富士自動車・フジキャビン
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フジキャビン(FujiCabin)は、日本の自動車関連企業・富士自動車(現:小松製作所)が1955年(昭和30年)に発表し、1956年(昭和31年)から1957年(昭和32年)にかけて少数生産した前2輪・後1輪の超小型車(一般にキャビンスクーターあるいはバブルカーと呼ばれる)である。
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注釈
出典
- 1 富士自動車・フジキャビンとは
- 2 富士自動車・フジキャビンの概要
- 3 外部リンク
フジキャビン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/28 13:39 UTC 版)
フジキャビン(1955年〜1957年) 自動車ボディメーカーの富士自動車が開発。富士自動車は小型エンジンメーカーの東京瓦斯電気工業を吸収合併した直後で、自動車メーカーへの飛躍をめざしていた。木工ボディー制作の経験を生かした総FRP製フル・モノコック車体を採用。エンジンは瓦斯電製の単気筒125cc。二座席の乗用車で、前輪二輪後輪一輪のキャビンスクータースタイルであった。室内幅が狭いため二つのシートは前後にオフセットされている。前期型は合理化とボディ剛性確保のため乗降用ドアを一枚しか持たなかった。途中からドアを二枚に変更したものが後期型と呼ばれる。ボディの生産遅延やクラック多発、走行安定性不良やエンジンの出力不足などで商業的には成功せず、生産数は85台ほどにとどまった。設計者は戦前ダットサンに関わり、戦後フライングフェザーを開発した富谷龍一である。 フジキャビンの諸元 乗車定員:2名 排気量:125cc 出力:5.5馬力 全長:2,950mm 全幅:1,270mm 全高:1,250mm 車重:140kg 変速機:前進3段 後退1段 最大速度:60km/h
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