商標の変遷
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/23 23:28 UTC 版)
1906年(明治39年)・水野兄弟商会の創業時紋所の井ゲタの中心に、「日本一になる」という願いを込め「日」の一文字を入れた「イズ日印」を制定した。 1923年(大正12年)・美津濃運動用品の設立時創業時に制定した「イズ日印」をアレンジし、井ゲタの中心に図案化した「日」の字を入れ、井ゲタの外周を「TRADE MARK MIZUNO CO.,LTD.」のロゴで囲った。 また同時期、優勝カップを模った「VICTORYカップ印」も商標として使用していた。当時の広告では「弊社製品は、運道具にカップ印、運動服装にイヅヒ印商標を付して絶対優良を期し、もってその責任を明らかにす」と銘打っていた。 1952年(昭和27年)・英字ロゴ創業者の水野利八、二代目の水野健次郎のイニシャルを配した「R.K.Mizuno」。 1950年代後半のロゴ漢字表記による「美津濃」のロゴを採用。のちに「美津濃スポーツ」のロゴも作成された。 1959年(昭和34年)に「VICTORYカップ印」をモデルチェンジした。様々なアイテムに付けられた他、上述の「美津濃」のロゴと併せて店頭ポスターやテレビCM、広告でも幅広く使用された。 1969年(昭和44年)・英字ロゴブロック体で図案化した「MIZUNO」。漢字ロゴ・カップ印と共に使用された。 1980年(昭和55年)・CI導入コーポレートアイデンティティ(CI)を導入。ブルー系の色で統一されたワードマーク「MIZUNO」と、頭文字の「M」から採ったモノグラムの「Mマーク」が制定された。 1983年(昭和58年)・ランバードラインそれまで「Mライン」で親しまれていたスポーツシューズのラインマークを一新し、宇宙の惑星軌道をモチーフにスポーツの躍動感や広がりを表現した「ランバードライン」が登場した。 1997年(平成9年)・ミズノランバード従来のワードマーク「MIZUNO」と「ランバードライン」を組み合わせた「ミズノランバード」を、陸上競技用品とサッカー用品に先行採用。1999年(平成11年)に各カテゴリーに順次拡充して本格採用された。ただし、野球用品・ゴルフ用品等は引き続き「Mマーク」を使用し、2つのブランドマークが並存していたが、創業100周年を機に開始した「新100年ブランド戦略」の一環として、野球・ゴルフについても2006年秋から2007年春にかけて「ミズノランバード」に統一化された。なお野球用品に関しては、2013年以降「MIZUNO」ロゴを廃して「ランバード」のみとすることを発表している。
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