パラノイドとは? わかりやすく解説

paranoid

別表記:パラノイド

「paranoid」とは・「paranoid」の意味

「paranoid」とは、過度疑心暗鬼被害妄想を抱くことを表す英単語である。主に精神状態を指す言葉として使われる覚え方としては、「para」は「側」、「noid」は「恐怖」を意味するため、「側に恐怖がある」というイメージ記憶すると良い

「paranoid」の発音・読み方

「paranoid」の発音は、/pǽrənɔ̀ɪd/である。日本語での読み方は「パラノイド」となる。

「paranoid」の語源・由来

「paranoid」の語源は、ギリシャ語の「paranoia」(精神障害狂気)から来ており、さらには「paranoos」(精神病狂気)に由来する。「paranoos」は「para-(横、超えて)」+「noos(心)」から成り立っている。

「paranoid」の類語

「paranoid」の類語には、「suspicious」(疑わしい)、「distrustful」(信用しない)、「mistrustful」(疑い深い)などがある。これらの言葉同様に疑心暗鬼被害妄想を表す言葉として使われる

「paranoid」と「paranoia」の違い

「paranoid」と「paranoia」は、どちらも疑心暗鬼被害妄想を表す言葉であるが、前者形容詞後者名詞である。例えば、「He is paranoid」(彼は疑心暗鬼だ)と「He has paranoia」(彼は被害妄想がある)のように使い分ける

「paranoid」を含む英熟語・英語表現

「I’m paranoid」とは

I'm paranoid」とは、「私は疑心暗鬼だ」という意味の表現である。自分自身過度疑心暗鬼被害妄想抱いていることを表す際に使われる

「paranoid」に関連する用語の解説

「paranoid(tシャツ)」とは

「paranoid(tシャツ)」は、英単語「paranoid」をデザイン取り入れたtシャツのことである。ファッションアイテムとして、独特の雰囲気醸し出す

「paranoid(病気)」とは

「paranoid(病気)」は、パラノイド型統合失調症呼ばれる精神疾患一種である。疑心暗鬼被害妄想強く他人との関係が困難になることが特徴である。

「paranoid」の使い方・例文

1. She's always been a bit paranoid about her health.(彼女はいつも健康に対して疑心暗鬼だ)
2. I get paranoid when I'm home alone at night.(夜一人で家にいると、疑心暗鬼になる)
3. He's paranoid about losing his job.(彼は仕事を失うことに対して疑心暗鬼だ)
4. She became paranoid after the incident.(その事件の後、彼女は疑心暗鬼になった
5. His paranoid behavior is causing problems in his relationships.(彼の疑心暗鬼な行動が人間関係問題引き起こしている)
6. The paranoid man thought everyone was out to get him.(その疑心暗鬼男性は、誰もが彼に対して敵意持っている思っていた)
7. She's paranoid about her appearance.(彼女は容姿に対して疑心暗鬼だ)
8. The movie is about a paranoid man who thinks he's being followed.(その映画は、自分尾行されていると思い込む疑心暗鬼男性についてのものだ)
9. He's paranoid about his privacy.(彼はプライバシーに対して疑心暗鬼だ)
10. The paranoid woman believed her neighbors were spying on her.(その疑心暗鬼女性は、隣人自分監視していると信じていた)

パラノイド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/25 05:09 UTC 版)

『パラノイド』
ブラック・サバススタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ヘヴィメタル
時間
レーベル ヴァーティゴ(オリジナル)
キャッスル→サンクチュアリ(リイシュー)
ワーナー・ブラザース・レコード
プロデュース ロジャー・ベイン
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 1位(イギリス[1]
  • 2位(ドイツ[2]
  • 12位(アメリカ[3]
  • ブラック・サバス アルバム 年表
    黒い安息日
    (1970年)
    パラノイド
    (1970年)
    マスター・オブ・リアリティ
    (1971年)
    ミュージックビデオ
    「Paranoid」 - YouTube
    「Iron Man」 - YouTube
    テンプレートを表示

    パラノイド』 (Paranoid) は、イングランドロックバンドブラック・サバス」が1970年に発表した2枚目のアルバム。「アイアン・マン」「ウォー・ピッグズ」そしてタイトルトラックの「パラノイド」など、彼らの作品の中でも最も有名な曲のいくつかが収録されている。

    概要

    バンドのデビューから7ヵ月後の、1970年9月18日にイギリス国内でリリース。サイモン&ガーファンクルの『明日に架ける橋』を追い落として[4]ブラック・サバス初の全英ナンバーワンアルバムとなった。アルバムは、1971年1月7日アメリカでもリリースされた。

