元魔法騎士団員
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 03:00 UTC 版)
「ブラッククローバー」の記事における「元魔法騎士団員」の解説
レブチ・サリーク 声 - 鈴木裕斗 / 青山穣 1月16日生まれの32歳。身長176cm。血液型はO型。好きなものは金。魔法属性は「鎖」。 元一等下級魔法騎士の盗賊。物語開始の2年前まで「紫苑の鯱」に所属していたが、危険な任務には出向かず上を目指すこともなかったため、後輩のゲルドルを含む他の団員からは嫌われており、ゲルドルに嵌められて任務で大きな傷を負った挙句に任務の失態の全責任を負わされて退団させられた。顔にはその時の傷跡が残っている。 「鎖魔法」の使い手で、鎖で縛り付ければ相手の魔力量に関係なく魔力を封じることができ、魔法騎士時代は「鎖魔法のレブチ」として少しは名の知られた魔導士だった。 ユノの持つ四つ葉の魔導書を狙ったが、五つ葉の魔導書を手にいれたアスタによって返り討ちにされた。その後は王都の魔法封印牢に収監されていたが、転生魔法発動によるエルフたちの襲撃で魔法封印牢が壊れて脱獄、襲ってきたエルフに対抗するため因縁のあったゲルドルと手を組みエルフを倒した後、宝目当てで影の王宮に潜入していたが、崩壊の際にヤミにゲルドル共々捕まり、騒動後はヴァルトスらと共に復興作業に従事させられている。 魔法一覧 鎖創成魔法 魔縛鉄鎖陣 四方八方から伸びる鎖を創り出し相手を縛り付ける。縛られた者の魔力も魔力量関係なしに封じる。 鎖蛇の舞い 先端が蛇の頭になっている鎖を創り出し攻撃する。 テレジア・ラプアール / シスター・テレジア 声 - 五十嵐麗 老シスター。顔の左側に大きな傷がある。魔法属性は「炎」。 かつては魔法騎士団員であり、「紅蓮の女豹」の異名を持って宮廷に仕えていた。幼いながらも魔力が大きかったフエゴレオンやメレオレオナの教育係を任されていたこともあり、アニメ版では彼らからは在勤15周年のパーティーを開催されるなど信頼が厚い。姉弟喧嘩をしている2人を一瞬でとめるほどの実力を年老いてもなお持っている。 教会でゴーシュの妹・マリーを預かっているが、ゴーシュとは互いに憎まれ口をたたきあっている。 魔法一覧 炎魔法 煌炎の十字架 種火から炎の十字架を生み出す。 炎創成魔法 導きの灯魔豹 炎で豹を創り出す。熱さはさほどなく、人間が触れても大丈夫。 炎回復魔法 癒しの聖灯 対象をろうそくで囲み傷を癒す。 アシエ・シルヴァ 声 - 優木かな ノエルとその兄弟達の母親。故人。32歳(死亡時)。身長167cm。魔法属性は「鋼鉄」。 ノエルによく似た容姿で、かつては「鋼鉄の戦姫」と呼ばれた凄腕の魔法騎士だったが、ノエルを産んだ際にメギキュラの呪いにより他界した。実際はノエルを産んだ後にヴァニカの襲撃に遭い、追い詰められるも子供を守るために致命傷を負わせ代わりに呪いをかけられた。その後は呪いで衰弱していき、一年後に死亡した(周りはノゼル以外真実を知らなかったためノエルを産んだからと勘違いした)。 自身の「鋼鉄」の魔法要素は、ノゼルの「水銀」魔法にのみ受け継がれており、他の子はすべて父親と同じ「水」属性の魔法となっている。 生前は当時の魔法騎士団では無類の実力を持ち、よくメレオレオナにも稽古を付けており、属性では有利だったメレオレオナですら一度も勝てなかったほどの実力を持つ。彼女の死はノゼルら子供達の関係にも大きな影響を与えている。アニメ版では宴の席ではかくし芸を率先して行っていたと言われている。 ザラ・イデアーレ 声 - 緑川光 ゾラの父親。30歳(死亡時)。身長176cm。魔法属性は「炎」。 下民だが魔法騎士団に入るため、何度試験に落ちても諦めずに努力に努力を重ね、少ない魔力を補うべく考え抜かれた罠魔法を駆使し、やがて下民初の魔法騎士として「紫苑の鯱」に入団した。しかし下民という事で貴族の同僚たちに疎まれ、任務中に事故に見せかける形で背後から撃たれて謀殺された。ユリウスと会ったことがあり、何よりも国民を助けことを優先していた姿は当時のユリウスに「本物の魔法騎士」と評され、アニメ版では彼の死はユリウスに大きな影響を与え、彼が魔法騎士団員が身分に関係なく正当に評価されるよう等級や星のシステムを考案するきっかけにもなった事が語られている。 ラデス / ラデス・スピーリト #白夜の魔眼を参照。 モルゲン・ファウスト ナハトの双子の弟。故人。19歳(死亡時)。身長180cm。魔法属性は「光」。 現在のナハトと瓜二つの容姿をした青年。名家ファウスト家の次男であり心優しい人物で周りからも慕われていた。「灰色の幻鹿」に所属しており、ヤミとは同期でよく一緒に行動していた。兄と共に魔法騎士として国の平和を守ることが夢であり、自分よりも高い才能を持つ兄を魔法騎士団に誘っていた。ファウスト家の裏の顔には薄々勘づいていたが、家族愛が災いして内部告発できず、ナハトが最上級悪魔との契約儀式を始めたときに意を決して阻止を図り、儀式妨害の代償による致命傷を負い兄の腕の中で命を落とした。
※この「元魔法騎士団員」の解説は、「ブラッククローバー」の解説の一部です。
「元魔法騎士団員」を含む「ブラッククローバー」の記事については、「ブラッククローバー」の概要を参照ください。
- 元魔法騎士団員のページへのリンク