メティス関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 07:06 UTC 版)
「カミカゼ☆エクスプローラー!」の記事における「メティス関係」の解説
メティス(Metis) 本作品に登場する特殊能力。保有者が急激に増えたことで認知され、科学的にも存在が証明されたが、未解明の部分が多い。500人に1人程度の割合で発現し、積極的に集めている澄之江学園ではクラスに2~3人程度。基本的に1人に1つの能力が発現し、その能力は本人の欲求が現れたものだといわれる。地球環境の変化により海面が上昇した頃から保有者が増加したことから、「人類が環境に適応して『進化』しようとしている」という仮説が立てられている。名前の由来はギリシャ神話に登場する知恵の神から。 メティスパサー メティスを使う能力者のこと。メティスパサーは社会的に差別まではされずとも微妙な扱いを受けることも多く、両者がほぼ問題なく混在している澄之江学園のような場所は珍しい。 メティスネーム メティスに付けられている名。メティスパサーは潜在的にメティスネームを持っており、潜在意識の中でネームを探し当てて発言することにより、初めてメティスを自分の意志で扱うことができる。そのためメティスネームを発見・認識することが、メティスパサーとしての最初の一歩と言われている。 MWI値 「Metis Wave Intensity」(メティス波強度)の略で、メティスパサー特有の脳波「メティス波」の強度を表す。この値が高い人間は何らかのメティスが使えるとされる。ただし現状ではあくまで指標でしかなく、NWIの数値がそのままメティスやメティスパサーの優劣を決めるものではない。 ジョーカー(Joker) 速瀬慶司のメティス。メティスパサーの身体、もしくはメティスの効果そのものに一定時間(0.5~1秒未満程度)触れることで、そのメティス能力をコピーし、一度だけ自分で使えるようにする特殊なメティス。一度にコピーできるメティスは一つで、コピーの取得は意志に因らず自動的に行われる。 アイギス(Aigis) 姫川風花のメティス。空気を圧縮することで目に見えない強固な壁を作り出し、物理的衝撃から身を守る。 プロミネンス(Prominence) 祐天寺美汐のメティス。数万度の炎を発生させ、自在に操る。 ペネトレイター(Penetrator) 速瀬まなみのメティス。手に持った鉛筆などの棒状の物体を硬化させ、先端部分に高い貫通力を付与する。能力の集中度に比例して硬度・貫通力が増す。 マーメイド(Mermaid) 沖原琴羽のメティス。水中呼吸を可能とし、体温を調整し、水圧を軽減するなどして水中で自在に活動できるようになる。また身体に触れている水などの液体を操作することもできる。 アンブラ(Umbra) 宇佐美沙織のメティス。影を自在に操るメティスで、影から「イドロイド」と呼ばれる疑似生命体を出現させ、使い魔の様に使役できる。 イカロス(Ikaros) 近濠菜緒のメティスで、飛行能力を持つ。 ディスカヴァリー(Discovery) 汀薫子のメティスで、メティス波を視覚的に捉えることができる。大まかながらそのメティスの持つ性質や強弱も見えるため、見知った能力であれば使用者を特定することもできる。 アイリス(Iris) 柿崎潤のメティス。自分の脚力を一時的に増大させ自動車以上のスピードで走れるが、持続時間が数秒程度しかない。 レモラス・サッカー(Remora's Sucker) 甘粕湘也のメティス。自身の身体の一部を吸盤のように吸着させ、他者を拘束することができる。 パペット・イン・ザ・ミラー(Puppet in the Mirror) 海老名孝義のメティス。一定時間(0.5秒)以上目を合わせた相手の体の自由を奪い、自分と全く同じ動きをさせる。 ダビデ・ストーン(David Stone) 江坂卓のメティス。攻撃目標に向かって石を投げつけ、その石が命中した時の衝撃を増幅し、爆発を起こす。 ルミエール(Lumiere) 淡島エリのメティス。指先に豆電球ほどの光を灯す。 タッチパネル(Touch Panel) 氷室浩美のメティス。電気機器の任意の箇所に触れるだけで、その機器のスイッチを操作することができる。
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