フル・モデル・チェンジとは? わかりやすく解説

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フル‐モデルチェンジ【full model change】

読み方:ふるもでるちぇんじ

自動車などの型を機能の向上もあわせて全面的に変えること。全面改良


フルモデルチェンジ

英語 full model change

プラットホームを含む車両全体におよぶモデル変更。フルチェンジともいう。日本では通常4年5年1回モデルチェンジ(メジャーチェンジ)があり、8~10年1回フルモデルチェンジがある。欧米でもプラットホームは2~3世代に1回変更される

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

モデルチェンジ (自動車)

(フル・モデル・チェンジ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/07 08:52 UTC 版)

モデルチェンジは、工業製品全般に用いられる言葉であるが、本稿では自動車に限定してこの語を定義する。




「モデルチェンジ (自動車)」の続きの解説一覧

フルモデルチェンジ(フルチェンジ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/07 06:58 UTC 版)

モデルチェンジ (自動車)」の記事における「フルモデルチェンジ(フルチェンジ)」の解説

現行型から次期型へと、完全な新型車として開発されるモデルチェンジのことを指す。FMC略記される。新聞においては全面改良」と表記される場合もある。また、メーカーによって表現異な場合がある。 日本においては2010年代以降場合新型移行後は主におよそ5年から7年(ただし、2000年代以前は主におよそ4年から6年)のサイクルでこれが繰り返される傾向が強い。一方で海外商用車場合7年から8年サイクル主流である。ただ、日本車でも日産・マーチ(最低8年サイクルFMC)のように、モデルライフ長いヨーロッパ合わせた車は少ないながら存在するまた、生産計画都合により、例外的に短期間(最低2年以内)でフルモデルチェンジする場合もある。軽自動車において規格変更生じたり(2代目ホンダ・ライフ等)、姉妹車バッジエンジニアリング)やOEM車において元車種がフルモデルチェンジした場合(例:日産・オッティトヨタ・ピクシストラックOEM以降スバル・サンバートラック三菱・ミニキャブバンなど)にこの傾向みられるかつては販売実績良くなければ再出発を図る名目短期間でフルモデルチェンジしたケース見られた。 基本的に内外装意匠車内設備一新される。ただしエンジンドライブトレインを含むシャーシ車台)の新規開発には、人、物、時間などのリソース膨大となり、費用負担大きくなり、販売価格にも影響を及ぼす。そのため、特殊なモデル除き数年代に渡って既存シャーシ流用や別車種プラットフォーム流用することが通例となっている。 例外的に、アッパーボディをキャリーオーバーした事実上のビッグマイナーチェンジと言えるような変更でも、フルモデルチェンジとしてメーカーから公式発表されることがある。(例:マツダプレマシー2010年モデルチェンジ) フルモデルチェンジ後も先代車両製造継続される場合がある。同一車種として併売された例としてはトヨタ・ターセル/コルサ3ドア/5ドアハッチバックが3代目へのフルモデルチェンジ後も4ドアセダンのみ2代目モデル4年併売)、およびトヨタ・カローラ4ドアセダン2ドアクーペカローラレビンシリーズ8代目へのフルモデルチェンジ後もステーションワゴンシリーズ7代目モデル後継車種カローラフィールダー登場するまで5年併売、ビジネスワゴンを含むバンシリーズ7代目モデル後継車種プロボックス登場するまで7年併売シリーズ7代目派生カローラセレスブランド終了まで3年併売)、トヨタ・クラウンシリーズ9代目へのフルモデルチェンジ(4ドアハードトップのみ)後もセダンモデルはシリーズ6代目4年併売、ステーションワゴンモデルはシリーズ6代目8年併売)、トヨタ・マークIIシリーズ7代目へのフルモデルチェンジ(4ドアハードトップのみ)後もセダンモデルはシリーズ6代目3年併売、ステーションワゴンモデルはシリーズ5代目継続併売)、スズキ・カルタス3代目へのフルモデルチェンジ後も2代目の1.0Lモデルのみを4年併売)、スズキ・スイフト2代目へのフルモデルチェンジ後も初代廉価モデルのみを2年併売)、別個の車種として併売された例としては6・7代目三菱・ランサー7代目登場以後日本では7代目通常モデルギャランフォルティス7代目派生ホットモデルをランサーエボリューションX6代目ランサー/ランサーカーゴという別個の車種として併売)、フォード・テルスター/マツダ・カペラ1991年から、3代目テルスター/クロノス/MS-6と、2代目テルスターワゴンのみ)/5代目カペラカーゴのみ)、1994年テルスター/6代目カペラ登場以降は翌1995年まで3世代もの車種併売されていた)の例がある。また、日産・スカイライン場合一例として1993年8月にR32型からR33型へフルモデルチェンジされたがGT-RはR32型のまま1995年1月まで販売された。開発費償却生産台数販売価格などの理由から、乗用車(特にセダン)のバリエーションで、ワゴンバンピックアップトラックなどに多く見られる1990年代タクシー用途向けに開発され車種登場するまでは、セダン型乗用車において規格制約があり、FR需要根強いタクシー仕様においても併売されていた。

※この「フルモデルチェンジ(フルチェンジ)」の解説は、「モデルチェンジ (自動車)」の解説の一部です。
「フルモデルチェンジ(フルチェンジ)」を含む「モデルチェンジ (自動車)」の記事については、「モデルチェンジ (自動車)」の概要を参照ください。

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