    『パラノイド』はビルボードのポップアルバムチャート(北アメリカ)で最高12位を記録した。シングル曲の「パラノイド」「アイアン・マン」はそれぞれ、ポップシングルチャートで最高61位と52位に達した。イギリス国内では、シングル曲の「パラノイド」はチャート4位にまで上り詰めた。2024年3月には、定額音楽配信サービスSpotify』での再生回数が10億回を突破。また、バンドの公式YouTubeチャンネルで公開されているミュージック・ビデオの再生回数も2億5000万回を突破している[5]

    2024年7月には、オジー・オズボーンとギーザー・バトラーが出演した故郷・バーミンガムをホームタウンとするサッカーチーム「アストン・ヴィラFC」の2024~2025シーズン 新ユニフォーム & ホーム・キットCM動画で「パラノイド」が使用された[6]

    このアルバムのタイトルは当初「ウォー・ピッグズ」と名づけられていたが、ベトナム戦争への配慮からレコード会社によって「パラノイド」へ変更されたといわれている[1]。しかしながら、バンドの「ウォー・ピッグズ」への視覚解釈はアルバムジャケットに強く表れている。このアルバムのタイトルと、ジャケットに描かれた剣を持って木陰から飛び出してくる男の写真はよく調和しており、現在ではこのアルバムジャケットはクラシックなものとして認められるようになった(デザイナーはキーフ)。収録曲「アイアン・マン」は、テレビの音楽チャンネル「VH1」において「40 Greatest Metal Songs」のナンバーワンに選出された。またプロレスタッグチームザ・ロード・ウォリアーズの入場曲としても有名。

    ベースのギーザー・バトラーは後年のインタビューで、タイトル曲の「パラノイド」は、アルバム制作作業の終盤に収録曲が足りないことに気付いてその場でトニーが考えついたリフが元になって出来た曲だが、そのリフを聞いた自分とオジーはレッド・ツェッペリンコミュニケイション・ブレイクダウンに似ていると感じ却下しようとしていたと明かしている[7]

    2006年、『ギターワールド』誌の「the greatest 100 guitar albums of all time」において第6位[8]、『ローリング・ストーン誌が選ぶオールタイム・グレイテスト・アルバム500』において131位にランクイン[9]

    収録曲

    1. ウォー・ピッグス - "War Pigs" – 7:58
    2. パラノイド - "Paranoid" – 2:52
    3. プラネット・キャラヴァン - "Planet Caravan" – 4:34
    4. アイアン・マン - "Iron Man" – 5:58
    5. エレクトリック・フューネラル - "Electric Funeral" – 4:52
    6. ハンド・オブ・ドゥーム - "Hand of Doom" – 7:09
    7. ラット・サラダ - "Rat Salad" – 2:30
    8. フェアリーズ・ウェア・ブーツ - "Fairies Wear Boots" – 6:13

    参加ミュージシャン

    その他

    • キーフ – デザイン、写真、カバーデザイン
    • トニー・アラム - エンジニア
    • ブライアン・ハンフリーズ - エンジニア
    • ロジャー・ベイン – プロデューサー

    カバー

    • 「パラノイド」は、ブラック・サバスへのトリビュートアルバム『ネイティヴィティ・イン・ブラック』においてメガデスがカバーしており、ライブでもこの曲をとりあげている。また、アメリカのパンクバンドディッキーズも当曲のカバーをとりあげている。2020年11月1日には、キング・クリムゾンロバート・フリップとその妻トーヤのYouTubeコンテンツ「Toyah & Robert's Sunday Lunch」で、二人が当曲をカバーする映像が公開された[10]。なおブラック・サバスと同時期にアメリカで活躍していたグランド・ファンク・レイルロードにも同名の曲があるが、内容は全く別の曲である。
    • 「プラネット・キャラヴァン」は、パンテラのアルバム『脳殺』(1994年)の中でカバーされている。この曲は輸入CDシングルとしてもリリースされたほか、2枚組ベストアルバム『最強 - ベスト・オブ・パンテラ』(2003年)にも収録されている。
    • 「ウォー・ピッグス」は、フェイス・ノー・モアのアルバム『ザ・リアル・シング』(1989年)のなかでカバーされている。
    • 「アイアン・マン」は、カーディガンズのアルバム『ファースト・バンド・オン・ザ・ムーン』(1996年)にカバーバージョンが収録されているほか、NOFXにもカバーされている。またSir Mix-a-Lotはアルバム『Swass』のなかで、「アイアン・マン」をメタル・チャーチとともにカバーしている。2006年に、ブラック・サバスがロックの殿堂入りを果たした際、プレゼンターのメタリカが授賞式で「ホール・イン・ザ・スカイ (Hole in the Sky)」と共に披露した。
    • 「ハンド・オブ・ドゥーム」は、HIMのアルバム『Uneasy Listening Vol. 2』(2007年)にライブでのカバーバージョンが収められている。

    脚注

    外部リンク




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