作品に登場する生物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/22 08:39 UTC 版)
ネゴトバチ グーグー島に生息している小さな蜂。作中で登場したネゴトバチは、ガルガリ博士の家の近くの小さな木に巣を作って生活していた。この蜂に刺されると即座に眠ってしまい、自分が隠している秘密を寝言で喋ってしまう(なお、しばらく時間が経つと自然に目覚める)。 オンブケロゴン パッキーたちが最初、怪獣と思っていた“怪獣X”の正体。大中小とそれぞれが大きさの異なる、三匹が重なり合った小さな蛙。愛らしい外見とは裏腹に、グーグー島に鳴り響くいびきに匹敵する程のものすごい大きな声で鳴く。 石の怪物:西尾徳 グーグー島のゴーストタウンに住んでいる動く石像。言葉を話す事が可能で、その際は移動時と同じく両目が赤く輝く。その正体は、ゴーストタウンの壁画に描かれていた絵が自我と命を得て抜け出した存在。探険で町を訪れたパッキーたちを追い回し、大暴れした。作中ではドコドンが脱ぎ捨てたガボットのパーツを着込んで騙まし討ちを仕掛けたり、石柱に変装していたガルガリ博士とドコドンを見破る、自分を攻撃しようとしたパッキーとムンムを手玉に取るなど、意外にも頭の回転はかなり早い。二度目に前述の壁画前で対峙した際にパッキーとムンムの二人を追い詰めるが、誤って自分が抜け出した時に空いた壁画の穴に入り込んでしまい、直後に仕掛けが作動。隠されていた秘密の壁画が浮上するのと同時に、元の壁画ごと地中へと沈没した。 ちなみに、最初に石の怪物を見たガルガリ博士によると「前に(自分だけで)来た時にこんなものあったかな? ワシ覚えとらんぞ」との事。 宝の番人:大塚周夫 (「宝探し編」)、齋藤隆 (「ダルー編」「ゴジー編」) 宝の山内部に存在する、宝の箱があった黄金の宮殿の先に安置されている壺で眠っていた、その名の通り“本当の”宝の番人。「宝探し編」と「ダルー編」「ゴジー編」で姿が異なり、前者はアラブ装束のようなもので全身をすっぽり隠した人間の男性のような姿で、後者は雲のような身体に大きな顔が浮かんだ幽霊のような姿。いずれもグーグー島に鳴り響くいびきの正体であり、火山噴火時に4人を助けている。方法はそれぞれで異なっており、前者は宝物よりも生きて無事に帰る事を望んだ4人を認めて魔法でガルガリ博士の家の前まで転移させ、後者は脱出に必要な「命の毛布」という道具を宝物全てと引き換えに渡している。いずれも最終的に入手した宝物は4人の手から失われるが、前者は4人に一枚ずつ金貨を残しており、後者はドコドンがたまたま一つだけ持っていた宝石が残った。 イエムシャコング 裏グーグー島に生息している怪物。いくつものガラクタやゴミが固まった巨人のような姿で、その名の通り家を食べる。パッキーたちが裏グーグー島で最初の冒険として、このイエムシャコングを倒すのが冒険内容となった。ドコドンを捕まえるも、パッキーのアイデアで二つのピコピコポンを入れた家を食べて、腹の中でメチャクチャに暴れられたために、バラバラに吹き飛んだ。吹き飛んだ後には、それまでイエムシャコングが食してきたと思しき大量の建築材料が良好な状態で残った。 人食い植物 キャンディママが、パッキーたちへの第二の冒険の課題として送った種から発芽した怪植物。パッキーたちを捕まえて食べようとしたが、ドコドンのおならによって逃げられてしまう。根が張ってるために近づかなければ安全と思われたが、タンポポの綿毛のような種を出し、それがガルガリ博士に根付いて発芽してしまったため、動き回る第2世が生まれてしまった。初代の人食い植物は、後に充分な水と養分を得る事が出来ずに枯れて活動を停止してしまった。 ガルガリ博士と後に捕獲したパッキーたちの水分を吸収し尽そうとしたが、裏グーグー島の下が海だということで、三つのピコピコポンを使って穴を掘り、そこから溢れ出した海水を浴びせられて萎れた。 プレスツリー ピコポン星に生えている意志を持った三本の木。ピコの鍋を作るために必要なもので、プレス機のような機能を持つ。幹にあるヘソのようなコブを決められた回数順に叩くとプレスツリーはピコの鍋の材料の鉄板を圧縮・加工して、ピコの鍋に仕上げてくれる。 海の大将 グーグー島の海底に棲む巨大な鯨。虹色の珊瑚礁の守護者であり、珊瑚礁を狙う者は誰であっても容赦しない。パッキーたちをピコポン1号ごと飲み込んでしまうが、同席していたゴジーの持つ装置で珊瑚礁の案内役として操られてしまう。
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