ディーラー名
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 14:29 UTC 版)
ディーラー名は「ネッツトヨタ○○」の所が多い。○○の所にはその地域にちなんだ名前が入っている。特に、ネッツ店の場合は旧トヨタオート店と旧トヨタビスタ店の経営会社が違うために2社の合併が難しく、同じ都道府県に複数のネッツ店が存在することもある。参考リンク 北海道:札幌陸運支局管内では、トヨタビスタ札幌は「ネッツトヨタ道都」に社名変更している(ちなみに、ネッツトヨタ札幌とトヨタビスタ札幌は札幌トヨタグループ)。ちなみに、「ネッツトヨタ道都」は1957年に創業した「札幌トヨタディーゼル」を起源としており、ネッツ店のディーラーでは一番歴史の古い会社である。また、十勝陸運支局管内では、トヨタビスタ帯広は「ネッツトヨタとかち」に社名変更したものの、後にグループ関連会社の「ネッツトヨタ帯広」と統合・合併している(ネッツトヨタ帯広とトヨタビスタ帯広は熱原グループ)。その後ネッツトヨタとかちは統合により店舗自体を失い、本社があった建物には現在、同じ熱原グループが運営する、帯広スズキの本社が営業している。 青森県:旧トヨタビスタ青森(塚原グループ)とネッツトヨタ青森(トヨタ小野グループ)は経営会社が違っていたために、旧トヨタビスタ青森はネッツトヨタ青森と合併せず、「ネッツトヨタみちのく」に社名変更して店舗を展開している。また、ネッツトヨタ青森は一部店舗、ホームページ、CMを青森トヨタと共用している。 秋田県:旧ネッツトヨタ秋田、旧トヨタビスタ秋田とも、秋田クボタやトヨタレンタリース秋田を束ねる石井グループ(旧称・石井企業グループ)傘下であったことから、旧ネッツトヨタ秋田を存続会社として合併し、「ネッツトヨタ秋田」として営業している。ちなみに、旧ネッツトヨタ秋田の本店と旧トヨタビスタ秋田の本社は同一地にあった。また、経営母体が同じことで、従前から重複店が少なく(前述のように旧ネッツトヨタ秋田本店と旧トヨタビスタ秋田本社は同一の建物であり、ショウルーム・整備工場も合併以前より共用していた。現在は、ショウルームは閉鎖されており、事務機能のみ)、本店の近隣にある臨海店(現在は、臨海本店と呼称)のように同一敷地内にそれぞれの建物があったケースは、旧トヨタビスタ秋田側を中古車専業店に転換するなどしている。 岩手県:従来のネッツトヨタ店は「ネッツトヨタ岩手」、旧トヨタビスタ店は「ネッツトヨタ盛岡」となっており、互いの拠点が近接しているところも見られる(特に宮古市ではネッツ岩手とネッツ盛岡の店舗が隣接している)。そのためかネッツ岩手の販売拠点名に市町村名(宮古店、一関店など)がつけられているのに対し、ネッツ盛岡では販売店の所在地や目安になるもの(宮古店→磯鶏(そけい)、一関店→一関大橋など)が販売拠点名として掲げられている。 宮城県:従来のネッツトヨタ店は「ネッツトヨタ仙台」、旧トヨタビスタ店は「ネッツトヨタ宮城」となっており、岩手県のケースと同様、拠点が近接しているところも見られる。また、ネッツトヨタ宮城はテレビCMでは「ネッツトヨタ宮城」と表記されているが、販売拠点の看板は「宮城○○」(○○は地名)とネッツトヨタの表記がなく、店内の外装にネッツ宮城○○と書かれている。なお、ネッツトヨタ宮城は2021年5月1日に経営母体が同じである宮城トヨタと合併し、店舗の看板が「宮城トヨタ ○○」「(ネッツ)宮城 ○○」(○○は地名)から「MTG ○○」(○○は地名)に一新された。 福島県:浜通り地方北部、中通り地方北部、会津地方に展開するネッツトヨタ福島(旧・トヨタオート福島)、浜通り地方南部、中通り地方南部に展開するネッツトヨタ郡山(旧・トヨタオート郡山)、福島県全域をエリアにするネッツトヨタノヴェルふくしま(旧・トヨタビスタ福島)の3社があるが、その中でも郡山市は唯一3社とも販売拠点を構えている地域である。 