会社の変遷
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1974年、フォード商品の輸入会社として「フォード自動車(日本)株式会社」(略称:FOJ)を設立。 1981年、マツダとフォード及び取引企業の共同出資によりフォード車の販売会社として「株式会社オートラマ」を設立。 1997年、「オートラマ」が「フォードセールスジャパン株式会社」(略称:FSJ)へ社名変更。 1999年3月、マツダ及び取引企業が保有するFSJ株を全てFOJが買い取り「フォード・ジャパン・リミテッド」(略称:FJL)を設立し、自動車部品事業を除くFOJとFSJの全ての事業及び資産をFJLに譲渡する。直営販売会社として「フォード・ジャパン・ディーラー・リミテッド」(略称:FJDL)を設立し、関東エリアの旧オートラマ直営店舗および他企業経営の一部店舗を引き継いで直営店として運営を開始する。 2000年11月、「フォード関西」の親会社イズミヤが事業整理により経営撤退することから全店舗の運営を継承。 2016年1月25日、『「収益改善への合理的な道筋」が見えない』ことを理由に、2016年中に日本市場から撤退すると報じられた。全従業員宛てに送った電子メールでは「日本市場の閉鎖性」を挙げている。とはいえ、例えばメルセデス・ベンツ、BMW、フォルクスワーゲン、アウディと言ったドイツ車はむしろ売り上げを伸ばしており、自動車評論家の小沢コージは、大衆車を高級車価格で売ろうとしたフォードの怠慢が原因だと断じている。実際、車の右ハンドル化やナビなどのローカライズは全く行われないか、中途半端なものが多かった。アメリカの自動車ジャーナリストのバーテル・シュミットは、日本市場は閉鎖的ではなく、むしろオープンであると述べている。 2016年1月26日、フォード・ジャパンのウェブサイトで、2016年下半期をもって日本国内の事業を全て終了する旨が正式に発表された。事業終了後はFJLとFJDLは完全閉鎖となり、全国の販売会社はディーラー契約が解除されて、日本国内の正規ディーラー網は消滅、115年余年の日本フォードの歴史が終焉する。 2016年9月30日、フォード・ジャパンのサイトでお知らせを除く全コンテンツが閉鎖される。 2017年1月、フォード・ジャパンのサイトのトップページが、アフターサービス委託先「ピーシーアイ」フォード事業のウェブサイトへ遷移し、フォード・ジャパン・ディーラー・リミテッドのサイトが消滅した。 「オートラマ」も参照
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会社の変遷
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「フォルクスワーゲン グループ ジャパン」の記事における「会社の変遷」の解説
1983年7月に、ドイツに本社を置くフォルクスワーゲン製造AG(現フォルクスワーゲンAG)の日本における輸入販売強化、組み付け用部品、材料などの調達、技術提携、情報収集、企業広報を目的として日本法人「フォルクスワーゲン株式会社 (英文名 Volkswagen Asia Ltd.)」を東京都港区南青山に設立。1989年8月に社名変更し「フォルクスワーゲン アウディ 日本 株式会社(VAN)」となる。1990年からはフォルクスワーゲンとアウディの輸入元として日本国内での正規ディーラーネットワークの展開に乗り出す。1992年に、愛知県豊橋市明海地区(三河港)に国内最大級の専用埠頭を有し、陸揚げ、輸入整備施設を独自に投資し建設、東京都港区西新橋から本社も同地に移転。1996年9月に再び社名変更し「フォルクスワーゲン グループ ジャパン 株式会社(VGJ)」となる。
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