値幅制限・サーキットブレーカー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/21 04:30 UTC 版)
「日経225先物取引」の記事における「値幅制限・サーキットブレーカー」の解説
相場の急変動から投資家を守るという名目で、先物価格自体に値幅制限が設けられている。一日の値幅がこの水準を超えると終日取引停止となり、いわゆる「ストップ高」「ストップ安」の状態になる。日経平均株価の水準により、制限値幅は異なる。また、値幅制限の半分の変動、かつ理論価格から一定以上の乖離が発生したときにはサーキットブレーカーが発動され、15分間取引が停止される。サーキットブレーカーが実際発動されたのは、アメリカ同時多発テロ直後の2001年9月12日、およびサブプライム問題による世界的金融不安で日経平均株価が暴落した2008年10月10日、及び2008年10月16日、及び過去最大の上昇率を記録した2008年10月14日、および東北地方太平洋沖地震に起因する福島第一原子力発電所事故の影響を受けた2011年3月15日、「アベノミクス」への期待による2013年5月からの過熱気味な急ピッチな上昇の反動などによる2013年5月23日との6営業日である。
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