ハヤブサ (アルバム)
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『ハヤブサ』 | ||||
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スピッツ の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 2000年1月〜5月 HEART BEAT STUDIO, AJIMA STUDIO, AOBADAI STUDIO | |||
ジャンル | ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | ポリドール | |||
プロデュース | スピッツ&石田小吉 M-8:SCUDELIA ELECTRO |
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チャート最高順位 | ||||
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ゴールドディスク | ||||
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スピッツ アルバム 年表 | ||||
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『ハヤブサ』収録のシングル | ||||
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『ハヤブサ』は、日本のロックバンド・スピッツの通算9作目のオリジナルアルバム。2000年7月26日にユニバーサルミュージックより発売。レーベルはポリドール。初回盤のみスリップケース仕様[1]。
概要
- 新たにプロデューサーに石田小吉(現石田ショーキチ)、エンジニアに寺田康彦(両者とも元Scudelia Electroのメンバー)を迎え、『Crispy!』から『フェイクファー』まで続いたポップさをメインとした内容からはやや異なる面を見せ、スピッツのロックバンドとしての面を強調した作風になっている。
- 前作『フェイクファー』をリリースした1998年頃から世間のイメージと自分達の目指すロックバンドとしての方向性との矛盾にメンバーは悩み、一時は解散・引退すら考えていた。このため、本作では一旦ロックバンドとして自分達のやりたいことをやろうとしたものであると、メンバーはインタビューで語っている。
- 草野マサムネは2000年当時のインタビューで、「去年ベスト盤が出て、一区切りつけて、新しい方向に向けてシフト・チェンジしようという気はありました。サウンド的にも、バンド感が出せてない気がしたんで、いろいろ試行錯誤してみたんです」と語っている[2]。
- レコーディングは全て日本で行われたが、一部の楽曲のミキシングと、マスタリング作業はアメリカで行われた。アメリカでのミキシングエンジニアはジム・スコット(英: Jim_Scott)。マスタリング・エンジニアは、これ以降のスピッツの作品にはかかせない存在となったスティーブン・マーカソンである。
収録曲
# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 時間 |
---|---|---|---|---|---|
1. | 「今」 | 草野正宗 | 草野正宗 | スピッツ & 石田小吉 | |
2. | 「放浪カモメはどこまでも」(Album Mix) | 草野正宗 | 草野正宗 | スピッツ & 石田小吉 | |
3. | 「いろは」 | 草野正宗 | 草野正宗 | スピッツ & 石田小吉 | |
4. | 「さらばユニヴァース」 | 草野正宗 | 草野正宗 | スピッツ & 石田小吉 | |
5. | 「甘い手」 | 草野正宗 | 草野正宗 | スピッツ & 石田小吉 | |
6. | 「HOLIDAY」 | 草野正宗 | 草野正宗 | スピッツ、石田小吉 & クジヒロコ | |
7. | 「8823」 | 草野正宗 | 草野正宗 | スピッツ & 石田小吉 | |
8. | 「宇宙虫」 | - | 三輪徹也 | スピッツ & 石田小吉 | |
9. | 「ハートが帰らない」 | 草野正宗 | 草野正宗 | スピッツ & 石田小吉 | |
10. | 「ホタル」 | 草野正宗 | 草野正宗 | スピッツ & 石田小吉 | |
11. | 「メモリーズ・カスタム」 | 草野正宗 | 草野正宗、石田小吉 | スピッツ & 石田小吉 | |
12. | 「俺の赤い星」 | 草野正宗 | 田村明浩 | スピッツ & 石田小吉 | |
13. | 「ジュテーム?」 | 草野正宗 | 草野正宗 | スピッツ、石田小吉 & 甘健民 | |
14. | 「アカネ」 | 草野正宗 | 草野正宗 | スピッツ & 石田小吉 | |
合計時間:
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楽曲解説
- 今
- 放浪カモメはどこまでも album mix
- いろは
- さらばユニヴァース
- 甘い手
- HOLIDAY
- 8823
- 宇宙虫
- インストゥルメンタル。トラックは分かれているが次曲とはひと続きになっており、イントロ的役割を果たしている。この曲のみプロデュースがSCUDELIA ELECTRO名義となっている。
- 元々、三輪がインストゥルメンタル曲として制作していた曲だったが、編集していないままにしているとこのような感じになっていたという[4]。
- ハートが帰らない
- ホタル
- 先行シングルとなる21stシングル。
- メモリーズ・カスタム
- 俺の赤い星
- ジュテーム?
