卒業式の出席者の服装
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/02 08:27 UTC 版)
基本的に儀式の場であるため、児童・生徒・学生は制服校の場合は制服、私服校の場合はスーツ・礼服・袴などを着用する。小学校では私服校の場合、進学先の中学校の制服を着用する場合もある。 学校職員は、校長は正礼装(モーニング、女性は袴)、教頭以下は準礼装が主流。 担任教諭も基本的に準礼装の場合が多いが、女性教諭は袴を着用することもある。 小学校では女性教諭はほぼ袴を着用、中学校は半々、高校になると準礼装のスーツが多くなる。 大学では女子学生が袴を着用することが多い。 卒業生の父親はスーツとネクタイ、母親はセレモニースーツやワンピースなど着用する。 朝日真・文化服装学院専任教授は「小学生の卒業式で袴がはやりだしたのは5年ほど前から(2019年当時)。大学の卒業式で袴が流行したのが1990年代そのころの女子大生の子どもが小学校を卒業するようになった最近のこと」。着物業界が少子化により成人式での需要が減り新たなターゲットが(制服のない)小学校の卒業式だった。
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