群馬県:トヨタビスタ群馬は本社のある高崎市からとって、「ネッツトヨタ高崎」に社名変更したが、誤解を防ぐために、チラシ広告などでは「ネッツトヨタ高崎は群馬県全域が販売エリアです」と注釈を添えている。これは、群馬県内のトヨタカローラ店であるトヨタカローラ群馬とトヨタカローラ高崎が、エリア棲み分けを行っていることとの混同を避けるためである。その他にネッツトヨタ群馬もある。こちらも群馬県全域である。 千葉県:千葉トヨタ系はネッツトヨタ千葉と旧トヨタビスタ南千葉のネッツトヨタ南千葉がある。また、トヨタ勝又グループ(千葉トヨペットが母体)は東京都東部でネッツトヨタ店を展開するネッツトヨタ東都が旧トヨタビスタ北千葉を吸収した。 埼玉県:トヨタ勝又グループ系のネッツトヨタ埼玉(旧ネッツトヨタ西埼玉と旧トヨタビスタ東埼玉を併合)、母体の違うネッツトヨタウエスト埼玉(旧トヨタビスタ西埼玉)とネッツトヨタ東埼玉の3社が存在。その後、2014年5月にネッツトヨタ東埼玉が旧ネッツトヨタウエスト埼玉を吸収したため、現在は2社体制となっている。 神奈川県:ネッツトヨタ店再編当時は横浜・川崎地域を主たる営業エリアとするネッツトヨタ横浜とネッツベイシティ横浜(旧・トヨタビスタ横浜、以下ベイシティ横浜)およびそれ以外の地域を主たる営業エリアとするネッツトヨタ神奈川(以下ネッツ神奈川)とネッツトヨタ湘南(旧・トヨタビスタ神奈川)の4社体制であったが、2007年1月にネッツ神奈川が同じトヨタウエインズグループ傘下のベイシティ横浜を吸収、このとき、旧両社のエリアが重複する鎌倉・横須賀地区において店舗名が一部変更となっている。2020年5月にKTグループの神奈川トヨタ自動車が同グループのトヨタカローラ横浜、ネッツ横浜、ネッツ湘南を吸収合併しトヨタモビリティ神奈川となったため現在はネッツ神奈川1社体制となっている。 静岡県:旧トヨタビスタ店系の内、中部地区の遠州鉄道グループでネッツトヨタ浜松(旧社名・トヨタオート浜松)の子会社、旧トヨタビスタ静岡が販売権をメーカーであるトヨタ自動車に返上し、静岡トヨタ(メーカー直営会社)の傘下になったが、業績不振のため、ネッツトヨタ店再編の際にトヨタビスタ静岡を解散させ、店舗を静岡鉄道グループの旧トヨタビスタ東静岡(現・ネッツトヨタスルガ)とトヨタカローラ静岡グループの旧トヨタビスタ浜松(現・ネッツトヨタ静浜)に分割。従前より存在していたネッツトヨタ店(旧トヨタオート系)である遠州鉄道グループのネッツトヨタ浜松(旧トヨタビスタ静岡の元親会社)と、旧静岡トヨタグループであり現在はトヨタウエインズグループ(横浜トヨペットが母体)のネッツトヨタ静岡の2社と合わせ4社で営業しており、特に静岡市内では4社共市内に店舗を保有し、入り乱れる激戦競合地区となっている。なお、ネッツトヨタ浜松は2020年7月1日付で静岡トヨタ自動車へ吸収合併される予定であるが、静岡トヨタ自動車への吸収合併後も店舗名の変更は行わない。 島根県:島根トヨタグループ系は、ネッツトヨタ島根がある。また、島根トヨペット系は、鳥取県でネッツトヨタ店を展開するネッツトヨタ鳥取が鳥取県・島根県で旧トヨタビスタ店を展開していた旧トヨタビスタ山陰を吸収し、同時に島根県西部からは撤退し、ネッツトヨタ山陰に社名を変更して店舗を展開しているが、2014年8月に島根県の店舗をネッツトヨタ島根に譲渡している(ネッツトヨタ山陰は2015年1月1日にネッツトヨタ鳥取に社名を再変更)。 香川県:青森県などと同様、旧トヨタビスタ香川はネッツトヨタ香川と合併せず、ネッツトヨタ高松と社名を変更したが、ネッツトヨタ香川とネッツトヨタ高松の店舗が近接しているケースもある。そのためネッツトヨタ高松は店舗名に地名を付けることができず、店舗内に植えられている樹木を店舗名とした。
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