企業・研究機関
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/12 23:54 UTC 版)
「マーベル・シネマティック・ユニバースの設定・用語一覧」の記事における「企業・研究機関」の解説
スターク・インダストリーズ(Stark Industries) MCUの多くの作品に登場する世界的な巨大複合企業。ハワードが創業し、オバディア・ステインと共に発展させた。ハワードの死後、オバディアが暫定的にCEOを務めたあと、トニーが21歳でCEOに就任。現代ではペッパーがCEOを務めている。 ハマー・インダストリーズ(Hammer Industries) ハマーがCEOを務める軍需産業。ハマーが他者の作品や知的財産を盗んできただけでリムジンやビジネスジェットも保有する程の規模を誇り、スターク社と同様にレーサーへのスポンサー協力も行う企業だが、イランでアーマーの運用試験に失敗しているなど、会社全体の技術力はスターク社に劣る。スターク社が軍需産業から撤退したため、アメリカ政府の兵器請負業者となった。 『ルーク・ケイジ』には、当社の兵器が登場する。ハマー社本社研究所 ニューヨークのクイーンズに構えられているハマー社の本社研究所。当社の業績とは裏腹に施設は立派なもので、所内の警備員も屈強な男性ばかりである。ハマーによって留置場から脱獄させられたイワン・ヴァンコ/ウィップラッシュは、ハマーと結託したように見せかけてここに潜伏しながら設備を利用し、“ハマー・ドローン”と“ウィップラッシュ・アーマー マーク2”を開発した。後にヴァンコの身柄確保のためにナターシャがハッピーと突入し、警備員らを瞬く間に蹴散らす。 シェーファー警備会社(Schäfer Sicherheitsdienst) “イリジウム”を保管していた警備会社。シュトゥットガルトの本社屋内にあるイリジウムの保管庫へ入室するには、オーナーであるハインリヒ・シェーファーの虹彩を認証装置にスキャンさせなければならない。ロキに操られたクリントは、本社屋に数名の兵士と浸入し、ロキから送信されてきたシェーファーの虹彩を用いて保管庫からイリジウムを奪取する。 A.I.M.(エイム) キリアンが経営するシンクタンク。フルネームは“Advanced. Idea. Mechanics.”。元々は小さな研究所だったが、退役軍人や社会不適合者・障害者を被験者とする“エクストリミス”の研究及び人体実験とテロ活動を行い、その危機管理を利用してアメリカに武器を売りつけるという非合法的な運営を裏で繰り返してきたことによって、現在では政府に認可される組織となった。同時に“アイアン・パトリオット”のアップグレードも担当した。 キリアンの死後の動向は不明。 ユージン遺伝研究所(U-GIN Genetic Research Facility) 漢江の盤浦大橋の南端に浮かぶ人工島に建設されている、チョが勤務する研究施設。ここでウルトロンはチョを洗脳して新たなボディとなる人工肉体を造らせ、ボディを含んだ“クレードル”を運ぶために、本施設のトラックも利用する。 ピム・テック(Pym Technologies) ピムがS.H.I.E.L.D.脱退後に、ジャネットを救い出すための研究資金を得る目的で設立した企業。ナノテクノロジーと分子研究を専門としている。 現在では引退したピムに代わってダレンとホープが当社のトップとなっており、ダレンは完成したイエロージャケットを売りさばいて利益を上げ、当社を“クロス・テクノロジー”と改名しようと企てていた。本社研究所 サンフランシスコに構えられたピム・テックの本社屋。屋上にはヘリポートが、内部には“未来ラボ”という名称の研究室やイエロージャケットを格納する粒子チェンバーと複数のテレビモニターを備えた保管室、クロス粒子の貯蔵室、サーバールームや水圧制御室などが存在する。 ダレンはここでイエロージャケットの研究・開発とセールスプロモーション及び披露会を行い、ヒドラ幹部らへ販売しようと企んだ。しかし、スコットやピムたちによって仕掛けられたピム粒子を詰め込んだ多数の爆薬により、本社屋ビルは爆破・消滅する。 エックス・コン・セキュリティ・コンサルタント(X-Con Security Consultants) サンフランシスコの街角にオフィスを構える小規模な防犯会社。“エックス・コン(X-CON)”とは、“元泥棒”の意である。ルイスが社長として起業し、デイヴとカートも当社の一員として属している。 顧客への防犯用品の販売・設置などを基本業務としているが、2018年時の経営状況は倒産寸前なほど赤字だったようで、ルイスはその事実を皆に内緒にしていた。しかしソニー・バーチの一味の逮捕に貢献したことが広まったためか、大切な顧客の“カラペティアン”との契約が結ばれる。 デイリー・ビューグル(The Daily Bugle) J・ジョナ・ジェイムソンがニュースキャスターを務めるネットニュースメディア。ロンドンでのピーターとクエンティン・ベック/ミステリオの戦いの事後、ミステリオの一味によって投稿された“今際の際のベックが悪党だったスパイダーマンの正体を公開する映像”を、偽造されたものと知らずに公開してしまう。 計算サービス社(Computational Services Inc.) ウエストビューの一角にオフィスを構える会社。ヴィジョン(カオス・マジック)やノームたちがアーサー・ハートの下で勤務している。劇中では社員たちによる計算用紙を取り扱う仕事が描写されているが、具体的な業務内容は不明で、ヴィジョン(カオス・マジック)もノームに「ここはなんの会社だ?」と問い掛けている。 後にオフィスに導入されたパソコンが、ウエストビューの外部からEメールを受領し、そこに記載されたウエストビュー内の高い放射能の検知内容とワンダに関するS.W.O.R.D.の重要機密を目にしたことでヴィジョン(カオス・マジック)は、抱え込んでいた現状における違和感に拍車がかかることになる。
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