ダイバーシティ東京プラザとは? わかりやすく解説

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ダイバーシティ東京

(ダイバーシティ東京プラザ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/02 06:40 UTC 版)

東京臨海副都心 > 青海 (江東区) > ダイバーシティ東京
三井不動産商業マネジメント > ダイバーシティ東京
ダイバーシティ東京
手前:ダイバーシティ東京 プラザ
奥:ダイバーシティ東京 オフィスタワー
情報
開発用地 東京臨海副都心青海Q区画
住所 東京都江東区青海1-1-10(商業施設部分)
東京都江東区青海1-1-20(オフィス部分)
現状 完成
起工 2010年3月[1]
竣工 2012年3月[1]
開業 2012年4月[2]
用途 商業施設、オフィス、駐車場[2]
関係者
建築家 三井住友建設(商業施設、駐車場部分)
鹿島建設(オフィス部分)[2]
建設業者 三井住友建設(商業施設、駐車場部分)
鹿島建設(オフィス部分)[2]
デベロッパー 青海Q区画特定目的会社
管理者 三井不動産商業マネジメント(商業施設部分)
サンケイビル(オフィス部分)
事業主体 青海Q区画特定目的会社
技術的詳細
建築物 ダイバーシティ東京プラザ、ダイバーシティ東京オフィスタワー
開発面積 約32,900 m2[2]
駐車台数 約1,400台[2]
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ダイバーシティ東京(ダイバーシティとうきょう、DiverCity Tokyo)は、東京都江東区青海にある複合商業施設およびオフィスビル三井不動産商業マネジメントが運営・管理する「ダイバーシティ東京 プラザ」とサンケイビルが運営・管理する「ダイバーシティ東京 オフィスタワー」で構成されている。

概要

東京都港湾局が進める「東京臨海副都心計画」において、青海地区の約1万坪の敷地に対する事業コンペを実施。三井不動産大和ハウス工業、サンケイビルの3社にフジテレビジョンがイベントプロデューサーとして参画しコンソーシアムを形成。2007年に応募した商業と業務の都市型複合施設のプロポーザルが評価され、当選。事業が着手される[3]

事業主は先述の3社が共同設立したSPC・「青海Q区画特定目的会社」。

2012年4月にオープンした「ダイバーシティ東京」は、敷地のほぼ中央部に商業施設であるプラザを据え、北側に立体駐車場、南東部にオフィスタワーを配置。ほかにシンボルプロムナード公園沿いの賑わい演出やイベント交流、アメニティの充実を意図してフェスティバル広場も設けた[4]。またプラザ屋上には、屋上菜園(都会の農園)のほか全面緑化を実施[5]。立体駐車場外周部にも壁面緑化を施し、全体で敷地面積の約40%の緑化率を実現している[4]

名称は、一般公募3,762件の中から選ばれた候補6案より、フジテレビ主催の「お台場合衆国2011〜ぼくらがNIPPON応援団!〜」来場者による投票(152,061票)により決定、2011年8月29日の同イベントで発表された[6]。なお、名称決定前には、「アイドリング!!!」(フジテレビONE)番組内で「緊急企画!フジテレビと湾岸スタジオの間にあるQ地区の名前を考えよう!!」なるコーナーを放送(2011年6月20日)したこともあり、アイドリング!!!メンバーが発表に立ち会っている[7]

ダイバーシティ東京 プラザ

ダイバーシティ東京 プラザ
DiverCity Tokyo Plaza
店舗概要
所在地 135-0064
東京都江東区青海一丁目1番10号
座標 北緯35度37分30.6秒 東経139度46分31.3秒 / 北緯35.625167度 東経139.775361度 / 35.625167; 139.775361座標: 北緯35度37分30.6秒 東経139度46分31.3秒 / 北緯35.625167度 東経139.775361度 / 35.625167; 139.775361
開業日 2012年平成24年)4月19日
正式名称 ダイバーシティ東京プラザ[8]
施設所有者 三井不動産
施設管理者 三井不動産商業マネジメント
敷地面積 32,900 m²
延床面積 140,200 m² 
商業施設面積 49,600 m²
中核店舗 ラウンドワンユニクロZepp DiverCity(TOKYO)、ガンダムベース東京
店舗数 154
駐車台数 1,400台
最寄駅 りんかい線 東京テレポート駅
ゆりかもめ 台場駅
最寄IC 台場臨海副都心
外部リンク ダイバーシティ東京プラザ
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中庭

ダイバーシティ東京内にある商業施設で、三井不動産商業マネジメントが運営を担当する。三井不動産とはららぽーと横浜以来付き合いのあるオーストラリア組織設計事務所「Buchan Group International Pty Ltd」がデザインを監修した[9]

