ブラックボックス
内部的な仕組みを理解・把握していなくても使用でき、意図した通りの入出力操作ができる装置のこと。内部構造がわからない、再現できないシステム等もブラックボックスといえる。
内部構造を使用者に解析されないように、製作者側が敢えて装置を密閉し、使用者には機能(利用の結果)のみを得られるようにした装置もブラックボックスと呼ばれる。とりわけ兵器などにおいて中核的な技術はブラックボックス化されることが多い。
また、航空機(旅客機)に搭載される、操縦士の会話の記録(ボイスレコーダー)と飛行記録(フライトレコーダー)も、ブラックボックスと呼ばれる。航空機事故では乗員乗客がすべて死亡してしまうケースが多く、自己の手がかりをつかむことが困難となるため、事故当時の状況把握の手段としてブラックボックスが重要視されている。
ブラック‐ボックス【black box】
読み方:ぶらっくぼっくす
1 機能は知られているが、内部構造が不明の装置やシステム。電子回路などで、内部構造を問題にせずに入力と出力、原因と結果だけを扱う場合の、その過程や回路・装置。⇔ホワイトボックス。
2 転じて、処理過程が部外者には不明な仕組みや機構。また、他人が簡単には真似のできない専門的な技術領域。「原価計算は複雑な要素が絡み合って—と化している」
3 航空機のフライトレコーダーやボイスレコーダーのこと。また、そのような装置を保管するための、耐震・耐熱性のある箱のこと。
ブラックボックス
ブラックボックス
ブラックボックス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 02:59 UTC 版)
「赤い光弾ジリオン」の記事における「ブラックボックス」の解説
ジリオンの中枢部品。ジリオンの銃身の機構は人類にも理解可能なものであり、ニュージリオンはその知識をもとに制作された。しかし中枢部品は人類の科学力では分解も分析もできず、動作原理はもちろん目的や機能すらわからない完全なブラックボックスであり、ゆえにジリオンは世界に3挺しか存在しない神秘の銃とされる。
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ブラックボックス(インロウマル)
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「パワーレンジャー・サムライ」の記事における「ブラックボックス(インロウマル)」の解説
初代レッドレンジャーが生み出したとされる魔除けのアイテム。未完成の状態でテンゲンゲートに保管されていた。
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ブラックボックス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/19 08:28 UTC 版)
「アーティスト アクロ」の記事における「ブラックボックス」の解説
マルル アーティスト。ラウとのコンビネーションで戦う。物心付いた頃から、ラウと一緒にいた。ラウと共にアクロの秘密基地から日記を奪い、第6の演目『与える女』で、アクロ達と交戦する。デコの魂を奪うがネネにより自身が隙を作ってしまい、ラウが倒されてしまったことで怒りを顕わにした。ネネとスバルの魂を奪って彼に攻撃を加えようとしたが、クラウンに中断されて、ラウを殺してこっちに戻るという命令を受けたが、彼女は拒否する。そして、スバル達の魂を戻し、ラウと三人と一緒にブラックボックスの外に脱出した。 技巧は名称不明。パントマイムで演技したものを実体化させるというもの。武器を実体化させるほか、室内の壁などにドアを実体化させてその中に入ると、誰にも見られることなく、別の場所に実体化させたドアに移動することが可能。また、相手の体に実体化させたドアで、魂を抜き取る事が出来る。相手の魂を自身の体内に入れることで、自分の体を傷つけられると、相手の体にも同じ傷が出来る。その中の一つで「突撃風船(バルーン・チャージ)」は、様々な大きさを変えることが出来る風船を実体化させて飛ばして攻撃する。なお、演技中は常に無言でいる事。そうしないと無効になってしまう。 ラウ アーティスト。両手に手袋をつけている。マルルとのコンビネーションでは自身の技巧で彼女を援護する役割を持つ。ネネによりマルルが隙を作ってしまい、アクロに倒された。マルルと三人と一緒にブラックボックスの外に脱出した。 技巧は「演出効果(ステージ・エフェクト)」。両拳を合わせると、煙や暴風などの効果を発生させる事が出来る。 ブッチー アーティスト。ピエロのような服装を着用している。第1の演目『いけにえの男』でアクロと交戦する。自身がアクロの技巧によって、犠牲になる事を望んでいた。アクロにより服装を素材に扱われて、倒されてしまった。 技巧は自身の負の感情を空中ブランコの形に変化させて、操る「負の空中遊戯(エネルギー・ブランコ)」。他人が触れると拒絶反応を起こす。 エレバス アーティスト。象を模した面を被っている。動物に手を加える技巧を持っていた。フレイルを持っている。演目『猛獣使いの男』で、故意的にはぐれさせたデコと交戦する。自身が手を加えた象に攻撃させていたが、デコが実体化された生物により、吹き飛ばされてしまった。隙を見て彼に攻撃を仕掛けたが、象により制裁を受けた。
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ブラックボックス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 02:51 UTC 版)
「人類は衰退しました」の記事における「ブラックボックス」の解説
