倭との関係とは? わかりやすく解説

倭との関係

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/23 15:51 UTC 版)

帯方郡」の記事における「倭との関係」の解説

帯方郡の滅亡後も地理的概念として帯方の名は残っていたようで、広開土王碑文によると404年に倭から百済征伐の形で北侵し帯方界(旧帯方郡境界?)に進入して高句麗戦ったが無数の将兵失ったという。

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倭との関係

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/21 01:19 UTC 版)

公孫淵」の記事における「倭との関係」の解説

遼東公孫氏滅亡が、邪馬台国卑弥呼が魏の帯方郡に遣使することにつながった、との見方が有力である。これは当時公孫氏政権事実上自立状態にあり、邪馬台国はじめとする東方諸国使者遼東留めて、自らへの朝貢をさせていたため、滅亡により陸路通じようになったという見解に基づくものである。 なお、『魏志倭人伝』においていわゆる倭国の乱から卑弥呼の遣使まで倭国に関する記述途絶えているが、この期間は公孫氏遼東自立していた時期重なるため、根拠挙げられている。卑弥呼帯方郡への遣使は、ちょうど公孫氏滅亡直前である景初2年6月であると魏志倭人伝記述されている。しかしこれについては、帯方郡など遼東での戦乱最中時(まだ公孫氏はまだ滅んでいない)の遣使は困難であるとして、翌年景初3年ではないかという説が主流である。ただし、邪馬台国が遣使2人朝貢物の奴婢10人布2匹2丈と、かつての奴国貢物奴婢160人と比べて粗末なものであったのに、魏が邪馬台国厚遇したのは、公孫氏からいち早く魏に乗り換えた事の功績認めたからだという観点から、公孫氏滅亡直前のこの時期の遣使が正確であるという説もある。 日本の『新撰姓氏録』では、帰化人系の氏族一つである常世氏(もと赤染氏)は、公孫淵の子孫と称している。

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倭(日本)との関係

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/24 22:54 UTC 版)

近肖古王」の記事における「倭(日本)との関係」の解説

『古事記』では、応神天皇治世百済王照古王が馬1つがいと『論語』『千字文』を応神天皇に貢上し阿知吉師(あちきし)と和邇吉師(わにきし)を使者として倭国に貢上した、とされている。この照古王のことを『日本書紀』では肖古王としていて、年代系譜関係からみて近肖古王比定されているが、古事記の照古王については第5代肖古王とする説もある。『三国史記』百済本紀によると、それまで百済に文字はなかったが、近肖古王時代高興という人物がやってきて漢字伝えたので、この時より百済初めて「書き記すということ」が始まったという。つまり照古王を近肖古王とした場合百済初め伝来したばかりの『論語』『千字文』をほぼ即時倭国に貢上したとも考えられるが、『日本書紀』では肖古王神功皇后の治世に当たり、阿直岐阿知吉師)と王仁和邇吉師)の渡来肖古王ではなく阿花王阿莘王)の時代とされている。 ただし、『日本書紀』歴史構成批判的に検討する文献学批判和邇吉師応神天皇270年310年)の治めていた頃の倭国へ『論語』『千字文』をもたらしたとされているが、『千字文そのもの3世紀終わりにはいまだ成立していない)から、和邇吉師が『論語』『千字文』などの典籍倭国もたらしたという和邇吉師伝説・伝承の類は、歴史的事実ではないという指摘多数存在するそもそも阿知吉師和邇吉師実在の人物か否かすら不明である。 韓国学者で、東洋大学朝鮮語版)の金教授夫余王族南方移動して百済王になり、さらにその子孫近肖古王日本渡って応神天皇になった主張している。 これに対して宇山卓栄は、「前段扶余王族百済つくったというのは良いとしても、その子孫百済王応神天皇になったというのは荒唐無稽根拠はありません」と評している。

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