開業にあたっては、郊外型の大型商業施設などが設定する商圏を設けず、「劇場型都市空間」をMDコンセプトに据え[9]、国内外の観光客、ファミリー層をターゲットに開業した[10]。物販及び飲食店舗のほか、ライブハウス、アミューズメント施設等が入る。

ファッション

など

エンターテインメント施設

ダイバーシティ東京 プラザの屋上菜園(都会の農園)
実物大ユニコーンガンダム立像

フードコート

  • 東京グルメスタジアム
    臨海副都心最大級のフードコート。

ダイバーシティ東京 オフィスタワー

地下1階地上21階建て、高さ104.54mのオフィスビルである。フジテレビの部署やフジ・メディア・ホールディングス傘下各社などのほか、2013年10月末までに三井生命(現:大樹生命)が大手町野村ビルからオフィスタワーに本社管理部門の移転を完了させた[16]

アクセス

電車
バス
リムジンバス

脚注

  1. ^ a b 『近代建築』2012年5月号 p.68
  2. ^ a b c d e f 『月刊レジャー産業資料』2012年7月号 p.47
  3. ^ 『近代建築』2012年5月号 p.70 - 71
  4. ^ a b 『近代建築』2012年5月号 p.64
  5. ^ “ライフコラム エコノ探偵団「ビルの屋上で農業」 都市部で広がるのはなぜ?”. NIKKEI STYLE. (2011年8月29日). https://style.nikkei.com/article/DGXDZO43948190Q2A720C1W14001?channel 2019年11月28日閲覧。 {{cite news}}: CS1メンテナンス: 先頭の0を省略したymd形式の日付 (カテゴリ)
  6. ^ 平成24年春、東京臨海副都心地区に開業「(仮称)青海Q街区計画」施設名称を「ダイバーシティ東京」に決定』(プレスリリース)三井不動産株式会社、株式会社フジテレビジョン、2011年8月29日https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2011/0829/2019年11月28日閲覧 
  7. ^ ☆合衆国&Q地区☆ | 横山ルリカオフィシャルブログ「ルリ色日記」 2011年8月29日
  8. ^ 大規模小売店舗立地法届出内容一覧(東京都・平成24年度)”. 東京都. 2019年11月28日閲覧。
  9. ^ a b 『近代建築』2012年5月号 p.71
  10. ^ 『月刊レジャー産業資料』2012年7月号 p.45
  11. ^ ガンダムベース東京 公式サイト
  12. ^ “お台場「ガンダム」17年秋新たに公開 初代とお別れ”. 日本経済新聞. (2017年3月5日). https://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ05H5J_V00C17A3TJC000/ 2019年11月28日閲覧。  {{cite news}}: CS1メンテナンス: 先頭の0を省略したymd形式の日付 (カテゴリ)
  13. ^ TYFFONIUM 公式サイト
  14. ^ hexaRide 公式サイト
  15. ^ “カヤックの香田遼平さん、うんこミュージアムを企画 Active”. 日本経済新聞. (2019年10月4日). https://www.nikkei.com/article/DGXMZO50556890T01C19A0L82000/ 2019年11月28日閲覧。  {{cite news}}: CS1メンテナンス: 先頭の0を省略したymd形式の日付 (カテゴリ)
  16. ^ 本社組織移転のお知らせ』(プレスリリース)三井生命保険、2013年4月30日https://www.mitsui-seimei.co.jp/corporate/news/pdf/20130430_2.pdf2019年11月28日閲覧 
  17. ^ “アイシン精機、臨海副都心に人工知能の開発拠点”. 日本経済新聞. (2017年4月7日). https://www.nikkei.com/article/DGXMZO14986680W7A400C1000000/ 2019年11月28日閲覧。  {{cite news}}: CS1メンテナンス: 先頭の0を省略したymd形式の日付 (カテゴリ)

外部リンク


ダイバーシティ東京 プラザ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 14:04 UTC 版)

ダイバーシティ東京」の記事における「ダイバーシティ東京 プラザ」の解説

ダイバーシティ東京内にある商業施設で、三井不動産商業マネジメント運営担当する三井不動産とはららぽーと横浜以来付き合いのあるオーストラリア組織設計事務所Buchan Group International Pty Ltd」がデザイン監修した。 開業にあたっては、郊外型大型商業施設などが設定する商圏設けず、「劇場型都市空間」をMDコンセプト据え国内外観光客ファミリー層をターゲット開業した物販及び飲食店舗のほか、ライブハウスアミューズメント施設等が入る。 フロア構成出店店舗全店の一覧・詳細情報は、公式サイト「ショップガイド」参照

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「ダイバーシティ東京 プラザ」を含む「ダイバーシティ東京」の記事については、「ダイバーシティ東京」の概要を参照ください。

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