古代の王女 メナス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 03:30 UTC 版)
「クイーンズブレイド」の記事における「古代の王女 メナス」の解説
身長:157cm。スリーサイズ:B90:W58:H85。 数千年前崩壊した古代王国・アマラの王女。一人称は「私(わたくし)」。 歴史書には、アマラ王国は数千年前メナスが「アマラ王国15代女王メナス1世」として即位する直前で重臣達の裏切りに遭い滅亡したと記されている。その後黄泉の世界で深い眠りに就いていたメナスは、世界征服の手駒を求めていた沼地の魔女によって蘇生された。そのため属性はアンデッドになる。しかし王女であるメナスは沼地の魔女の配下になることを拒絶し、旅の途中で出会った怪しい商人の話を聞いてクイーンズブレイドに参加しアマラを復興させようとしている。 元々天然ボケの性格に加え死後復活するまでの時間的隔絶から現在の世界にカルチャーショックを感じていることもあり、周囲から風変わりで不思議な雰囲気を纏った人物に見られている。また王家出身の誇りを持ち、自分とセトラ以外の周囲の人物を対等の存在と認めずそれらは自分とアマラの威光に跪くことを当然と思っており口調も丁寧ながら尊大さが見え隠れする。そしてそれ相応の指導力とカリスマ性を備えており、民衆からも支持されている。また過去における失敗から、無意味に相手の命までは奪わないようになった(ただしマッサージ師の腕一本を呪いで切断したが…)。 大陸制覇のためにユーミルを下僕にする野望を秘め、エリナをスカウトしようと考えている。また天使のナナエルに対しても彼女のことを天界の下僕と言い放っている。沼地の魔女からの追っ手・アイリのことを疎ましく思っているが、同じく沼地の魔女配下のメローナとは互いに好意的。またアマラ王家の財宝も残されているため、兵士を手に入れる算段がありカトレアに兵士1000人分の武装を要求する一幕も。 特殊能力として格闘殺人術の他、王家に伝わる呪いのオーラを両手から繰り出すことが出来、肩につけている包帯から相手を拘束し呪いをかけることも可能。呪いは戦闘ではもちろん、彼女の意に沿わぬ行動や気に障る行動を取った相手にも使われることがある。ただし呪いは生者にしか効果がないため、死霊のアイリには通用しない。 ゲームでは体力が若干低めでかつ打たれ弱い。成功すれば以後継続的にダメージを与えられる呪いをいかに当てるかがポイントになる。 美闘士列伝古代王女の巻において、生前のメナスは穏やかだが甘かったとされている。アナリスタに対して警告したセトラの忠告を無視し続けアナリスタの反乱を防げず降参しそのアナリスタに奴隷の穴に落とされ、メナスは命を落とした。その後魔女によって呪いの力を与えられており、メローナと戦ったところでその力を使い彼女を退けた。またアナリスタに対して憎悪を持っていたが、アナリスタが本当は孤独だったことに気が付き憎悪を克服する。セトラ メナスが所有しているリビングウェポン(リビング・セプター)。アマラ王国の秘宝の王笏であり、自らの意思を持つ。性別は男性。頭部は鋼鉄製の文字通り石頭で、戦闘で武器のメイスとして相手に直撃しても痛くないらしい。しかしメナスがシャウトを発動する際、セトラをマイク代わりとして使用するため、間近でメナスの超音波に近い大声を聞くためとても辛いらしい。 アマラ王国の初代女王の頃から従えていたが、王国滅亡の後人から人へと渡り4000年後、土産物屋ハンスに陳列されていた所でメナスと偶然かつ奇跡の再会を果たした。 性格は至ってダンディであるがとてもスケベでもあり、メナスのことを「お嬢」と呼ぶ。メナスと対等な立場で付き合う友であり、また戦闘時はメナスをサポートする良き相棒である。 フニクラに対しては、力尽くでニクスを支配しているその姿勢を嫌っている。変形して空を飛ぶことも可能。 アマラ王国が滅亡した本当の理由を知っている数少ない人物の1人(?)である。 声優は『クイーンズブレイド美闘士列伝 古代王女の書』では若本規夫。アニメ版では立木文彦。
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