ウエストビュー(Westview)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 23:58 UTC 版)
「ワンダヴィジョン」の記事における「ウエストビュー(Westview)」の解説
本作の舞台となる、アメリカ合衆国ニュージャージー州郊外の小さな町。人口は、看板の通りであれば3892人。夫婦となったワンダとヴィジョン(カオス・マジック)が新生活のために引っ越してくるが、当初は1950年代から始まり、話数を経る毎に風景や文化といった構造が変わっていく。 町の雰囲気は明るく、住民の多くがワンダとヴィジョン(カオス・マジック)に親切だが、明らかに不自然な状況や環境の変化にも一切動じる気配がない等、現実的には有り得ない空間と化している。 現実のこの町は前述の“ヘックス”に囲まれており、内部は“シットコム”に基づく物理法則に支配されている上、外部から侵入してもその一部になってしまい、ワンダの心理状態によって町中の様子が変動することがある。 FBIが証人を保護していたが、突如その証人が「存在しないことになった」と気付いたウーが異常を察知し、応援に来たモニカが取り込まれたことでS.W.O.R.D.主導により封鎖された。 ヘックスの内部においては栄えているようだったが、実際のウエストビューは非常に閑散とした寂れた町であった。 だがワンダは、モニカの説得やアグネス(アガサ)との戦いで自身の力が住民たちを苦しめている事実に直面したことで改心し、最終的にこのヘックスを消滅させて町全体の景観を元に戻し、住民たちの洗脳も解く。 ヴィジョン邸 ウエストビューの2800番地に構えられたワンダとヴィジョン(カオス・マジック)が住む邸宅。この邸宅の内装も話数を経る毎に時代背景に合わせて変化していき、最初は1階建だったが、第2話からは2階建となる。その実態は、ワンダと暮らす将来を想定したヴィジョン(オリジナル)が購入したもののデシメーション以降の混乱で更地となっていた土地に、ワンダがカオス・マジックで築き上げた家宅である。 計算サービス社 ウエストビューの一角にオフィスを構える会社。ヴィジョン(カオス・マジック)やノームたちがハートの下で勤務している。 ウエストビュー町立図書館 ヴィジョン(カオス・マジック)が出席した近所の見まわりに関する男性陣の会議が開かれた施設。ここでヴィジョン(カオス・マジック)は、打ち解けた男性からもらったガムを飲み込んでしまい、誤作動を起こして泥酔したような状態になってしまう。また、ヴィジョン(カオス・マジック)とザ・ヴィジョンの戦いもここで決着する。 アグネス宅 ウエストビューの2804番地に構えられたアグネスが住む邸宅。地下にはファンタジーのダンジョンのような空間が広がり、魔術や儀式に使用されるようなアイテムが多数置かれている。その実態は、ボーナーの邸宅をアガサが占拠したものである。 タンホイザー・ゲート 町の一角にある映画館。モニカはワンダが飛び去った後に、ここでスクラル人女性のエージェントと邂逅する。
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