ベジータの戦闘力
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/12 16:06 UTC 版)
作中におけるベジータの明確な戦闘力の数値は以下の通り。 地球襲来時:18000、180000(大猿時) ドドリアが「あいつの戦闘力は18000がやっとだった」と語っている。原作では数値は示されていないが、大猿になると10倍の180000まで上昇する。ただし地球での戦いで大猿に変身した際は(ベジータいわく)パワーボールを造ったこと、および悟空の3倍界王拳によりダメージを受けたことにより戦闘力が多少弱まっている。 ナメック星到着→ザーボン第1戦:24000 地球での傷が回復し、戦闘力が上昇。ドドリアのスカウターが計測。 ザーボン第2戦→リクーム戦:30000近く(書籍では30000) ザーボン戦後にザーボン自らが治療したことにより戦闘力が上昇。原作ではジースがスカウターで計測し「20000近くまで上昇したぞ」というセリフを発している。 アニメ『ドラゴンボールZ』および『ドラゴンボール完全版 19巻』第2刷以降、集英社マンガ総集編シリーズ『DRAGON BALL総集編 超悟空伝 Legend11』では「30000近く」と数値が修正されており、『ドラゴンボール改』では「30000を軽く超えちまったぞ」に変更された。 リクーム戦後→フリーザ第1形態戦:250000(原作では数値は不明) リクームとの戦いに敗れたあとに、悟空が与えた仙豆にて回復して上昇。原作では数値は不明だが、数値の設定は旧『ブイジャンプ』第1号(平成2年12月12日号)誌上で発表されている。ジースが驚愕し、フリーザの新型スカウターでも計測できなくなるほどにまで上昇した。 その後の正確な戦闘力の数字は不明だが、フリーザ最終形態との戦闘直前にはクリリンにわざと瀕死の重傷を負わされ、デンデに回復してもらうことでさらに戦闘力の上昇させている。ナメック星編では主にサイヤ人の特性である死の淵からの回復による戦闘力の増加で戦闘力を上昇させていたが、それ以降は主に修行による戦闘力の上昇である。 フリーザの地球襲来から人造人間出現までの3年間には、かつて悟空がナメック星に行く際にしていた以上の重力修行を繰り返す中で自分の限界に気付き、自分への怒りから超サイヤ人に覚醒。人造人間19号を圧倒するほどの実力を得た。しかし、人造人間18号には完膚なきまでに叩きのめされて超サイヤ人のさらなる可能性を模索し、精神と時の部屋でトランクスとの修行を経てパワー、スピードを格段に上昇させた超サイヤ人第2段階へと変身し、セル第二形態を圧倒する強さを見せた。なお、この時既に超サイヤ人第3段階にも変身できたようだが、デメリットが多いため作中では披露することはなかった。 セル戦の終了時には、悟空が地球を守って死亡したことに最大の目標を失い消沈したが、魔人ブウ編までの7年間に厳しい修行を積み、超サイヤ人2への変身を会得する。魔人ブウ編では、あの世で修行していた悟空との差が縮まっていないことに気付いたため、バビディにあえて洗脳されることで秘められたパワーを限界を超えて引き出されて戦闘力を大幅に上昇させ、超サイヤ人2の悟空とも互角に渡り合った。しかし、作品終盤まで最前線で戦い続けたものの、魔人ブウ(無邪気)との対決に命を賭して挑むも敗北した。その後、超サイヤ人3への変身を果たした悟空や、打倒魔人ブウのためにパワーアップしたゴテンクスと、老界王神の潜在能力解放を受けた悟飯には戦闘力で大きく水をあけられる形となった。 だが、魔人ブウ編とエピローグの間を描いた、劇場版『神と神』ではブルマが破壊神ビルスに危害を加えられた際に激怒し、一時的ではあるが悟空を超える戦闘力を示した。その後、宣言通りゴッドの儀式を行ったかは不明(少なくとも『ドラゴンボール超』のアニメ版は自力で)だが超サイヤ人ゴッドへの変身を会得した。そして、劇場版『復活の「F」』では、超サイヤ人ゴッドのパワーを持ったサイヤ人の超サイヤ人である「超サイヤ人ゴッド超サイヤ人(超サイヤ人ブルー)」に悟空と共に覚醒し、悟空と比肩する戦闘力を手に入れた。 『ドラゴンボール超』の漫画版“未来”トランクス編では超サイヤ人ゴッドに変身し、攻撃の一瞬だけブルーに変身することで、ブルーのパワーを溜め込むという新技を編みだすことに成功。結果、体力の消耗が激しいブルーの弱点を克服した。 宇宙サバイバル編では悟空が身勝手の極意に覚醒しかけたことで再び水をあけられそうになるが、トッポ(アニメ版ではジレン)との戦いの際に超サイヤ人ブルーの限界を超え、トッポを圧倒する力を見せ、続くジレン戦でも善戦した。この際に変身した姿はゲーム作品などで「超サイヤ人ゴッド超サイヤ人・進化」と呼ばれている。なお、漫画版では外見の変化は全くなく、オーラの形が変わるのみ。 漫画版の生残者グラノラ編では修行の末に破壊神の力を会得するに至る。これを悟空が身に付けた「身勝手の極意」に対し、「本能(我)のまま暴れ回る」として「我儘の極意」と名付けた。発動すると後ろ髪が少し伸び、超サイヤ人3同様に額の骨が隆起して眉毛は消失し、虹彩が透き通り瞳孔が色濃く目立つ姿になる他、左耳には破壊の技を使う者の証である耳飾りが付く。
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