ピーコック関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/13 01:51 UTC 版)
落合恵子(おちあい けいこ) ゆかり、涼、綾織と同じ学校に通う女生徒。「ピーコック」ファンクラブの会員でありファンクラブ会長という筋金入りのピーコックファン。叔父がTV局勤めらしいが、それ以上に凄まじい情報収集能力を持っている。布教活動も怠らない。また「葛城涼子」と「葛城涼」は親戚ではないかと思っている。作者からは解説役として重宝されていた。 ピーコック解散から10年経っても元ピーコックメンバー達を追いかけ続けている。情報収集能力も衰えを見せず、秘密主義の習慣が残っているにもかかわらず様々な場所に散ったメンバーが集結しているという情報もキャッチしていた。 奈良崎譲(ならざき ゆずる) 声:高橋広樹 ピーコックのナンバーズNo.10に位置するタレント。身長:183cm。秀光からの愛称は「ゆず」。 殺陣などを得意とする動きの達人で、合気道、剣道などの段位も所持している格闘オタク(ただし段位には特に興味ない)。常に木刀を持っている。時代劇で地位を確立してからは引っ張りだことなり、そのまま安定した地位を築く。時代劇で有名な監督のお気に入り。興味のないことにはとことん興味がない。 人一倍マイペースなため、多くのマネージャー希望者がいながらも立候補者は彼の独特の行動について行けずに断念しており、ひと月前からマネージャーがいなかったが、マネージャー時のゆかりの合気道の片鱗を見てゆかりを気に入り、自分のマネージャーにならないかとアピール。正々堂々が好みなようで、秀光が少し介入した時は怒りのままに社長室のドアを破壊し、直談判した。 その後ゆかりに(女と気付かぬまま)恋するようになり、ピーコック解散時にゆかりが女と知ってからは10年間も「嫁に来ないか」と求婚を続けている。 望月さん(もちづき) 秀光の秘書を務める女性。きびきびしており、社長のどんな指示にも即座に対応し、冷静さを失わない有能な人。ピーコック解散後は涼のマネージャーを務めるが、本人は秘書業が性に合っているらしい。 如月基(きさらぎ もとい) ピーコックのナンバーズメンバーでNo.2に位置するタレント。映画「夢の階段」では綾織の父をモデルにした「佐竹」役で出演。優しげな風貌と笑顔でファンの心を鷲掴みにするあなどれないタレント。綾織とは何度か仕事をしている。ピーコック解散後は舞台にも出演している。 深津章吾(ふかつ しょうご) ピーコックのナンバーズメンバーでNo.8に位置している。彼と一緒に仕事をしたタレントは何かしら事故が起こることから「悲劇のプリンス」という異名がつけられており、本人もこの異名は気に入っていない。後輩にも優しい穏やかな人物。 だがその事故の真相は章吾本人が画策したことが殆どで、自分の地位を脅かすタレントは早いうちに潰しておこうという魂胆から。普段の穏やかさはフェイクで本性は腹黒い。彼の本性は秀光もある程度気付いていたらしい。舞台で共演することになった涼のこともつぶそうとしていたが、舞台中に発揮された涼の才能の片鱗を見て圧倒され、以降はいやがらせなどをしなくなった。 ピーコック解散後は安岡プロダクションに移籍し、麗奈と共に稼ぎ頭となっていた。 月代渚(つきしろ なぎさ) 章吾のマネージャー。タレントと違って影が薄くおどおどした人。章吾の指示には逆らえず、涼とゆかりの弱点を探ろうとしたが二人にまんまと翻弄されてしまう。 小日向要(こひなた かなめ) ピーコックのカラスランクNo.1のタレント。天然に見せかけて結構クール。以前は奈良崎に似た黒髪だったが、マネージャーの金田が自分を奈良崎と重ねて見ていることに気付き、自分を見てもらおうと気を引くためにわざとおかしな色に染めるようになった。 金田聡(かねだ さとし) 要のマネージャー。強面だが要いわく優しいらしい。以前奈良崎のマネージャーに立候補するもマイペースな奈良崎の行動についていけず断念。その後要のマネージャーとなる。当初奈良崎と似た風貌だったため重ねて見てしまうことがあり、勝手に染髪する要に怒鳴ってしまうこともあった。自身を袖にした奈良崎に興味を持たれたゆかりに嫉妬し、要のことを「ロクなタレント」と言ってしまったが、本心は良いタレントだと思っている。 「ピーコック」解散後も要のマネージャーを続けている。 東海林陽(しょうじ あきら) 綾織のマネージャーの一人。営業面担当。28歳。派手な人。元はタレント希望だったが秀光にスカウトされてマネージャーとなった。 花村真之介(はなむら しんのすけ) 綾織のマネージャーの一人。26歳。綾織の身の周りのケアを担当。 斎藤先生(さいとう) ダンスの振付家。オカマ。秀光とは昔からの仲。ピーコックタレントを非常に気に入っており、レッスン中はすごく幸せを感じている。常に鞭を持っている。 真柴圭史(ましばけいし) 綾織の実の父親で、「ピーコック」創立メンバー。秀光、丘よう子とは安岡プロの頃からの付き合いだった。 田嶋謙(たじま けん) ピーコックのカラスランクのタレント。綾織出演の映画の宣伝のため中谷、涼の3人でバラエティ番組に出演。綾織と同居している涼を妬み嫌がらせでゆかりを熱湯バスタブに入るように画策するが逆手に取られ、番組スタッフに誘われた時は尻込みしてしまった。ピーコック解散後はミュージシャンになっている。 中谷祐弥(なかたに ゆうや) ピーコックのカラスランクのタレント。綾織出演の映画の宣伝のため田嶋、涼の3人でバラエティ番組に出演。田嶋と結託し涼とゆかりに嫌がらせをするが、失敗に終わる。作者いわく「地味な顔」。
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