分布・分類とは? わかりやすく解説

分布・分類

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/23 07:54 UTC 版)

タイリクモモンガ」の記事における「分布・分類」の解説

ユーラシア大陸北部幅広く分布する。その生息範囲フィンランド北部・エストニア・ラトビアからロシア連邦サハリン州を含む)・モンゴル中華人民共和国中国)の西北部および東北部朝鮮半島広範囲にわたる。なおカムチャツカ半島には分布していない。 P. v. volans (Linnaeus, 1758) - 基亜種。フィンランド・エストニア・ラトビア・リトアニア・ベラルーシ・ロシア連邦本土およびシベリア)・モンゴル中国新疆ウイグル自治区内モンゴル自治区黒竜江省吉林省遼寧省河北省北京市山西省湖南省)に生息エゾモモンガ P. v. orii (Kuroda, 1921) - 日本北海道分布する固有亜種岸田久吉(1924)・黒田長礼(1938)らにより分類された。 カラフトモモンガ P. v. athene (Thomas, 1907) - サハリン樺太)産の亜種岸田(1924)・黒田(1938)らが記録朝鮮半島産の亜種チョウセンモモンガ P. v. aluco (Thomas) - 黒田(1938)が記録朝鮮半島では朝鮮民主主義人民共和国北朝鮮)および大韓民国韓国)で記録されている。 P. v. buechneri Satunin, 1903 - 中国青海省甘粛省寧夏回族自治区四川省生息。 また今泉吉典(1949)は北海道産亜種エゾモモンガ)をP. v. orii (Kuroda) に分類したほか本州九州生息しているモモンガ(後のニホンモモンガ)を別亜種P. v. amygdali (Thomas) に分類したが、ニホンモモンガエゾモモンガ陰茎骨形態が全く異なっていることが判明したため後に別種として記載された。

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分布・分類

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 23:35 UTC 版)

シャープゲンゴロウモドキ」の記事における「分布・分類」の解説

本種が属すゲンゴロウモドキ属は、ユーラシア大陸旧北区) - 北アメリカ新北区)にかけ、全北区広く分布する北方系の種のグループである。中でもシャープゲンゴロウモドキアジアでは最も南に分布する種で、ゲンゴロウモドキ仲間寒冷期(氷期)に本州進出した種の生き残り遺存種)と考えられる。本来は本州十数都府県日本海側および関東地方 - 近畿地方)に分布していた種だったが、多く都府県絶滅した。 本種は環境省により Dytiscus sharpi 1種として記載されている一方かつては後述する経緯により東日本・西日本それぞれの個体群がアズマゲンゴロウモドキ・コゲンゴロウモドキの2種分類されていた。アズマゲンゴロウモドキ・コゲンゴロウモドキの両種(両亜種、ないし両個体群)は、分布記録からそれぞれ地理的隔離認められ遺伝的に区別できることが知られるが、両亜種間とも生体形態面に差異認められず、特にオス個体外見上で判別することは困難である。そのため、2009年時点で両種は同一種とみなされているが、メスの上翅の縦溝長さ差異があるため、2種それぞれ亜種として認め見解存在し分類学的位置づけ確定していない。 都築裕一 (2003) は「本種は2亜種とも日本固有種かつ、ゲンゴロウモドキ属中でも桁外れに希少であるため『幻の水生昆虫』と呼ばれタガメですら比較ならないほどの珍種だ」と述べているほか、文俊 (2014) は「2個体群両方実物見れば分類学的知見上の違い感じることは間違いない」と述べている。

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分布・分類

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 16:37 UTC 版)

アナホリフクロウ」の記事における「分布・分類」の解説

今日分類学では約20亜種分けられている。ほとんどはアンティル諸島からアンデス地方見られ例えば、ブラジルアナホリフクロウ(Brazilian Burrowing Owl, A. c. grallaria)、フロリダアナホリフクロウ(Florida Burrowing Owl, A. c. floridana)など、主にその生息地域によって分類され外見上の特徴に差は少ない。

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分布、分類

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/10 19:40 UTC 版)

イワカガミ属」の記事における「分布、分類」の解説

日本2種あるだけの小さな固有属である。 欧米では本属イワウチワ属 Shortia含めることが一般的であった。しかし、近年DNA分子系統学解析により、本属イワウチワ属との関係は側系統であり異質であることがわかった。したがって本属Schizocodon認めることが適切であるとしている。

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