バンダイ社純正モデル
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「ハイパーヨーヨー」の記事における「バンダイ社純正モデル」の解説
ハイパーミレニアム(第1期) ハイパープロの販売終了後に発売された、類似形状のループ機種。DUNCANブランドで発売されたが、バンダイのオリジナル製品である。ナイロンコーティングされた固定軸を持つ。キャップ内に鏡状のウェイトを持ち、適度な重量感と優れたデザインで国内でのループ回数記録を持っていた時期がある。この機種が流用された各種限定品がある。 ハイパードラゴン(第1期) ブーム末期に発売されたモデル。細かく分解でき、用途に応じたカスタマイズが可能。分解にはドラゴンツールという専用工具を用いる。細かく分解できることが逆にあだとなり、ボディ強度に難がある。 ハイパードラグーン(第1期) ハイパードラゴンの後を受け発売されたカスタマイズ可能な機種。専用工具が不要となり、強度面でもある程度の改善がみられる。スタンダードとプロの2機種があり、スタンダードはベアリングのみが交換可能。プロはウェイトやベアリングにハイパードラゴンの物を流用できる。この機種を最後に第1期ハイパーヨーヨーブームは終焉を迎える。 ハイパークラスター(第3期) 2011年発売。ボディ・コア・ベアリング・スペーサーの4ブロックのパーツから一種類ずつ選んで自由に組み替える事が出来る、ハイパードラゴンの後継とも呼べる機種。従来の欠点だった強度が改善されている。少々精度が良くない。ボディー これの形状でトリックのしやすさが違ってくる。様々な形があるがループボディー型とウイングボディ型の二種類に大別される。ループボディー 握り易い球の形をしており、ルーピングトリック用の基本とも言えるボディー。色は赤。 ウイングボディー 紐に乗せ易い鼓の形をしており、ストリングトリック用の基本とも言えるボディー。色は青。 マッハフェニックス ループボディーと形は似ているが、それよりも重さが軽い。色は赤と白。白い部分が暗闇で光る蓄光タイプ。 ブレイズグリフォン ウイングボディーと形は似ているが、それよりも重さが重い。色は紫。 スラッシュドラゴン 形や重さはループボディに近い。色は橙。 サンダードレイク 形状はストリングトリックに向いたウイング型だが、これはH(ヘキサ)型と呼ばれる角ばった形をしている。別売りのレーザーコアを取りつけるとドレイクの絵の口の部分が空転時に発光する。色は黒。 レジェンドクラスター ルーピングトリックに向いた球型で、重さはループボディよりも軽くマッハフェニックスより重い。特撮ドラマ『ハイパーヨーヨー バーニング』の鍵を握るヨーヨー。色は金色。 スピードファルコン ヘキサ型の形状。円盤の外周の中央部に金属製の輪の取り付けられており、サンダードレイクより更に長い空転が出来る。この構造はミッドシップと呼ばれる。色は緑。 マッハフェニックスEX 形状はマッハフェニックスと同じ。色は青と白。白い部分が暗闇で光る蓄光タイプ。 フラッシュフェンリル ルーピングプレイ向きの非常に厚みが薄いディスク型ボディー。色はネオンイエロー。 メテオバハムート シリーズで最も重いハーフメタルウィング型ボディー。中央が金属製でより一層空転が長持ちする。色はメタルブルーと黒。 キングクラスター シリーズ最大のバタフライ型ボディー。色は白。暗闇で光る蓄光タイプ。 レーザーイーグル 初心者向きのルーピング・ストリングプレイの両立を目的としたダブル型ボディーと呼ばれる形状。レーザーコアⅡを使うと表側のイーグル絵の目が光る。色は水色。 コア コアとは軸と一体型になったレスポンスのパーツの事で、戻り易さや紐の寿命に影響する。スタータイプコア 軸周辺がギザギザの山になっているレスポンスを持つ。紐をその山に引っ掛けて戻す性質上、紐の寿命は短くなるがレスポンスへのダメージは小さい。 パッドタイプコア 軸周辺にシリコンパッドがある。こちらは紐との摩擦で引き戻す性質上、紐へのダメージは小さいがレスポンスの寿命が速い。 クラッチコア スタータイプコアに遠心クラッチを搭載したコア。下記のCBとの併用が必須。