元生徒会
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境 多摩(さかい たま) 声 - 植田佳奈 前生徒会長。1月1日生まれ、血液型AB型。身長181センチメートル、体重58キログラム。3年E組所属。独り暮らしで1LDKに住んでる。学校では常に長袖の黒セーターを着用。飄々とした性格で、やや間延びした口調で喋る。十分に美少女な顔立ちではあるが、デフォルメされて平べったい顔になることが多い。 髪型は白髪で長めのツインテール。幼少期のふとしたきっかけから現在まで続けているが、今ではこだわりもあるらしい。両テールを引っ張ることで芦花の「袋かぶせ」を防ぐ、髪を回転させ攻守両方を担う「ダブル歌舞伎」という技も持つなど、戦闘においても活用している。ゲーム対決の際に不意を突かれてテールを堅次に解かれ、「下ろしたほうが綺麗」と言われた時にはときめいていたが、その後は戻していた。本人曰く「普段はストレートヘア」であるらしいが、実際に作中でストレートヘアであった描写はほとんどない。 女子高生としてはかなりの長身である上、スレンダーな外見に似合わず、極めて高い戦闘力を誇る。その実力は暴力沙汰を得意とする千歳でさえ「一人では危ない」と芦花に言わしめ、堅次・芦花・千歳の3人がかりでようやく撃破できるというレベル。堅次を一撃で跳ね飛ばすほどの強烈な張り手が主な戦闘手段。学園の不良たちにも恐れられており、そのほとんどを支配下に置いている模様。 幼いころに千歳の姉に千歳の砂場遊びをやめさせるよう頼まれるが、芦花と千歳の逆襲によって返り討ちにされてしまう。それ以来十数年に渡って芦花・千歳と反目し続けており、ゲーム制作部(仮)の廃部を賭けた勝負を持ち掛けるため、人質として堅次を拉致した。堅次が拾ったお年玉の持ち主でもあり、後にこのお年玉は勝負に勝ったゲーム制作部(仮)への報奨金として使われることになる。この対決を経てからは、堅次の妹ポジションを狙う桜に対してお姉ちゃんを主張するようになり、堅次から「タマ先輩」と呼ばれると「タマお姉ちゃん」又は「タマちゃん」と言わせようとしたり、堅次の幼馴染の百草に対して関係を脅迫まがいに問い詰めたり、芦花や高尾が風間家に居候していると知って動揺したりするなど、それなりに好意を持っているようである。因みに、堅次の事は「堅次くん」か「風間ちゃん」と呼んでいる。 駅名にすると京王相模原線多摩境駅。 神泉(しんせん) 声 - 仙台エリ 前生徒会書記。2月24日生まれ、血液型A型。身長156センチメートル、体重49キログラム。3年D組所属。多摩の幼馴染み。酔いやすい体質なのか、やたらと吐く。全校集会の壇上で吐いたため、多摩からゲロ子というありがたくないあだ名をつけられており、下級生やバイト先の店長からも「ゲロで有名」と認知されている。喫茶店でアルバイトをしている他、イベントの受付などのアルバイトをしていることが多い。威勢は良いが、抜けた性格でドジを踏む(そして吐く)ことが多く、元生徒会の中では所謂「鉄砲玉」扱いで戦力として計算されていないなど、かなり立場が低い様子。ゲーム制作部(仮)との戦闘においては科学部のロボット「アイル」に搭乗して参戦したが、本人は中で酔っていただけで何もできなかった。 駅名にすると京王井の頭線神泉駅。 松原 東(まつばら あずま) 声 - 三瓶由布子 前生徒会会計。3年E組所属。神泉同様多摩の幼馴染み。強面で無表情だが学業にもスポーツにも優れ、学園始まって以来の才女と言われる。戦闘力も高く、本気を出していない状態でも桜と互角であった。九段下と合わせて「府上学園の二大姉御」と呼ばれる。作中では芦花の袋を巡るゲーム大会に観客として登場しており、元生徒会のメンバーでは一番早く登場している。 駅名にすると京王井の頭線東松原駅。 長沼(ながぬま) 声 - 石田彰 前生徒会副会長。3年E組所属。一見ニヒルなクールガイだが内面はアニメおたくで、声優にも詳しい模様。深夜アニメを全てリアルタイムで観ているらしく、眼を休めたり眠ったりするために学校ではいつも眼を閉じているか薄目である。一番影が薄そうに見えて実は一番キャラが濃い、と堅次に評された。神泉のバイト先の喫茶店にいることが多い。前生徒会の中では唯一の男で、3人とは幼馴染みではないようである。 駅名にすると京王線長沼駅。
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