。
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