取りつけた際の効果はハイパーブレインと同じである。 レーザーコア スタータイプコアにLEDを搭載したコア。ヨーヨーが空転すると自動的にスイッチが入り、中のLEDが赤く光る。 レジェンドコア パッドタイプコアよりも厚さの薄いパッドを持つコア。 ワイドコア レスポンスはシリコンパッド。溝の幅がとても広いので空転中に紐が干渉しにくい反面、戻りは弱い。PB2かMB3しか使う事が出来ない。 パッドタイプコアⅡ パッドタイプコアよりも厚さが薄いパッドを持つコア。厚さはレジェンドコアと同じ。 パッドタイプコアⅢ パッドタイプコアよりも厚さが薄いパッドを持つコア。厚さはパッドタイプコアとパッドタイプコアⅡの中間。 ストリングコア レスポンス部分が糸で出来た新型のコア。ルーピングプレイに向く。 スタータイプコアⅡ 形状と性能はスタータイプコアと同じ。色は白。暗闇で光る蓄光タイプ。 レーザーコアⅡ 形状と性能はレーザーコアと同じ。ヨーヨーが空転すると自動的にスイッチが入り、中のLEDが光る。LEDの色は青と緑。 ベアリング スリープの長さを決定づける軸受けの部品。プラスチックベアリングとメタルベアリングの二種類に大別され、メタルベアリングを選んだ場合更にスペーサー取りつける必要がある。プラスチックベアリング(PB) 回転数はメタルベアリングに劣るが、軸との摩擦が低いのでスリープはそれなりにある。メンテナンスがとても簡単である。 プラスチックベアリング(PB2) ワイドコア専用の緑色のベアリング。 メタルベアリング(MB) 小径の金属製ベアリング。ルーピングプレイに向く。PBを上回るだけのそこそこのスリープの長さもある。 メタルベアリング(MB2) 大径の金属製ベアリング。紐とレスポンスの接触が小さくなるので戻りが悪くなる反面、スリープが長くなりストリングプレイに向く。専用のメタルスペーサー(S3)と併用しなければならない。 メタルベアリング(MB3) 特大径の金属製ベアリング。側面が凹んでおりMB2より更に戻りが弱く、スリープが長く安定した性質を持つ。ワイドコアでしか使用できない。 クラッチベアリング(CB) クラッチコア専用のプラスチックベアリング。ゴムリングが付いており、回転が弱まった時に遠心クラッチにそれを噛ませる事で引き戻す。 レジェンドベアリング ミネベア製の小径ベアリング。大きさはMBと同じだが、内部のボールがセラミック製で、MBよりも長いスリープが出来る。加えて使い込むほどスリープが長くなるという特性がある。 メテオベアリング レジェンドベアリングより大きいミネベア製の大径ベアリング。内部のボールがセラミック製に加えて大径のため、使い込むほど更にスリープは長くなる。大きさはMB2と同じ。 スペーサー 軸に通してベアリングを両側から挟む部品。メタルベアリング専用となっている。ベアリングのガタつきを抑え、溝幅を調整する効果を持つ。プラスチックスペーサー(S1) MB若しくはレジェンドベアリング専用。ルーピングプレイに適している。 メタルスペーサー(S2) MB若しくはレジェンドベアリング専用。ストリングプレイやスリーピングプレイに適している。 メタルスペーサー(S3) MB2若しくはメテオベアリング専用。大径なのでより一層ストリングプレイやスリーピングプレイに適している。 メタルスペーサー(S4) MB若しくはレジェンドベアリング専用。S2よりも溝の幅が狭くなる。 レジェンドスペーサー MB若しくはレジェンドベアリング専用。S2よりも溝の幅が狭くなる為ルーピングプレイに適している。 メタルスペーサー(S5) MB2若しくはメテオベアリング専用。S3よりも溝の幅が狭くなる。 ハイパーインフィニティー(第3期) 2011年4月発売。世界初のモーター搭載ヨーヨー。形状は鼓型で、アルカリ単四電池2本でモーターを回転させる機構により90分程度のスリープが可能である。そのため、スリーピングトリックとストリングトリックに適している。 メンテナンス用部品は専用でレスポンスストリング、ギアベアリング、ラバーフリクションの三種類が発売されている。
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