卒業式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/21 01:28 UTC 版)
卒業式(そつぎょうしき、英: Graduation ceremony[1])は、学校における教育課程を全て修了したことを認定し、卒業証書を授与することで門出を祝う式典である。
注釈
- ^ 学校ではなく、児童福祉法第7条に規定される児童福祉施設である。
- ^ 学校教育法施行規則では、小学校は第50条、中学校は第72条、高等学校は第83条、中等教育学校は第108条第1項(前期課程)および第2項(後期課程)、そして特別支援学校は第126条(小学部)・第127条(中学部)・第128条(高等部)にそれぞれ規定される。なお義務教育学校についても、第79条の6第1項で小学校の規定が前期課程に、同条第2項で中学校の規定が後期課程にそれぞれ準用となる。
- ^ 学校教育法施行規則第58条において、「校長は、小学校の全課程を修了したと認めた者には、卒業証書を授与しなければならない」(第79条で中学校、第79条の8で義務教育学校、第104条で高等学校、第113条で中等教育学校、そして第135条第2項で特別支援学校(小学部・中学部・高等部)にそれぞれ準用する)と規定されているが、学校行事も教育課程という意味では、「全課程」とは「入学式から卒業式に至るまでの、学校行事を含めた全課程」ということになる。
- ^ 「学校生活に有意義な変化や折り目を付け、厳粛で清新な気分を味わい、新しい生活の展開への動機付けとなるような活動を行うこと」を目的としている。
- ^ 防衛省設置法第14条および第15条に規定された陸海空自衛隊の幹部自衛官養成機関(諸外国の軍隊における士官学校に相当する)であり、学校教育法に規定する大学ではない。
- ^ 受験当日のため式に出席できない者や式後に受験を控えている者など、式時点において進路未決定の者もいるため。
- ^ すなわち、手持ちの学生証を卒業証書と交換する形になる。
- ^ 教育基本法第15条により、宗教に関する「寛容の態度」や「一般的な教養」および「社会生活における地位」は、「教育上尊重されなければならない」とされている。なお、国公立学校においては同条第2項により「宗教教育」や「宗教的活動」が禁止されている。
- ^ 教育基本法第8条では、「国及び地方公共団体は、その自主性を尊重しつつ、(中略)私立学校教育の振興に努めなければならない」とされている。また私立学校法第1条により、私立学校に対しては「特性にかんがみ、その自主性を重んじ、公共性を高める」ことが求められている。
出典
- ^ Commencement、Convocation(コンボケーション)という言葉もよく使われる
- ^ “2021(令和3)年度 名古屋外国語大学 大学院修了式・大学卒業式の挙行について | News&Topics | 名古屋外国語大学 The World with Us! 世界はわたしたちとともに”. www.nufs.ac.jp. 2022年7月24日閲覧。
- ^ 令和4年度卒業式、大学院修了式・学位記授与式を挙行しました千葉大学
- ^ “2021年度3月学位記授与式が挙行されました | お知らせ | キャンパスライフ | 名古屋商科大学 - AACSB国際認証校”. 名古屋商科大学. 2022年7月24日閲覧。
- ^ “2021年度学位記授与式を挙行 - NEWS”. 愛知大学. 2022年7月24日閲覧。
- ^ 「卒業証書授与式」は「卒業式」の正式名称じゃないの? - エキサイトニュース
- ^ "卒業式、入学式の延期・中止相次ぐ 新型コロナ感染拡大で". 毎日新聞(2020年2月25日作成). 2021年2月26日閲覧。
- ^ “「特別な卒業式に」 コロナで行われなかった卒業式開催 東京”. NHKニュース (日本放送協会). (2020年11月3日) 2021年2月26日閲覧。
- ^ “学位記授与式(対象:大学院修了者)”. 東京大学. 2022年3月10日閲覧。
- ^ ブリタニカ国際大百科事典(電子辞書対応小項目版2006年)
- ^ 横浜市生涯学習ページ 「はまなび」 - 横浜市歌
- ^ 2019年3月8日中日新聞朝刊27面
- ^ 学校教育法第117条ただし書き
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