フジキャビンとは? わかりやすく解説

富士自動車・フジキャビン

(フジキャビン から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/19 01:06 UTC 版)

フジキャビンFujiCabin)は、日本の自動車関連企業・富士自動車(現:小松製作所)が1955年昭和30年)に発表し、1956年(昭和31年)から1957年(昭和32年)にかけて少数生産した前2輪・後1輪の超小型車(一般にキャビンスクーターあるいはバブルカーと呼ばれる)である。




注釈

  1. ^ 当時市販自動車でのFRP活用は、1953年(昭和28年)に発表されていた初代シボレー・コルベットのボディなどで既に開始されていた。これは鋼鉄製シャーシの上にFRPボディを乗せる、1930年代DKWなどでも見られ、その後もレーシングカースポーツカーなどで世界的に用いられている手法である。

出典

  1. ^ a b c "屋根のあるスクーター" メトロ125『ポピュラサイエンス日本語版』1955年 8月号 pp.94 - 95 株式会社ワールドサイエンス
  2. ^ a b c d トヨタ博物館. “フジキャビン 5A型 / Fujicabin Model 5A”. トヨタ自動車. 2017年4月8日閲覧。


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フジキャビン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/28 13:39 UTC 版)

富士自動車」の記事における「フジキャビン」の解説

フジキャビン(1955年1957年自動車ボディメーカー富士自動車開発富士自動車小型エンジンメーカーの東京瓦斯電気工業吸収合併した直後で、自動車メーカーへの飛躍めざしていた。木工ボディー制作経験生かしたFRPフル・モノコック車体採用エンジン瓦斯電製の単気筒125cc。二座席乗用車で、前輪二輪後輪一輪のキャビンスクータースタイルであった室内幅が狭いため二つシート前後オフセットされている。前期型合理化ボディ剛性確保のため乗降ドア一枚しか持たなかった。途中からドア二枚変更したものが後期型呼ばれるボディ生産遅延クラック多発走行安定性不良エンジン出力不足などで商業的に成功せず生産数85台ほどにとどまった設計者戦前ダットサン関わり戦後フライングフェザー開発した富谷龍一である。 フジキャビンの諸元 乗車定員:2名 排気量125cc 出力:5.5馬力 全長:2,950mm 全幅:1,270mm 全高:1,250mm 車重:140kg 変速機前進3段 後退1段 最大速度:60km/h

※この「フジキャビン」の解説は、「富士自動車」の解説の一部です。
「フジキャビン」を含む「富士自動車」の記事については、「富士自動車」の概要を参照ください。

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