ヘクセンヤクト(魔女狩り)
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「極黒のブリュンヒルデ」の記事における「ヘクセンヤクト(魔女狩り)」の解説
研究所の元研究員が、研究所の非人道的な計画を阻止するために結成したレジスタンス組織。東京の外れの廃工場に拠点を構えており、地下には大規模な設備を保有している。 茜(あかね) 声 - 近藤唯 研究所内部に送り込まれたスパイの一人。寧子たちが輸送されていた際、装甲車に乗っていて事故で下敷きになった女性。白衣を着ており、髪型は黒髪で長めのおかっぱ。「人類を破滅から救えるのはおまえしかいない」と、寧子に情報端末や「宇宙人の受精卵」を液体窒素で冷凍保存したシリンダー状の容器を入れた封筒を渡した。 カズミによると、魔法使いたちが脱走する事故を引き起こした張本人だが、本人はその影響で死んでしまったとのこと。 美樹=ノイマイアー(みき - ) 声 - 佐藤利奈 ヘクセンヤクトのリーダー格の女性。シスター服を着ている。ドラシルやグラーネを危険視しており、魔法使いたちを全員殺害しようとしている。 グラーネ、ヴァルキュリアの危機を回避した後は天文部の魔法使いたちの貢献を認め、UAVによる監視に留めるなど、態度を軟化させた。 イニシャライザー 声 - 皆川純子 ヘクセンヤクトの構成員。幼い少年のような風貌をしている。美樹からはレンと呼ばれており、マキナからはおじさんと呼ばれている。 ドラシルと同様の原理で魔法使いの魔法を中和し、封じることができる。中和できる時間には制限があり、相手がどんな魔法を使うのか知らなければ中和できない制約がある。 また、孵卵したドラシルを一撃で消滅させるなど、中和以外にも能力がある模様。しかし、新月の前後3日間は能力が使えなくなってしまう。 「イニシャライザー」は名前ではなく、同様に「イニシャライザー」と呼ばれる別の存在がヴィンガルフにもいる。 長髪の男 本名不明。ヘクセンヤクトの構成員。神父服に丸眼鏡をかけている。 必要とあらば魔法使いたちとの協力も厭わない合理的な考えの持ち主で頑なになりがちな美樹を諌める。 短髪の男 本名不明。ヘクセンヤクトの構成員。神父服の帽子で常に眼が隠れている。日本語を解さない様子でドイツ語でしかしゃべらない。 黒服 声 - 鈴木達央 研究所で脱走魔女の捕獲任務を任されていた男性。ヴィンガルフの中でも数人しかいない、すべての情報を開示されている上級研究員である。 この呼び名の初出はアニメ版第3話のキャスト名。(原作での初出はアニメ放映の約3ヶ月後の連載第107話) 原作劇中では、初菜やるるみ達研究所内の魔法使いからも黒服さんと呼ばれており、本名は不明のままである。良太らの思わぬ抵抗に遭い失敗を繰り返したため解雇を宣告された。土屋に仕事の引き継ぎと助言を残して表向き研究所を去ることになるが、外へ護送される車内で頭部を銃撃され、車ごと崖下に落とされた。死亡したと思われていたが、奇跡的に銃弾がそれたため、のちに廃人状態での生存が確認された。 病院で寝たきりになっており、口封じのため研究所から派遣された魔女に暗殺されそうになっていたが、「ヴィンガルフから来た」という一言を残していたことから、嗅ぎつけた美奈達により意識の無いままさらわれ、美奈の家で匿われていた。目を覚ました後は美奈の家を抜け出し、奈波達の敵討ちのために天文部の魔法使い達を殺害しようとしたが、反撃にあった上に良太の記憶の中の奈波に説得され、敵討ちを断念した。美樹から九の最期を聞かされたことで研究所に肩入れする動機を失い、ヘクセンヤクトに参加することになった。
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