ドラシル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/19 19:36 UTC 版)
「極黒のブリュンヒルデ」の記事における「ドラシル」の解説
ハーネストの中にいるアメーバのような生物。無数の目と口があり、イジェクトされるとハーネストから排出される。魔女にとって脊髄の役割を果たしている。良太たちは寄生体と考えていたが、美樹により、「ドラシルこそが魔女の正体」であると明かされる。魔女たちの意識は脳ではなくドラシルのものであり、成長して孵卵すると、巨大化して本体の人間を食いつくして完全な化け物になり、魔女だったころの記憶はそのままに周囲の人間を捕食する存在となる。孵卵の際は激しい頭痛が伴い、感情の高ぶりによって早まることもある。本来の脳にある記憶の残滓が見えることもあるが、研究所に入る前の記憶は研究所から与えられたものである。また、人間の脳を食わせて培養したドラシルには、その脳の人格が宿る。孵卵をコントロールする研究もされていたが、魔法使いはいつか必ず孵卵することしか判明しなかった。しかし、小野寺は孵卵に何らかの条件があることに気づいている模様。
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