主要人物らの関係者・親族など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 08:54 UTC 版)
「カメレオン (漫画)」の記事における「主要人物らの関係者・親族など」の解説
美島 ジュン(みしま ジュン) 色黒の美男子。元は渋谷最強を誇るチーマーのヘッドで、事件を起こしキュウと同じ鑑別所に入っていた。渋谷時代の専横ぶりがメンバーの反感を買い、鑑別所出所直後に刺されて重傷を負い、失血死の危機に陥るがキュウの輸血により救われ、彼と義兄弟の契りを交わす。そのことによりキュウのことは絶対の存在として信じるようになり、彼の頼みからヤザワを命懸けで守ることに。 ケンカは桁違いに強く、松岡を一発KOするほど。それに対し激怒した松岡が、仲間に命令してヤザワを狙って落とさせた鉄骨からガードするなど不死身の活躍でターミネーターと呼ばれる無類のタフネスを誇る。しかしその際に戦闘不能なほどの重傷を負ってしまうが、キュウとの約束にかけて意地を張って松岡と再戦する。だが、やはり力を出し切れないため復讐の鬼と化した非情の松岡にはかなわず、徹底して無残に痛めつけられるが、松岡の腹に当てたパンチにより、鎖を巻いたガードの上から当てたにも関わらず重傷を与える。命に代えてもヤザワを守り続ける信念は変わらないジュンであったが、重傷になった途端に自分をあっさり見限って(実際、「破れたバリアーの面倒なんか見てられるか」と冷淡そのものだった)松岡に買収されるヤザワを見て激怒、ヤザワと松岡を殺すことだけを考える復讐鬼と化した。しかし、自分のために鑑別所を抜け出してきたキュウの言葉やヤザワの行動により復讐を止め、松岡にも「オメーの勝ちでいいよ」とあっさり認める態度を見せて確執を終わらせた。 後に自衛隊へ入隊し、飛行機内で国際テロリストを粉砕するなどの活躍をした。同時期彼女のミカとできちゃった結婚をするが、軟派気味だった以前とは打って変わって人間的にも成長していた。そして子供が産まれる前から親バカぶりも見せている。アメリカンバイクを乗り回すバイカーでもある。 椎名 雄一(しいな ゆういち) 自称「雄二のアネ・ユウ」だが女装した男性すなわち兄。見事な変身ぶりで女性にしか見えない。恋愛対象は男性。オカマと知らず交際した男達は、正体に気づいても決して彼女(?)を捨ててはならない。振ってしまえば最後、とことん追い込まれ不幸の底に落とされるからである。ヤザワのファーストキスの相手。見た目とはうらはらに空手の実力者で、腕前は弟を上回る。弟・雄二によれば、彼女(?)が激昂したときは、歯を折ることですらとばっちり程度でしかない。一度は小山に惚れたこともあったが、彼と明日香の強い絆の前には潔く身を引いた。 一条 明日香(いちじょう あすか) 小山が見合いをした清楚な美人。小山がヤクザに捕まった相沢を助けるために見合いを蹴ってしまったが、純菜から事情を聞いて惚れ直し、出会いという形で交際するようになる。小山とは相思相愛なものの、デートをすっぽかされるなど度々振り回されており、ヤザワに強姦されかけたこともある。 鶴岡 照生(つるおか しょうせい) 暴力団・講談会組長の家に生まれ、文字通り生え抜きで跡目の14代組長に。孤独なケンカに明け暮れた高校時代、唯一優しくしてくれたレーコとのキューピッド役をヤザワが果たすこととなり、以後何かと助力する。彼の事務所は、突然ヒットマンが襲ってきて血の雨が降ることも日常茶飯事である。ヤザワを成南卒業後に五分の兄弟組長として迎えようとしたことも。 相沢 健吉(あいざわ けんきち) 相沢兄妹の父親で現在は故人。小山の親友で共に暴走族「影舞」を創設した。特攻隊長として走っていたが、直樹が産まれたことで一足先に引退し、その後は家族のために真面目に働いていた。小山の強い願いで彼の引退式に参加し、単車の調子が悪いにも関わらず仲間のためにケツ持ちを買って出たことで事故を起こしてこの世を去った。愛車はカワサキ・ZⅡで、直樹が偶然彼の単車を手に入れて事故を起こしそうになった時に現れ、事故から息子を守った。
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