値幅上位記録 TOP 5(最大上昇幅を除く)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 18:28 UTC 版)
「ダウ平均株価」の記事における「値幅上位記録 TOP 5(最大上昇幅を除く)」の解説
2020年3月13日 US$23,185.62 +1,985.00 (+9.36%)前日の歴史的急落劇の後と云う事で買戻しが多く出ていた13日のダウ平均株価は大きめの波で上下動していたが引けにかけて大幅に上昇し、これまでで最大となる$2,000に迫ろうとする値上がりを記録した。取り引き終了30分前から始められた記者会見でトランプ大統領は、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため国家非常事態宣言を行うと共に、医療体制の大幅な拡充などを明らかにしたことも引けにかけての大幅上昇に寄与した。 2020年4月6日 US$22,679.99 +1,627.46 (+7.73%)6日の終値は、前日比$1,627.46高の$22,679.99だった。値上がり幅は過去3番目である。トランプ大統領が5日の記者会見にて、新型コロナウイルスの感染拡大が深刻なニューヨーク州で1日の死者数が減少したと発表し、増加傾向に歯止めがかかることに期待を示したことなどから、投資家の心理が改善したことで大幅な値上がりに転じたと見られる。 2020年3月26日 US$22,552.17 +1,351.62 (+6.38%)26日の終値は、前日比$1,351.62高の$22,552.17だった。上げ幅は過去4番目の大きさである。値上がりは3日連続となり、3日間の上げ幅は計$4000近くに上った。アメリカ議会上院が新型コロナウイルスの感染拡大に伴う$2.2兆規模の経済対策法案を可決し、大規模な景気刺激策への期待が高まり、また政府による支援への期待から、航空機大手ボーイングが13%超値上がりした。米連邦準備制度理事会 (FRB) のパウエル議長が米テレビのインタビューで、状況に応じて市場への資金供給などを強化する考えを示したことも、投資家の安心感につながった。 2020年3月2日 US$26,703.32 +1,293.96 (+5.09%)新型コロナウイルスが世界的に拡散されたのではないかとの懸念の中で最高値圏よりわずか1週間程度で約$5,000弱急落していたダウ平均が、この日は場中序盤にG7が翌日に緊急電話会合を財務相および各国中銀総裁間で開くと報じられたことで、何らかの対策や各国が経済安定のために協調策と金融緩和による経済下支え策を講じるのではないかという期待が市場に広がった。一本調子で引けにかけても上昇を続け、ついに5%を突破して史上最大の上昇幅を記録した。 2020年3月4日 US$27,090.86 +1,173.45 (+4.53%)連日の高ボラティリティが続く市場の中でこの日はISM非製造業景況指数の好結果や米国議会が新コロナウイルス対策に巨額を投じる議決をしたこと、さらに民主党の大統領予備選の山場スーパーチューズデーで劣勢であったバイデン前副大統領が一気に盛り返したことでサンダース候補より確実に市場フレンドリーな同氏が選挙戦を有利に運べればとの楽観傾向が戻り一気に上値を伸ばした。
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値幅上位記録 TOP 5(最大下落幅を除く)
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「ダウ平均株価」の記事における「値幅上位記録 TOP 5(最大下落幅を除く)」の解説
2020年3月12日 US$21,200.63 -2,352.60 (-9.99%)前日のトランプ大統領の具体性に欠く経済対応・対策の会見内容への失望と新型コロナウイルスの世界的拡散懸念が続いている中でトランプ大統領が前日夜に発表した欧州からの入国停止措置による物資・人的資源の往来の停滞懸念による世界経済打撃懸念により下げが加速、サーキットブレーカー解除後は一時は$1400以上の反発を見せるもののその後は再び下げに転じ、サーキットブレーカーが再発動された後に大引けでは-10%近い下落率を記録しブラックマンデー以来の強烈な下落に見舞われた。 2020年3月9日 US$23,851.02 -2,013.76 (-7.79%)全面的な原油価格競争への懸念と新型コロナウイルスの脅威も加わって一斉に下げに転じ、-7%を上回った下げ幅であった。 2020年6月11日 US$25,128.17 -1,861.94 (-6.90%)利益を確保したい投資家心理に、コロナウイルスの再流行の懸念が加わり一斉に下げに転じた。 2020年3月11日 US$23,553.22 -1,464.94 (-5.86%)前日のトランプ大統領の減税ツイートへの期待の急上昇から期待の剥落による下落の最中に入ってきたWHOテドロス事務局長による公式の新コロナウイルス世界的パンデミックを宣言するや否や急降下する展開で、一時期は$-1700近く下げた時間帯もあったが、その後少々の買いが入ったことで引値での$-1500は避けられたものの最終的に-5%以上の下げとなった。 2020年3月18日 US$19,898.92 -1,338.46(-6.30%)18日の市場は、新型コロナウイルスの感染拡大への懸念で取引開始直後からダウ平均株価は前日に比べて$1,000を超える水準で大きく値下がりしていた。そして、日本時間の午前2時前に主要な株価指数「S&P500」の下落率が7%に達したため、サーキットブレーカーが発動され、自動的に売買が中断された。このサーキットブレーカーは、2013年に現在の基準が設けられた後、同月9日に初めて発動されたが、18日で4度目となる。取引は15分後に再び再開されたものの、その後も大幅に値下がり幅を広げていき、一時$19,000を割り込んだ。ダウ平均株価が$19,000ドルを割り込むのは、2016年11月以来、3年4か月ぶりである。
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