プリキュアに関わる妖精
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 17:20 UTC 版)
「HUGっと!プリキュア」の記事における「プリキュアに関わる妖精」の解説
はぐたん 声 - 多田このみ 10月21日生まれ。はなのもとへ突然空から降ってきた赤ちゃんで、口癖は「はぎゅ〜」。好きなものはミルクで、好きな人物ははな・さあや・ほまれ・えみる・ルールー。 最初は前述の口癖しか喋られなかったが、はなたちに育てられるにつれ、舌足らずながらはなを「まま」と言うようになり、のちにさあや、ほまれ、たこ焼きにも波及する。そして次第にさあやを「しゃあや」、ほまれを「ほまえ」、えみるを「えみゆ」、ルールーを「るー」もしくは「るーるー」、ハリーを「はりー」と呼ぶようになる。はなのみ名前で呼ばず「まま」のまま。また、簡単な会話も出来るようになったが、ハリーの影響か、関西弁が混じることもある。また、歯が生えたため離乳食を食べるようになる。 その正体は、未来の世界のプリキュアの一人であるキュアトゥモローであり、ハリーと共にクライアス社の追っ手から現代へと逃げてきた。この時、時間遡行の影響で赤ちゃんへと姿を変えることになる(詳細はキュアトゥモローの節を参照)。 ミライクリスタルから生じるアスパワワをエネルギー源としており、極度にアスパワワを消耗した場合しばらく目を覚まさなくなる程に衰弱することもある。また周囲のアスパワワの減少を敏感に感じ取る特性も持ち合わせている。ハリーの説明によれば、8個のミライクリスタルのアスパワワをはぐたんに与えることで真の姿を取り戻すと共に止まった時間が再び動き出すとされていたが、作中ではそれ以上のミライクリスタルが集まっても元の姿には戻らなかった。 最終話でハリー、ルールー、クライアス社元社員と共に未来へと帰還。2030年にはなの娘として誕生し、「はぐみ」(愛称が「はぐたん」)と名付けられる。 番組開始に先駆け、『キラキラ☆プリキュアアラモード』の最終回(第49話)にもゲストとして登場した。詳細は当該項目を参照。キュアトゥモロー 声 - 多田このみ はぐたんの真の姿。未来の世界で活躍したプリキュアの一人であり、他のプリキュア(声 - 川井田夏海、木野日菜、長縄まりあ)と共にクライアス社を倒し未来を守るべく戦っていた。 未来を育む存在であるマザーの力を受け継いでおり、彼女が倒されることは時間が止まることにつながるため、クライアス社から狙われていた。他の3人のプリキュアが倒され、残った彼女はクライアス社に囚われるが、「プリキュアは決して諦めない」という仲間達との約束や決心もあり、彼女に感化されたハリーによって牢獄から脱出、マザーの力を使って他にいるプリキュアの元へ向かうため、過去の世界へと向かうことになる。 ハリハム・ハリー 声 - 野田順子(妖精体)・福島潤(人間体) 関西弁を話すハムスターのような形態の小動物で、一人称は「オレ」。はなたちを呼び捨てで呼ぶが、えみるには当初「あんさん」と呼んでいた。他の二人称としては危機が迫った場合に「自分ら」と呼んでいる。赤い髪の若いイケメンに変身する能力も備えており、ビューティーハリーでの接客時や外での活動の際に多用されるが、強い疲労や衝撃を受けると妖精体へ戻ってしまう。妖精体の自分の顔が描かれたキャリーバッグを持っており、そこから様々な道具を取り出すことが出来る。 はぐたんと同様に遥か未来の世界の住人であり、現代ではビューティーハリーの経営で生計を立てつつ、はぐたんの面倒を見ている。気が強く上から目線な性格であるが、責任感も人並み以上に持ち合わせている。 見た目から周りの者(特に初対面の者)によくネズミと勘違いされる。だが本人はネズミ呼ばわりされるのを激しく嫌っており、必ず「ネズミちゃうねん!ハリハム・ハリーさんや!!」とツッコミを入れる。時にはハリネズミのように背中の毛を逆立ててキレることもあり、あまりに間違いが多いためついに「いつまでこのネタやらせんねん!」と憤慨する。 その正体は、ハリハリ族と呼ばれるハムスターに似た人語を話す種族であり、未来の世界では孤児として同じ境遇の仲間と共に暮らしていた。しかし、病に冒された仲間たちを救うべくクライアス社と取引をし、結果的にビシン、リストルと共に改造手術を施された経緯を持つ。この改造手術で強大な力を得たことにより、力を解放すると瞳の赤い、紫色の毛を逆立てた巨大なハムスターに変身するようになった。この状態では半ば理性が失われかけており、周囲のものを見境なく攻撃するようになるが、この状態で暴走しクライアス社に拘束された際にキュアトゥモローに出会い、彼女によって力を封じ込まれた上で拘束から解放される。この時トゥモローから与えられたネックレスが力を抑制する役割を担っている。 他のプリキュア達が倒され、ただ一人囚われの身となったトゥモローと話している内に、「未来は輝く」という信念と彼女の諦めない心に感化され、彼女を脱獄させて、共にマザーの導きにより過去の世界へと向かうことになる。 HUGMANへ赴いた際、そこでアルバイトしていたチャラリートに突然「お前よりモテる」と言われ憤慨し、なぜか自身もアルバイトして彼と張り合うことに。そんな2人を見ていたはなの父・森太郎に「仲悪いのに息は合ってる」と不思議がられる。
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