党の財政とは? わかりやすく解説

党の財政

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 00:18 UTC 版)

ドイツ共産党」の記事における「党の財政」の解説

共産党金庫には「うなる程ルーブルがある」という噂があったが、リヒャルト・レヴィンゾーン(ドイツ語版)は著書の中で「モスクワ中央部は、大きな別行動のために時には資金を出すことはある。だがコミンテルンは、幾百万ルーブルという大金浪費はしない。というのはコミンテルン自身財政と言えども限られたものであってモスクワからの比較大きな援助は、急進的な労働者大衆がまだ組織されていないところへだけ向けられるのが常だからである」としてこの噂を否定している 共産党財政党費寄付主だったと見られる党費1923年には月額1時間分の賃金規定されたが、1924年には三段階(20ペニヒ15ペニヒ、5ペニヒ三段階)に分けられた。1925年にはさらに引き上げられる形で最低平均収入1%規定された。しかし共産党党員収入少な労働者失業者大半であるため、党費から得られる収入はさほど多くなかった。これに対して議員による党への拠金かなりの金額及んだ共産党国会議員月々750ライヒスマルク歳費のうち約300ライヒスマルクを党会計納入することが義務付けられていた。 募金からもかなりの金額集めていた。特に選挙前になると党の各居住グループ地区競い合うように党のシンパ使って募金調達行った1928年5月総選挙直前党中央機関紙『ローテ・ファーネ』は「ベルリン1万2547ライヒスマルク集まった」と報じている。 さらに党は自営企業群を保有していた。その重要なものは党機関紙にかかるもので、1923年10月時点で党は34日刊紙19印刷所持っていた。印刷所のうち16は党所有建物中に存在した。だが1929年赤色戦線戦士同盟非合法化された後、党指導部国家による党財産接収恐れるようになり、党の主要財産、特に党機関紙と党本部カール・リープクネヒト・ハウスを守るために名目上売却行って「脱政治化」に着手したその際に党本部印刷所価格850ライヒスマルク評価されている。しかしこのような偽装1933年成立したナチ党政権には通用せず、結局財産接収されることになった

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党の財政

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/18 16:21 UTC 版)

新党大地 (2012-)」の記事における「党の財政」の解説

新党大地は、2009年衆院選マニフェスト政党助成金廃止明記していたが、「政党助成金廃止という私の意見変わっていないが、鈴木宗男個人私党ではなくなった。5人の議員相談したところ民主主義ルールだ。その中でしっかりやるべきということ意志統一ができた」と述べて政党交付金受け取ることを明言し2012年4月政党交付金初め受け取った斡旋収賄罪受託収賄罪政治資金規正法違反議院証言法違反偽証罪)で有罪確定して公民権有しない者が党首政党政党交付金支給されるのは異例である。新党大地改名ではなく新党結党という形を取ったため、政党交付金2009年衆院選得票分は反映されず、国会議員5人分の反映している。 2012年10月分の政党交付金については「特例公債法案通常国会成立せず、地方自治体はじめ多く関係機関に迷惑をかけている」として「この事態真摯に受け止めず安易に政党助成金交付手続きをするのは国民対す背信行為だ」として申請しなかった。

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