主な魔法の道具
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 09:50 UTC 版)
「花の魔法使いマリーベル」の記事における「主な魔法の道具」の解説
劇中では様々な魔法道具が登場するが、その中でも特に使用頻度の高いものを記す。 マリーベル・タンバリン 花の形を模したタンバリン型の魔法道具。マリーベルの持つ魔法道具の中でも特に重要な主要アイテムで、中に数多くの魔法道具がしまわれている他このアイテムがないと花魔法が使えない。表側の円状のプレートの中央は花魔法界に通じておりタンバリンの住処にもなっている。本体についている取っ手を持つことで引っ張られるようにして空を飛ぶことができる他、取っ手をひも状に伸ばし肩にかけてショルダーバッグ状にして持ち運べる。 フラワー・ステッキ(マリーベル・ステッキ) 花魔法を使う際に使用する魔法のステッキ。「マリリン・ベルルン・リンリンリン!」と呪文を唱えて魔法の内容を指定することにより、魔法の効果が表れる。この際、ステッキの先端が花のように開き、魔力のこもった魔法の花びらが放出される。一旦魔法を発動した後に追加で魔法を使う際などには、呪文を唱えながら、もしくは直前の呪文を省略しかける魔法の内容を直接言ってから「はーい!」の掛け声と共に上空にステッキを掲げて発動する。 フラワー・ハウス マリーベルの自宅。花の魔法使いが一人一軒持つ花でできた魔法の家で、マリーベルの花にフラワーハウスの元を一滴垂らすと、小さな一軒家に変化する。建物自体が飛行能力を持ち、花魔法界と人間界を自由に行き来できる。フラワーステッキの力で離れた場所からフラワーハウスの飛行機能を作動させ、遠隔操作で家ごと呼び寄せることも可能。 見た目に比べて中は大変広く、中央にはフラワー・ドアという花の文様が描かれた複数のドアが存在する。家の周りにある庭は花びらが変形したもので、台風避けモードの発動により悪天候の際に閉じてつぼみになり家を守る。また、この他にも防犯機能が完備されており、寝室の真上にある展望台の花のコントローラーで操作する。 元々は花魔法界の自宅の敷地内に存在する建物で、マリーベルの魔法によって人間界に転移してきたもの。そのため、花魔法界側での自宅の敷地は空き地になっている。庭には花魔法使いに夢や希望を与えられた人の数だけ花が咲くようになっており、自宅の庭を花一杯で満たすべく人間界で修行をすることが、マリーベルが人間界にやってきた動機のひとつとなっている。 フラワー・ドア 前出フラワー・ハウスの一機能。家の中央に位置する広い部屋の中に複数存在する様々な種類の花が描かれたドア。ドアに描かれた花と同じ花が存在する場所へいける。(自生かどうかは問わない)更に頭の中で強く思い浮かべながらドアを開くことで、移動先、移動先で会いたい人を指定することが可能。ただし、基本的に花の存在する所にしか移動できない。 この部屋に行くドア及び中のフラワー・ドアに入るには、フラワー・オルゴールの中にしまったドアの鍵が必要。鍵の指輪を使ってオルゴールから取りだす。 花馬車 花のつぼみが車体となっている馬車。馬車と言っても馬はなく自走する。地上のみならず、空中、水中、宇宙、さらには異空間や異世界、人の心の中など、どこにでも行ける万能車。 魔法の香水 香水を振り掛けると、身体のどこかにプロペラ状の花が咲き、楽しい事を思い浮かべることで自由に空を飛べるようになる。 マリーベル・コンパクト 魔法の力でテレビ電話のように通話が出来る、チューリップを模った手のひら大のコンパクト。普段はペンダントヘッド大の大きさで鎖がついたネックレスの状態になっており、使いたい時に胸元に手をかざすとペンダントが首にかけた状態で出現し、ペンダントヘッドが大きくなってコンパクトになる。コンパクト以外の通信手段を持つ相手とも連絡を取り合える。マリーベルのみ別のコンパクトを介して離れた場所へ瞬間移動することが可能。また、別の魔法道具と組み合わせて使うことで、相手の考えていることを鏡の部分に映し出すこともできる。連絡用にユーリに手渡され、ビビアンはマリーベルに助けを求めた際に咲いたマリーベルの花から授かった。
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