フォーライフ時代:大麻取締法違反容疑で逮捕〜第二次陽水ブームまでとは? わかりやすく解説

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フォーライフ時代:大麻取締法違反容疑で逮捕〜第二次陽水ブームまで

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 12:40 UTC 版)

井上陽水」の記事における「フォーライフ時代:大麻取締法違反容疑で逮捕〜第二次陽水ブームまで」の解説

1976年2月離婚同年フォーライフからリリースした招待状のないショー』は9週連続1位を獲得1977年石川アルバム気まぐれ』に「ダンスはうまく踊れない」ほか2曲を提供する。「ダンスはうまく踊れない」は、陽水部屋遊びに来たセリ目の前で30分ほどで作られたという。 1977年9月10日大麻所持容疑逮捕され、「自分は酒が飲めないので、くつろぐためにマリファナ吸った」と自供した9月22日保釈され10月11日には懲役8か月執行猶予2年判決を受ける。この逮捕に関して当時朝日新聞記者だった筑紫哲也が、「マリファナ日本では違法であるが、これと絡めて井上陽水の歌まで否定する一部意見間違っている」と発言し擁護行っている。この時はまだ互いに親交こそなかったが、のちに筑紫テレビ進出し、初のメインキャスター務めた日曜夕刊!こちらデスク』の最終回1982年9月26日)では陽水ゲスト出演し持ち歌を3曲歌唱報道番組では異例全編生歌番組締めくくった筑紫初め番組を持つことになった時、『傘がない』の「テレビでわが国将来問題誰かが深刻な顔をしてしゃべってる」というくだりが頭に浮かんだ、と回想している。その後1989年筑紫新聞社退社してスタートした筑紫哲也 NEWS23』では、筑紫からの要請初代オープニングとエンディング曲(『最後のニュース』)を陽水担当した1978年7月上記事件後(執行猶予中)にリリースされアルバム"white"』はオリコンチャート3位獲得した1978年8月30日30歳誕生日石川再婚同年12月16日には長男産まれている。 1979年アルバムスニーカーダンサー』では高中正義が5曲の編曲務め1980年アルバムEVERY NIGHT』では星勝編曲から外れるなど、この時期にはサウンド大きな転換遂げている。さらに1981年アルバムあやしい夜をまって』から編曲加わった川島裕二は、その後BANANAなどの名義陽水作品多数携わり星勝並んで重要な位置占めるようになる上述通りセールス伸びなかったが、この時期作品には「なぜか上海」「海へ来なさい」「ジェラシー」「とまどうペリカン「カナリア」リバーサイドホテル」など、その後ライブコンピレーション作品頻繁に取り上げられる楽曲多数含まれている。 1981年1月特別番組テレビ初出演詳細不明)。7月夜のヒットスタジオ』で二度目テレビ出演生放送初めて。8月『ザ・ベストテン』の「今週のスポットライトコーナーに「ジェラシー」で出演1982年バックバンド務めていた安全地帯デビューし1983年には自身作詞による「ワインレッドの心」をヒットさせる。さらに1984年には安全地帯歌詞提供した恋の予感」、中森明菜歌詞と曲提供した「飾りじゃないのよ涙は」、そして自身の「いっそセレナーデ」がヒットする12月10日付のチャートでは「飾りじゃ〜」が2位、「恋の予感」が3位、「いっそ〜」が4位と、陽水の手がけた作品上位占める。同月21日にはこれらのヒット曲はじめとする提供曲を、自身が自ら歌ったアルバム9.5カラット』がリリースされ、翌1985年にかけてヒットする。『9.5カラット』は1985年アルバム年間売り上げ1位を獲得し陽水にとっては『氷の世界以来自身2作目ミリオンセラーとなる。このヒットにより第27回日本レコード大賞作曲賞アルバム賞を獲得する1986年8月にはライブアルバムクラムチャウダー』がリリースされ9月には同じ題名ライブビデオ発売される。さらに8月20日から2日間、安全地帯とのジョイントで「STARDUST RENDEZ-VOUS」と題したコンサート明治神宮野球場で行う。このコンサートで「夏の終りハーモニー」を初披露、6万人聴衆動員しテレビ中継のほか、ライブアルバムライブビデオにも収録された。

※この「フォーライフ時代:大麻取締法違反容疑で逮捕〜第二次陽水ブームまで」の解説は、「井上陽水」の解説の一部です。
「フォーライフ時代:大麻取締法違反容疑で逮捕〜第二次陽水ブームまで」を含む「井上陽水」の記事については、「井上陽水」の概要を参照ください。

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