縦溝
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/02 21:47 UTC 版)
この工法は主にカーブや凍結しやすい橋の上・山間部などにおいて、降雨・降雪時に溝の排水作用によってハイドロプレーニング現象の発生予防や凍結防止の目的で進行方向に対し平行に溝を刻むものである。また、この溝にタイヤが食い込む事でグリップ力が増加し、カーブでの横方向へのタイヤの滑りを抑える効果もある。このためドリフト走行を抑止し、ローリング族などの暴走行為を排除する目的で応用されている。一方、細いタイヤの2輪車やオフロードバイクにとっては転倒する場合もあるので要注意する必要がある。 より効果的に排水を促すため、平行な溝とともに、排水桝に向けて斜めの溝を掘る方法もある。
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