- アカネ
- 仮タイトルは「こはる」。始めは「放浪カモメはどこまでも」「いろは」「8823」と共にアメリカでミックスダウンされたが、これは帰国後に再ミックスした音源。アメリカでのミックス音源はアナログ盤に収録。
- 元々、1曲目予定の曲だったという[4]。
アナログ盤『8823』
- 同時発売されたアナログ盤は、タイトルが『8823』(はやぶさ)となり、表ジャケットはCDの歌詞カード(モデルの少年の後ろからのアングル)と同じものが使用されている。
- CD収録音源とは別マスターを使用。アナログ盤は日本でマスタリングしたものをカッティングしている。また、「放浪カモメはどこまでも album mix」「ホタル」「メモリーズ・カスタム」の3曲が未収録で、曲順はCD盤と逆になっている、また、「いろは」「宇宙虫」「アカネ」が別ミックスとなる(「宇宙虫」は打ち込みのベースが入るところがCDと異なっている程度)。
- 本秀康によるオリジナルコミックを収録。
- Side A
- アカネ JimさんのMix
- ジュテーム?
- 俺の赤い星
- ハートが帰らない
- 宇宙虫 Kaiser Knuckle Version
- 8823
- Side B
- HOLIDAY
- 甘い手
- さらばユニヴァース
- いろは JimさんのGas Panic
- 今
演奏
全曲(特記以外)
- 草野マサムネ:Vocals, Guitars(#1,3‐7,11‐13), Harmonica(#10),Programming(#3),Hands Clap(#14)
- 三輪テツヤ:Guitar,Programming(#8)Background Vocal(#1,3,11,12)
- 田村明浩:Bass Guitar, Hands Clap(#14),Background Vocal(#1)
- 﨑山龍男:Drums, Tambourine(#1,7),Hands Clap(#14)
今
- 石田小吉:Background Vocal
放浪カモメはどこまでも
- 石田小吉:Synthesizers
いろは
- 石田小吉:Programming
さらばユニヴァース
- 石田小吉:Acoustic Piano, Background Vocal
甘い手
- 石田小吉:Synthesizers
HOLIDAY
- 石田小吉:Synthesizers, Programming, Background Vocal
- クジヒロコ:Organ, Acoustic Piano, Background Vocal
8823
- 石田小吉:Synthesizers, Guitars, Background Vocal
宇宙虫(Produced by SCUDELIA ELECTRO)
- 石田小吉:Some Electric Devices
ハートが帰らない
- 石田小吉:Synthesizers, Organ
- 五島良子:Vocals
ホタル
- 石田小吉:Synthesizers, Programming
メモリーズ・カスタム
- 石田小吉:Synthesizers, Programming
- クジヒロコ:Background Vocal
俺の赤い星
- 石田小吉:Synthesizers
ジュテーム?
- 甘健民:胡弓
アカネ
- 石田小吉:Synthesizers, Background Vocals
脚注
注釈
出典
関連項目
- 『ASIAN KUNG-FU GENERATION presents NANO-MUGEN COMPILATION 2009』 - ロックバンド、ASIAN KUNG-FU GENERATION主催のフェス「NANO-MUGEN FES.2009」のコンピレーションアルバムで、「8823」が収録されている。
「ハヤブサ (アルバム)」の例文・使い方・用例・文例
- ハヤブサは急降下して小鳥を捕らえた
- ハヤブサを飼いならす
- オスのタカ、特にオスのハヤブサもしくはシロハヤブサ
- ハヤブサ目の鳥類の1科
- ワシタカ目ハヤブサ科の1属
- メスのタカで、特にメスのハヤブサ
- 白くて暗い色位相がある大きくてまれな北極のハヤブサ
- 空中で風に向かって舞う、旧世界の小型のハヤブサ
- 欧米の小型のハヤブサで、暗黒色の羽を持ち、尾には黒い縞がある
- かつて、訓練を受けて小鳥を攻撃した、旧世界の小さいハヤブサ
- ハヤブサの頭を持つエジプトの太陽神
- ハヤブサという鳥
- カモメ,ハヤブサ,白鳥,蝶,そして恐竜のようなバイオカイトまである。
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