ブリキの箱に何十人もの妖精さんを閉じ込めたもの、妖精さんがはいることで”分からないもの”となるので、光を反射せず黒色をしているためブラックボックスとよばれる。また、ブラックボックスを組み込んだ物は何でも超高性能化されるので一番便利な道具のひとつである。しかし時間が経つと妖精さんは出て行っていまうので効果は失われる。妖精さんによると中の居心地はとても良いとのこと。
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ブラックボックス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/13 16:32 UTC 版)
グレッグ・イーガンの作品にあるように、実用的な観点では脳をブラックボックスとして扱い、単に外界からの刺激に対してどう反応するかさえわかれば脳のモデルを構築でき、精神転送が可能という考え方もある。この場合、「自己」とは何かという哲学的問題が生じる。哲学的ゾンビ・中国語の部屋も参照。
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ブラックボックス
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「ドラゴンクエストのモンスター一覧」の記事における「ブラックボックス」の解説
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ブラックボックス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 03:16 UTC 版)
「エジプト航空804便墜落事故」の記事における「ブラックボックス」の解説
5月22日、エジプト石油省の無人潜水機 (ROV) が捜索に加わった。アブドルファッターフ・アッ=シーシー大統領はこのROVは水深3,000mでの運用ができると述べた。エジプト民間航空省の主任調査官アイマン・アル=モカデム (Ayman al-Moqadem) によると、このROVはブラックボックスから発信された信号を探知できない。 5月23日、ブラックボックスから発信された信号を探知できるソナーを搭載したフランス海軍所属のデスティエンヌ・ドルヴ級通報艦「アンセーニュ・ド・ヴェソ・ジャクベ」が現場に到着した。「アンセーニュ・ド・ヴェソ・ジャクベ」は最大潜航深度1,000mのROVも搭載しており、このROVはブラックボックスから発信された信号を探知できる。 5月26日、エジプト当局はフランスやイタリアの企業にブラックボックスの捜索への協力を依頼した。水深3,000mで捜索を実施できることを条件とし、その中にはALSEAMARやモーリシャスに拠点を置くディープ・オーシャン・サーチ (Deep Ocean Search) も含まれていた。 フランス航空事故調査局 (BEA) によると、5月27日にフランス海軍所属の測量艦「ラプラス」 (Laplace) がコルシカ島のポルト=ヴェッキオ港を出港し捜索現場へ向かった。「ラプラス」はブラックボックスから発信された信号を探知できるALSEAMARの曳航式ソナー(探知距離4-5km)を3つ搭載していた。6月1日、エジプト民間航空省は「ラプラス」がいずれかのブラックボックスのアンダーウォーター・ロケーター・ビーコンから発信された「ピン」を探知したと報告した。BEAのレミ・ジュティ (Remi Jouty) はこれにより重点的に捜索すべき範囲が判明したと述べた。 エジプト当局はディープ・オーシャン・サーチの調査船「ジョン・レスブリッジ」を借りる契約を結んだ。「ジョン・レスブリッジ」は最大潜航深度6,000mのROVを搭載しており、海底地形図の作成などができる。「ジョン・レスブリッジ」は5月28日にアイリッシュ海を出発し、エジプトのアレクサンドリア港でエジプトおよびフランスの調査官を乗せ、6月9日頃に捜索現場に到着する予定であった。実際にはアレクサンドリアには6月9日に到着し、捜索現場には6月12日に到着した。6月13日、エジプトの事故調査委員会はブラックボックスからの信号が6月24日以降は途絶えるかもしれないと述べた。 6月16日、エジプト当局は「ジョン・レスブリッジ」が水深13,000フィート(約4,000m)でコックピット・ボイス・レコーダー (CVR) を発見したと述べた。CVRは損傷していたがメモリーユニットは無傷で回収され、アレクサンドリアで調査官に引き渡した後、解析のためカイロに移送された。翌6月17日、「ジョン・レスブリッジ」がフライト・データ・レコーダー (FDR) を回収したと発表された。FDRは激しく損傷しており、メモリーユニットを回収したが、エジプト当局は解析を行う前にブラックボックスの修理が必要であると述べた。 6月19日、エジプトの事故調査委員会はエジプト軍の施設でCVRとFDRから無傷で回収されたメモリーユニットの乾燥を完了し、メモリーユニットの電気検査を開始したと述べた。 6月21日、事故調査に当たった職員はCNNにブラックボックスから回収したメモリーチップは2つとも損傷していたと伝えた。ブラックボックスからデータを引き出すことができなかったため、6月23日、エジプトの事故調査委員会はメモリーチップに堆積した塩分を除去するためブラックボックスをフランスのBEAに送ったと述べた。 6月27日、エジプト当局はFDRがBEAの研究所で修理され解析のためカイロに送られたと述べた。同日、パリ検察のスポークスマンはAP通信に、テロを示す証拠はないため事故の予備調査が開始されると述べた。また、検察当局は過失致死の疑いで捜査を開始したと述べた。7月2日には、CVRが修理されカイロに送られたと発表された。
※この「ブラックボックス」の解説は、「エジプト航空804便墜落事故」の解説の一部です。
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