全国高校生魔法学論文コンペティション
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 03:46 UTC 版)
「魔法科高校の劣等生」の記事における「全国高校生魔法学論文コンペティション」の解説
通称、論文コンペ。日本魔法協会主催で行われ、魔法学や魔法工学の研究成果を大学、企業、研究機関などに向けて生徒が発表する。「横浜騒乱編」および「古都内乱編」の舞台となる。
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通称「論文コンペ」。全国の高校生が魔法学、魔法工学の研究成果を発表する場。注目度も高く、発表チームの代表が魔法研究機関からスカウトされるだけでなく、発表された論文がそのまま魔法大全に収録され大学や企業に利用されることもある。九校戦が「武」の対抗戦とするならば、論文コンペはこれと双璧をなす「文」の対抗戦といえる。魔法理論を教える高校は実質魔法大学付属高校の九校のみなので、九校戦同様魔法科高校九校で行われる。 非魔法科高校を対象とした弁論大会や研究発表会と論文コンペの最大の違いは、発表内容の実演がプレゼンテーションに含まれるという点にある。つまり論文の発表には、魔法装置を作って檀上で魔法を実演することが含まれる。実演のためには、魔法装置の設計から術式補助システムの製作、それを制御するためのソフト、搭載するためのボディなど、高度かつ手間のかかる準備が必要となる。コンペ直前の時期ともなれば、各高校総じて、技術系クラブ、美術系クラブはもちろんのこと、純理論系のクラブや実技の成績上位者も本番の成功へ向けて総動員される。 開催日は毎年十月の最終日曜日と決められており、開催地は日本魔法協会の設置されている京都と横浜で交互に開催される。開催地によって論文の評価の傾向が異なり、横浜では技術的なテーマが評価され、京都では純理論的なテーマが評価される。 第一高校では、論文コンペの出場者は校内の論文選考会で決定され、論文の作成とプレゼンの準備は選出された三人が共同で取り組む。基本的には、方向性の統一のため、メインの執筆者一名とサブ二名の役割分担をしたチーム構成となる。2095年度メインは市原鈴音、2096年度メインは五十里啓。 なお、論文コンペには「魔法大学関係者を除き非公開」の貴重な資料が使われるため、産学スパイの標的になることがある。チンピラが小遣い稼ぎのために行う程度のレベルだが、置き引きや引ったくりなどが頻発し、実際にプレゼンターが襲われて怪我をした実例があるため、各校はコンペ開催の前後数週間、参加メンバーに護衛をつけている。会場では魔法協会が手配したプロの魔法師たちが警護を務めているが、九校から集められた共同警備隊も巡回に参加している。警備隊の総責任者は九校戦のモノリス・コードの優勝校から出すという不文律がある。 全国魔法科高校親善魔法競技大会に引率教職員が付かないのに対し、審査員(慣例で各魔法科高校生徒会長)を含めても各校僅か4名の1日限りの論文コンペ公式参加生徒に引率教員が付く。 2095年10月30日9:00より横浜国際会議場にて開催された論文コンペは、15:30に始まった横浜事変で、最終発表高の第三高校への交代中の15:37に当コンペ会場をも標的に襲撃が開始されたため満了できず、各自・各団体・各校がそれぞれ独自に防衛・反撃・脱出する事態となった。 2096年10月28日に新京都国際会議場にて開催された論文コンペは、急病の第二高校予定発表者に代わって九島光宣が発表した「精神干渉系魔法の原理と起動式に記述すべき事項に関する仮説」が優勝した。
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